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12月31日・前編

閲覧ありがとうございます!それではお話の始まりです―――

 俺はその夜、夢を見ていた。ひかりと共に町へ出かける夢だ。

 みやこと2人で出かけたことに対する埋め合わせとして2人で出かけることになり、麓のバス停から市内へと向かっている最中だった。


「今日は楽しみだね~。ね、お兄ちゃん!」


 ご機嫌な光が俺に声をかけ、腕にもたれかかってくる。その様子を見ながら俺は思わず微笑む。

 バスは何事もなく道路を進んでいた。辺りはのどかな田園風景が広がり、夏ごろなら田畑で作業する農家さんの姿が見えていることだろう。それくらい何もない、のんびりとした風景。

 だが、その中を進んでいく俺たちには災難が降りかかってきた。


「次はー・・・」


 バス車内にアナウンスが流れた、その瞬間。突然体が左右に揺られる感覚と共に一瞬の浮遊感を覚えると、俺たちは近くにあったポールへと重力にしたがって突っ込んでいく。

 次の瞬間、左手に強い衝撃。と同時に顔へ向かい降り注ぐガラス片。


(光!)


 俺がそう心の中で叫んだ次の瞬間、全身に強い痛みを感じて俺は意識を手放した。




 次に目を覚ましたのは病院のベッドの上。酸素吸入器を口に取り付けられ横たわる俺は、何があったのかを理解できずに天井を見上げる。


(・・・見えない)


 そうして気づいたのは右半分の視界が真っ暗なこと。おそらく、降り注いだガラス片で視力を失ったのだろう。そして次に気づいたのは、思うように動かない左手。


(・・・折れたのか?)


 動かない左手を無理矢理動かそうとしてみる。すると、わずかにだが動いた感覚がした。骨が折れていると思っていたが、不思議と痛みは無かった。もしかして折れていないのだろうか。

 そう思い、ぼんやりとした意識の中で体を起こそうと試みる。だが体はピクリとも動かず、まるで岩のようだった。


あらた、起きて・・・!?」


 すると不意に、俺がいる病室に見知った顔ぶれが姿を現す。地元の友人たちに加え、両親の姿もあった。

 皆は俺に驚いた視線を向けると、一斉に病室内に入ってくる。対する俺は何が何だか分からずにぼんやりと近づいてくる友人たちを見やる。


「新、目が覚めたんだな!」


 病室に入る時に声を出していた林太りんたが俺の左側へ立ち、声をかけてくる。対する俺は動かない左手を動かそうとするが、先ほどと同じように動く感覚はするが林太がそれに気づいた様子は無かった。

 それから皆が代わる代わる俺に声をかけてくる。そうこうしていると、誰かから俺が目を覚ましたことを聞いたのだろう、看護師らしき男性と女性が姿を現した。


平戸ひらと君、気分はどうですか?」


 男性がわざわざ皆がいる方とは逆に立ったようで、俺の右手を触りながら脈などをチェックしている様だった。

 そんな男性に対して頷く。すると、男性と共に来た女性の看護師が、俺の口にしてある吸入器を外しながら尋ねてきた。


「大丈夫?話せますか?」


「は、い。あの、右目は・・・」


 俺が口を開くと、少しためらったように口を開く。


「今から簡単に症状をお話します。――右目は失明。左腕は肘から先を切断になりました」


 看護師の女性から告げられた言葉。その言葉の意味が理解できなかった俺は言葉を失い、しばらくその言葉を頭の中でループさせる。だが理解することは出来なかった。

 その後医者が来て色々と話をしていったがほとんど頭に入ってこなかった。いきなり左腕を半分失ったことや失明したことも原因だったが、一番の原因は光の安否を確かめた時だった。


弓田光ゆみだひかりさんは――残念ながら亡くなりました」


 その一言を聞いた瞬間、俺はまさに地面が崩れ落ちる感覚を味わい、その後の話が全く入ってこなかったのだ。


「新・・・」


 医者が話を終えて病室から去って行くと、母が俺の頬を撫でた。多分、俺の気持ちを察したんだと思う。・・・母にとっても光は娘同然だったのだから。

 だが当の俺はそんな母の気持ちなど知らずに、視界に映る天井を見ながら絶望に飲まれていった。

 ――それからどのくらい時間が経ったのだろう。気づけば俺は、光との思い出の場所で自ら命を絶っていた。




 翌朝、俺は夢から覚める感覚と部屋に差し込む朝日を同時に味わいながら目を覚ました。目を覚ましぼんやりとしていた俺は、不意に頭の中に出てきた夢の内容を思い出す。


「光!」


 夢の中で命を落とした少女の名前を叫ぶ。それと同時に俺は、右腕にくっつきながらすやすやと寝息を立てる光の姿を見て安心する。


(一体何だったんだ・・・)


 昨夜見た夢。その内容は、もし昨日俺が光と出かけていたらあり得たかもしれない出来事だった。

 だが、なんでそんな夢を見たのかが分からない。・・・考えられるのは昨日のニュースか。あのニュースが言っていた事故が起きた時間は、一昨日にちょうど俺とみやこが乗ったバスの一本後のバスだ。もしかすると、俺たちが事故に遭った可能性を考えてしまったからあんな夢を見たのだろうか?


