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花詩集  作者: 葵枝燕
16/37

壇特

綺麗な花が

いつかは散って枯れるように


溢れんばかりにあった水が

干上がってしまうように


この世に

永遠に存在し続けるものなど

ありはしない


何もかもに終わりがあって

そして

やがては忘れ去られる


そこにあったことも

そこにいたことも


それでも

私達は永遠を願う


存在を 忘れ去られはしないように

記憶から 消え去ってしまわないように


誰かのどこかに

(かす)かでも 何かをのこせるように


永遠なんてありはしない

それを知っても


私達がいたことを

その(あかし)

いつまでものこせるように

カンナ(英名:Indian-shot)

カンナ科カンナ属の花。別名、ハナカンナ、ダンドク(壇特)。七月から十月にかけて、橙色や赤色などの花を咲かせる。原産地は、熱帯アメリカ。花言葉は、永遠、尊敬。


 以上、第十六回「壇特」もといカンナの解説でした。花言葉の「永遠」から考えてみました。

 開花時期は七月ですが、こちらではもう咲いている花だったので取り入れてみました。存在感がすごい花です。確か、ブッダの血から生まれた花だという伝説みたいなのがあった気がします。なるほど、それもわかるなぁって感じがする花ですね。

 現在の目標である二十回目まであと少しです。頑張りますので、今後とも読んでいただければうれしいです。

 読んでいただき、ありがとうございます!!

――――――――――

参考資料

・浜田豊著『花の名前 —由来でわかる 花屋さんの花・身近な花522種—』、婦人生活社、[二〇〇〇年]

・金田初代文、金田洋一郎写真『持ち歩き! 花の事典970種 知りたい花の名前がわかる』、西東社、[二〇一五年]

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