厨二病患者と超能力者
厨二病
思春期特有の自意識過剰や背伸びした言動、独自の空想世界に浸る様子を揶揄したネットスラングのことである。
これを発症したやつは周りからはそれはそれはイタイ目で見られるものである。
この物語の主人公はそんな中二病患者の日常である。
オレの名前は山藤 永またの名を純白の堕天使だ。
オレは生まれてから中学二年生になるまで普通の生活を過ごしていた。ある日、いつも通りの退屈な日常を過ごし、いつも通りの時間に寝た。
そして変な夢を見た。夢の中では秘密結社ホワイトダートと死闘を繰り広げ、ホワイトダートの最高戦力、ダートを道連れにしたサンダーボルテッカーノの魂が生まれたばかりのオレの体に入っていった。そして目が覚めたとき、オレは0.2秒で理解した。オレの体には他の者たちにはない力が眠っていると。だがしかしこの力を不用意に使用すれば周りの人間に危害を及ぼし、この力を手にするために秘密結社ホワイトダートも動き出してしまうだろう。
そうなってしまうと面倒だと思い。この力は右手に封印した。しかしそのまま封印するだけだと力が溢れ出る可能性があるので右手は包帯で巻いた。これで力が溢れ出ることはないだろう。
そんなこんなでオレは高2の今でも力を封印している。毎年強くなる力を抑えるのは大変だがまあなんとかなっている。全く、常人と同じ生活をするのは疲れるぜ。
僕の名前は一ノ瀬 始高校二年生の超能力者である。僕はごく普通の一軒家に住むごく普通の夫婦のもとに生まれた。
母「イケメンねーパパの次に。」
父「かわいいなーママの次に。」
僕は生まれてから一週間で言葉を発した。
一ノ瀬「僕は何番目なの?」
母「まぁ!頭に声が直接響いてくる!」
喉を使わずに。
そして生まれて一ヶ月で歩くことができた。
母「あんよがじょうず。あんよがじょうず。」
空中をである。
なんだかこれ以上やるとパクリになってしまうから省くが、僕は超能力によってあらゆる事ができる。
主に使う能力はサイコキネシス、テレポート、アポート、パイロキネシス、テレパシー、千里眼、透視、催眠術である。パクリじゃない。
ちなみに今喋っているのは心の声だが、僕は人と話すときにテレパシーを使うため、僕が喋るときにはかぎかっこがつかないようになっている。決して面倒くさいとかではない。決して。
またこの作品のタイトルにもある通り主人公は僕ではない。あの厨二病やろうだ。
また、僕は超能力が使えることを誰にも言っていない。僕は平和に過ごしたいのだ。
さて、今日も穏やかに目立たず過ごすとしよう。




