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外国に あきなふために 糸をとり またはたおりて はげめとぞ思ふ
昭和22年 折にふれて
戦後2年目の歌です。敗戦後、ご巡幸が昭和21年から始まっているので
巡幸の際に見た風景について詠まれたか、国民の様子を報告を受けたか。
はた織りは アメテラスオオミカミ も行っていたことですね。
よく考えてみれば
神様みずから働いている・・・日本人は民も神も働き者ですね。
そこで返歌です
はたおりの乙女と神は 糸つむぐ
すめらみことの励ましぞ うれし
※この御製は
「昭和天皇のおほみうた」著者 鈴木正男
という本を参考に書いています。
天皇陛下の歌を網羅しているのと、それに対する背景 時勢を書いているので
とてもわかりやすいです。