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格好いい人と飲みたいな

今回はハガネ以外の視点を試してみます。いつも以上に読み辛かったらすみません。

自分の文を読む度に、他の方との差が激しい事を実感致します。

少しずつでも、読みやすくする様致します。もし、この書き方だと読み辛いとか、こうした方が見やすいよ、とかご意見頂ければ幸いです。

随時、直して参ります。

この拙いものを読んでくれた方もいるようなので、最後まで続けていきます。

今まで色んな方の作品を楽しませて頂いたので、一人でも楽しんで頂ける様精進致します。

《ハク視点》



 あ~びっくりした!!生まれて初めて綺麗とか言われちゃった♪

 お母さん、生んでくれてありがとう!!


 この世の全てに感謝しつつ、先程出会った男の人を思い出す。


 格好良かったなぁ・・・紳士的だし。思い返すと、手も握られちゃったし!!もう結婚するしかないよね!



 私が生まれる前から、成人(15歳)を過ぎると、皆冒険に夢中になりました。

 魔物を倒し、神の祝福を受けられれば、今までよりずっと強くなります。

 そうすれば、もっと強い魔物が倒せるようになり、稼ぎも増えます。

 なので、特に男の人は冒険者を目指します。

 貴族様でなくても、男の人はお嫁さんを何人娶ってもいいので、その為に稼いでる人が多いです。

 実際、養えるだけの財力があるのは貴族様なので、3人以上いるのは貴族様か上位冒険者位です。


 じゃあ、なんで女性も冒険者になるのか。

 

 それは・・・若くて元気な男の人はほとんどが冒険者だからです。

 村にいた若い男の人は、皆冒険に行ってしまいました。村に残っている男の人は子供か、お年寄り。それか既に結婚していて、お店とか商売をしてる人、農家や畜産をやってる人位です。

 だから生まれ故郷にいても、出会いの場がありません。

 出会いに期待して、私は冒険者になりました。

 

 冒険者の女性なんて、どの人もそんなもんだと思います。表立って、出会いの為に!なんて言う人はいませんが。

 もちろん、私も心の奥底に冒険者になった理由は隠してます。

 表向きの理由としては、出稼ぎですね。

 冒険者になる以外の女性はどうしてるかと言えば、冒険者が来る様なお店で働いてたりします。

 

 これはとても効率が良く、沢山の人に会えて良いのです。看板娘とか言われるようになったら、こっちのもんです。

 でも、競争率が高いのです。それとしつこく付きまとわれる事もあるとか。

 都の酒場で働いている幼馴染に聞きました。


 私はお店で働くのは性格的に難しそうなので、冒険者を選びました。

 PTを組めば結婚出来る!と思ってましたが・・・その頃の私を殴りたいです。


 基本的に私はとろくさいみたいです。PTに入っても上手く話せず、メイジとしての役割もちゃんと出来ていません。

 そんな事だから、さっきもPTの人から またいつか と憐れむような目で言われてしまいました。


 落ち込みながら歩いていたら、森から人の声が聞こえて駆けつけたのです。


 

 駆けつけて良かった~~~!!!出会えたもんね!!

 

 でも名前も聞けなかったな。また会えたらいいんだけど。

 あの人メイジなのに変わった装備だったな。森でソロ狩りが出来る程強いって事かな?

 森でソロをする人は聞いた事がありません。ファイターさんだってやらないと思います。

 しかも凄い数に襲われて、最後の1匹までは減らせたみたいですし、きっと凄い人だと思います。

 私と結婚してくれたらいいな。

 今回助けたお礼に、結婚してくれないかな?


 そんな事を考えながら、村へ戻りキョロキョロしてみたが、あの人はいない···。

 ガッカリして宿に帰り、身体を拭いて酒場へ向かいました。部屋から下に降りるだけだけど。

 酒場でも出会えるって聞いた事あるし!!



 ガヤガヤしてるなぁ。席が空いてない。私はとろくさい上に、きっと間も悪いのだ。

 入口で所在無さげに立ってると、店員さんに相席で良いか声をかけられたので、喜んで了承した。出会いのチャンスかも?


 その席へ近づいたらなんと・・・



「あ・・・先ほどの・・・」

「おぉ!お陰様でこうして酒場にも来れましたよ!」



 神様ありがとう御座います!!! 

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