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王女の側近騎士は実は〇〇〇だった!?  作者: 十道 鉚
運命の出会いが世界を動かす風になる
3/70

一話3 出会った相手はモノホンの王女様

3です。引き続き見てくださると幸いです。下手だの上手く書け、文脈おかしい等のコメント頂ければ喜びます。


「何もない事!それぐらいかな」


ひとしきり自分の事を喋った俺はなぜか目の前で頭を抱え唸る彼女に疑問を抱く。


「どうした?」


「違うの!なんか違う~!私が知りたいのはあなたのどうでもいい個人情報じゃないの!しかも肝心なところは黙秘ってなんなのよ!」


確かに俺が話した内容ははっきり言ってどうでもいい事だ。でも実際話したらまずい事になる未来しか見えない。


「だから言えないって言ってるだろ!?」


「今私が知ってる情報って貴方の名前はネロ・ジクローグで出身地は言えない。趣味は買い物、好きな物は本で嫌いなものは蜘蛛。

旅の目的は言えなくて特技は何もない事?ただの自己紹介じゃない!!!!!」


「だから言えることって言ったらそれぐらいなんだって」


「私結構重要な事言ったわよね!?結構ぶっちゃけたぐらいのこと言ったわよね!?」


「情報提供ありがとうございました」


重要な情報を提供してくれた彼女に誠心誠意込めた綺麗なお辞儀を繰り出す俺に向かって彼女は頭にかかと落としを繰り出した。


「ぬぁ!?」


お辞儀をしていたせいで不意打ち気味にかかとを食らったせいで変な声を出してしまう。


「いきなりなにするんだよ!俺がお辞儀するなんて奇跡のレベルだぞ!アウロラだけに!」


俺の言葉を聞いた彼女はしばらく冷たい目で俺を見つめてくる。


「それにだな!?別に俺とおま・・そういえばお名前は?」


「ロロ」


これだけ話したのに名前も知らないなんてすこし変な話だが・・・。


「俺とロロさんと」


「呼び捨て!」


「ロ、ロロとはこれっきりの仲なんだから・・」


そうこのロロという彼女とはただ騒ぎから逃げた仲であってこれからも交流を深めていくわけじゃない。


「何言ってるの?」


しかし俺のそんな考えを砕くように首を傾げた彼女に俺も同じく首をかしげる。


「何言ってると申しますと?」


「貴方これからしばらく私の騎士になってくれるんでしょ?」


騎士?騎士と言うと姫様とか王様を守るためだけに生まれたあの不遇の職だ。まあくまで個人的な感想だが。


「は!?いやなんでそうなる・・・の?」


そういえば一騒動の時に彼女の護衛とか言ってたような~。


「いやしかしあれはその場を乗り切る口実と言いますか~・・・」


「言ったのには変わりないわよね?」


「待つんだ、俺を騎士にするよりもっと腕の立つ奴がいるはずだ!」


「さっきの騒動で武装した六人を剣無しで捌きったり私を抱えながら家を軽々と飛んでいくほどのあなたより腕の立つ護衛とかそういないでしょ」


確かに・・!自分でも納得してしまうほど見られては言い逃れもできない・・・。しかも言い訳を考えうとするがどう考えても返される気がしてならなかった。


それでも考えるのに必死になっている俺とはは裏腹にロロはニコニコと俺の返事を待っていた・・・。


「わかったよ・・ロロの騎士として一緒にいるよ」


とうとう折れた俺に彼女は満足げに腕を組んだ。


「わかればいいのよ」


勝ち誇るように無い胸を張るロロ。普通なら半ば強引に騎士にされていい事は無いんだが彼女を見るとなぜか騎士でもいいかとそんな事を思ってしまった。


「よし!そうと決まれば早速行くわよ」


「行くってどこに?」


俺の定番のような質問にロロは呆れ半分に腰に手を置くと、


「そんなの決まってるじゃない、私の家によ」





「おい、ロロ。お前のフルネーム言ってみろ」


壁には様々な装飾が施され、民家一軒が入るほどの広さをした少しばかり見たことのある大広間で俺はロロに問いかけた。


「?ロロ・クロア・バルネスタだけど?」


ビンゴだ・・。薄々気づいてはいたがまさかと思ってきてみれば案の定。


「バリバリの王女じゃないか・・」


「そんなの当たり前でしょ?騒動の時にあの騎士たちが王女王女って散々言ってたじゃない。」


「確かに言っていたけども・・・普通信じないだろ・・」


しかし今俺のいる場所はこの国バルネスタ王国お中央に存在する国の象徴とする城の中だ。


この城には平民は勿論、貴族ですらそうそう入れない所だ。なのにロロは顔パスですんなりと中に入って行った。


「まぁいいわ、それより私の部屋に行きましょ?お父様に会うのは明日でいいし。」


「王に会うのか!?俺が?」


「えぇそうだけど・・何か問題でもあるの?」


「そんなこと無いこともないが・・・ってあるから!問題大ありだから!まず素性もわからない俺なんかを王に合わせるのはまずいだろ!?」


「大丈夫よ、だって貴方からそういう邪な感情は無いもの」


「なんでわかるんだよ・・」


「魔法よ」


「お前・・なんでも魔法って言えば許されると思うなよ・・?」


「その様子だったら問題ないわね」


いや、結構問題なんだが・・いや、待てよ?考えろ俺。今後ロロの護衛としてこの城内をウロウロすることになるだろうし、ダールとどうせ会うんだ。本当の事を話した方がいいかもしれない。


「でも変ね、私は当然として貴方がなんで止められずに入れたの?私の友人だって一度声を掛けられるのよ?」


「あ~それはだな・・」


と、言い訳を考えていると所で大広間の階段から見覚えのある金髪の剣士を見つけると俺はすぐ傍にあるソファにダイブした。


「なぜジークがここに!?」


「ちょっといきなり隠れて驚くじゃない」


「静かにしてく・・・」


と、ロロに静かにするように言っている最中に。


「む、今聞き覚えのある声が聞こえたような・・」


突然振り返る剣士に俺は息が止まるが。


「気のせいか・・・」


そう言って金髪の剣士は中央の入り口から外に出て行った。


「どうしたのよ、いきなり隠れたりして・・知り合いでもいたの?」


「あぁちょっとな・・」


「あ、もしかしてジークフリートの事!?」


「知ってるのか!?」


「え、えぇだってここ最近人を探してよくこの城に来るわ。なんでもお父様のご知り合いがいなくなったそうよ。でもあの金髪剣士、私に声をかける時事もあろうに私を子供扱いしたのよ!?」


そういえばあいつ女の年齢基準を胸の大きさで決める変態野郎だったな。


「ロロ、行くわよ」


でもその前になんでジークがここに来てるんだ?人探しだけでこの城には入れないはず・・。


「早く行くわよ~!」


「痛い痛い痛い!!行くから!一人で歩けるから!まずどこに行くんだよ!耳引っ張るのやめろ!」


「無視するからよ!」

読んでくださりありがとうございます。自身でも見直しや誤字脱字の改稿を行っていますが改善点、不満などビシバシお願いします。読んでくださりありがとうございました

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