(まあ、所詮は夢だ。気にすることもないだろ)


 俺はそう思いながら首を振る。そうしてそのまま、空いている方の左手で光の頭を撫で始める。すると光はくすぐったそうな表情を浮かべた。・・・そういえば昔は、よくこうやって寝付けない光の頭を撫でてやったっけ。


(・・・俺は光のことをどう思っているんだろうな・・・)


 光は幼馴染であり、妹みたいな存在だ。だが、俺が光に抱いている感情って家族に向けている物なのだろうか?俺としては少なくとそう思っているのだが、なぜかそうではないと言っている自分がどこかにいる気がする。――しかも、友情や恋愛感情でもない、また別の何かのような気が。


(俺は光が俺に依存していると思っていたが、やっぱり俺も光に依存しているんだろうか・・・)


 少なくとも、夢の中で自殺した俺には間違いなくそんな気配があった。それは「盲目的な信仰」とでも言えばいいのだろうか?他に適切そうな言葉が出てこないが、一番近いにはこの言葉だと思う。

 だが考えども考えども答えは出てこない。――そもそも、依存している人間がそれを自覚できるのだろうか?


「・・・まあ、光が笑顔でいるんならいいか」


 今、隣で寝ている光が幸せそうなら問題はない。そう考えることにした俺はそのまま光の頭を撫でながら、次第に夢のことを忘れていった。

 そうして俺が目を覚ましてから1時間後。不意に居間につながるふすまが開くと、祖父が顔を出した。


「新、光。朝ごはん、できとるぞ」


 俺の布団に入っている光を見ながら声をかける祖父。


「うん、分かった。・・・光、朝だぞ」


「ん~あと5時間・・・」


 俺が光を揺すると、一昨日も言っていた台詞を口にする。


「5時間だと昼前だぞ?・・・お兄ちゃん、もう行くからな」


「やだ!――あ、おはよう、お兄ちゃん♪」


 対する俺も決まり文句を口にする。一昨日は空振りに終わった目覚ましだが、今回は効果抜群だったようで、光は一瞬にして目を覚ます。・・・というか、前回みたいに空振りする方が珍しかったりするのだが。


