社長兼学生の日課。その3
ついに10話目ーーー。
どーん
「以上が現在の討伐数ランキングと依頼達成数のランキングです」
「なるほど。ありがとうシロ。相変わらずこの二人が1位か」
「そうですね。依頼達成の方はまだしも、討伐数の方はあのアホ女を抜ける者は中々現れないかと」
「まあね。連絡は全然取れないけどね」
まぁ、仕方ないか。
この結果は後でらぶぴ社員専用のグループSNSに貼ってもらうか。
「分かった、報告ありがとう。リリィ?これ後で社用グループに投げてて」
「了解で~す」
「さてと、これでひとまず終わりかな。特に共有事項がなければミーティングは終了で」
「私から特には」
「同じくです~」
「了解。仕事に戻っていいよ。それとリリィは机の上の領収書の山を何とかするように。シロ、この後の僕の予定はどうなってる?」
「は、はい…すみません…。失礼します~」
リリィのあの机はどうにかしないとな。
お客さん用のカウンターからも丸見えだったし…
ちゃんと経理管理出来てるのかが不安だ。。。まぁ、シロもいるし大丈夫だとは思うけど。
「クロ様の本日のご予定このようになってます」
ん、わざわざ紙におとしてくれたのか。
秘書としてのシロは優秀だなー。人として残念なとこがあるけどね…
現在、15時25分
――――
15:30~
冒険者ギルド ヤマト様来訪(30分)
16:00~
各定例報告資料のチェック
稟議確認
17:00~
エーテル商会代表 ククリ様来訪
17:30~
各支部長定例ミーティング
18:00~
ファミリア連合会ミーティング
19:00~
ファミリア連合会(会食)
――――
…うん、死ねるね。
ほんとそれな。
休憩とか休みの文字がないところが、もうブラックだなホントに。
「はぁ…まぁもう仕方ないか。んじゃ、ヤマトさん来たら部屋に通して。それまでは各メンバーの報告でも眺めとくよ…」
「御意。では、私も業務に戻りますね」
「わかったー。あ、シロ?アイスミルクちょうだいー」
「畏まりました」
バタンッ
シロがペコリと一礼して、部屋を出た。
部屋で一人、椅子に腰かけて溜め息を吐く。
(はぁーーーーーーぅ…。学生との両立キツいなー)