「おはよう。朝ごはん出来てるって」


 その言葉を聞いた光が脱兎の如く居間へ直行し、俺と祖父はその後ろ姿を見て思わず苦笑する。


「あら、おはよう、光ちゃん。新君も起きてるの?」


「おはようございます、平子ひらこさん。お兄ちゃんならおじいちゃんと一緒にいるよ」


 そう言いながら俺たちの方を指さす光。すると、俺たちが苦笑していることに気づいたらしく、不機嫌そうに頬を膨らませ始める。


「むー、何で2人とも笑ってるの?」


「いや。みやこと楽しそうに話してるなと思ってな」


 俺は誤魔化しながら口にする。すると、まるでハムスターのように頬を膨らませつつあった光の頬が、フグのようにどんどんと膨れ上がっていく。


「・・・光?なんでそんなに不機嫌そうな表情になるんだ?」


 あからさまに不機嫌になっていく光を不思議に思いながら声をかける。すると、みやこの方が俺を手招きしていつも座る場所を指さす。

 俺は訳が分からずに、みやこに促されるまま座る。すると――


「光ちゃん、新君がいっぱい甘えて良いそうよ」


 俺が座ったことを確認したみやこがそう口にする。


「え、俺そんなこと――」


「本当!?なら遠慮なく♪」


 みやこの台詞を聞いた光が、目を輝かせながら俺の台詞をぶった切る。そうしてあっという間に俺の膝の上に座ると、俺の顔を見上げてきた。


「お兄ちゃん、ひかりにご飯食べさせて?」


 上目遣いに俺の瞳を覗き込んでくる光。その姿についスイッチの入った俺は、甘やかしモードへと入っていった。




 光を散々甘やかしながら朝食を終えた俺は1度家に帰るみやこを送るために、彼女と共に冬の寒さの沁みる冷たい朝の空気の中を歩いていた。


「ねえ、新君」


 2人で静かに道路を歩いていると、不意にみやこが声をかけてくる。いつもは俺の方から声をかけるため、みやこの方から声をかけてくるのは珍しかった。


「ん?なんだ、急に」


「いつ埼玉に帰るの?できればその、見送りとかしたいんだけど・・・」


 彼女が急に声をかけてきた理由はどうやら俺の帰る日を聞きたかったらしい。


「4日に帰る予定だけど、別に見送りとかいいぞ?そんなことのためにわざわざ時間を取らせるのも悪いし」


 みやこの言葉にそう返す。「薄情な奴」だとか思うかもしれないが、俺としてはこの寒さの中、見送りのためだけに2時間歩かせるのはなんだか申し訳ない気分になるのだ。

 だがみやこの方は俺が帰る日を聞くと、一瞬青ざめた表情を浮かべたかと思うと、血相を変えたように口を開く。


「ねえ、帰る日ってずらせる?無理なら最悪午後でもいいの。絶対に1月4日の午前中には帰らないで」


 まくしたてるように口を開くみやこ。そんな彼女を落ち着かせるように俺は口を開く。


「ちょ、ちょっとまて。・・・ずらせるとは思うんだが、なんで4日は駄目なんだ?」


「え、あーっと、その・・・」


 俺がそう尋ねると、途端に口ごもるみやこ。その姿は何かを隠しているようだった。

 こちらとしても理由が無ければ両親に話を通すことはできないし、個人としても承諾は出来ない。それが俺の思っている本心だ。――だが今回俺が理由を尋ねたのは、みやこにカマをかけてみようと思ったからでもある。


「――その、なんだか悪い予感がするのよ。ほら、なんていうか、直感っていうやつ?――とにかく、4日に帰るのだけはやめて欲しいの。・・・それから、午前中も出歩かないようにしてほしい」


 そのみやこの答えを聞いた瞬間、俺はあることを確信する。――どういう訳か、彼女は未来が見えている。おそらく今回言い出したこともそれゆえだろう。

 だが「未来視」や「直感・予感」で納得できる人間がどれだけいるだろうか。所詮、勘なんてものは大して当てにならないし、未来が見えると言っても未来なんてその時々の行動で変わる。――本当の意味で「未来が見える人間」なんてものは世界中のどこにも存在しないだろう。そんな力には大抵の場合、何かしらのカラクリがあるからだ。


「・・・悪いんだが、そんなので納得できる奴がどこにいるんだ?所詮、勘は勘だろ?ちゃんと理由を話してくれよ」


 みやこの答えに対して俺はあえて冷たく言い放つ。


「・・・お願い。4日には絶対に帰らないで。でないと――」


 あなたが死んでしまう。


「・・・・・・は?・・・いや、待て。それってどういう――」


 みやこの言葉を理解できなかった俺は、思わず呆けた声を上げ、さらにみやこに詰め寄ろうとする。だがその瞬間、俺の脳裏に何日も前に夢で見た光景が浮かぶ。

 スリップしたトラックに轢かれそうになるみやこを助けるために飛び出した俺。あの時は自分が自分じゃないような感覚がした後に意識が途切れたが、今は最後の瞬間までしっかり思い出せる。夢の中の俺は、みやこを助けようと飛び出して死んだのだ。


「――っ、まさか、な・・・」


 次の瞬間、頭を駆け巡ったのは目の前にいる少女が言っていた「大事な人を亡くしたことはあるか」という質問。その時彼女は「自分を助けてくれた人」と言っていた。もしもそれが俺だったら――?


(いや、そんな都合の良い話があるか。そもそも、みやこを助ける夢を見た時、俺は少なくとも高校生だった)


 俺は即座にその可能性を否定する。だが、それと同時に再び頭の中へ戻ってくる昨日見た夢。

 その瞬間、まるで点と点が線で繋がったような感覚を覚える。


「・・・詳しい訳は聞かない。その代わり、母さん達への言い訳を一緒に考えてくれ」


 先ほどまでとは態度が全く異なる俺に驚いた表情を浮かべたみやこだったが、すぐに頷くと両親への言い訳を一緒に考えだしたのだった。




「それじゃ、帰る日は6日にずらす方向で」


 あの後2人で話し続けた俺たちは、みやこの実家である「料亭・宮川」の前でも両親への言い訳を考え続けていた。そうして言い訳がまとまった頃に俺が口にしたのがそれだった。


「ええ。・・・ありがとう」


「何がだ?」


「別に」


 みやこはそう言い残すとそのまま家の中へと姿を消していく。俺はそのまま少しの間そこに立っていると、家の中から楽し気な声が上がり始めた。


(・・・帰るか)


 その声が聞こえると、俺は家に向かって歩き出す。

 みやこの家と祖父の家はわずか数分の距離ではあるが、その間に俺は先ほど感じた感覚を纏めていく。


(数日前に見た夢と昨日見た夢。どちらも俺の知らない、でもありえそうな夢だった)


 みやこと光。2人の少女との別れともいえるその夢たちは、今までのみやこの行動を裏付ける重要なファクターとなっていた。

 まずは数日前に見たみやこを助ける夢。あの時俺は、おそらく見ず知らずであった彼女を助けようとしたんだろう。そうして彼女は助かり、俺は死んだ。

 次に昨日見た夢。こちらは昨日、もし光と市内へ出かけていれば起きていたかもしれないというレベルの内容だが、あの夢の中でも俺は最終的に死んでいる。

 だがどちらの夢も、その直前に印象付けられるような「何か」があったからこそ見た夢ともいえる。しかし、その前にはみやこの不可解な言動があったことも事実だ。それはまるで、夢の内容から遠ざけようとしているような、そんな感覚。

 そして今回、彼女は「あなたが死んでしまう」と口にした。もしも、俺が見たあの夢たちが「別世界で実際にあったこと」なら?それならみやこが俺が命を落とす可能性のあることから遠ざけるような言動や不可解な言動、それから俺が見た夢たち。そのすべてのことに説明がついてしまう。


(いや待て。そもそもなんでみやこはそんなことを知っているんだ?)


 そこで至極当然の疑問へと行き当たった俺は「タイムリープ」という言葉を思い出す。その言葉は「意識のみ過去や未来の自分へと乗り移る」という意味を持つが、もしもそれならば、急に現れた祖父の介護をしているみやこという少女が、俺に接点を持とうとした理由も説明できる。

 だがタイムリープなどというものは物語の中だけの世界だ。


(・・・でも、これ以上にピタリと当てはまる考えもないんだよな)


 普段ならそんな非現実的なことを認めることは無いが、どういうわけか、今回だけはなぜか確信を抱いていた。




 その後帰宅した俺は早速母親へ連絡を取り許可が出た俺は、新幹線の切符の変更をするために津山駅へと向かっていた。

 年末年始なため窓口が開いているか不安だったが、問題なく切符の変更を終えた俺は、一昨日みやこと来たショッピングモールで年越しうどん用の麺と昼食用の惣菜を購入し、バスに揺られている最中だった。


(・・・なんだか、こうしてバスに乗っているのも怖くなってきたな)


 ぼんやりと窓から外を眺めながらそんなことを想う。きっと夢を見たり、みやこの隠しているであろうことに気づかなければこうして景色を見るだけだったのだろうが、いつあの感覚が現実に降りかかるか分からないと考えてしまうと、恐怖以外の何物でもない。――ちなみにだが、昨日事故を起こしたバスが通っていたルートとは異なるルートを通るバスであり、事故が起きた方のルートは本数を減らした上で一応運行している。

 そのままぼんやりと車窓から見える景色を眺めていると、俺が降りるバス停を知らせるアナウンスが鳴る。

 思わず聞き逃しかけた俺は急いで停車ボタンを押すと、荷物を再度確認する。


(スーパーで買った食料品、それからポケットに切符。よし、問題なし)


 やがてバスが停まると料金を払って地面へと降り立つ。


(そういえば、ここでみやこと初めて会ったんだっけ)


 不意にみやこと出会ったときのことを思い出す。


(たしかあの時は夕暮れ時で、みやこの髪がきれいに輝いてたんだよな・・・)


 その時夕日が見えていた方向を見る。そうしていれば、なぜかは分からないがあの時見た光景が再現されるような気がしていた。


(・・・なんでいきなりそんなことを思ったんだろうな、俺は)


 すぐに首を振り我に帰る。だがあの時のみやこはまるで――


(――まるで?)


 その先を紡ごうとして、不意に自分自身へと疑問を抱く。一体、まるでなんなのだろうか。


(・・・好き、なのか?俺はみやこのことが)


 自分自身に問いかける。だが、答えという答えは返ってこない。

 そもそも、初恋自体まだしてないんだ、今自分が誰かを好きになっているのかなんて分からない。――ていうか、別にみやこのことを思ってやまないわけでもないし、異性として気になる訳でもない。


(・・・とりあえず帰ろ)


 そうして俺はすべての思考を放棄すると、真っ直ぐ家に向かって歩き出したのだった。

タイムリープしたい。


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アルファポリス様、pixiv様でも同名で活動中です!

良ければ各サイト、それからなろう連載の別作品もよろしくお願いします!

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