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国のために祈る 孝明天皇も
今日は変則的に他の天皇の御製を紹介します。
孝明天皇(1831-1866年)幕末
朝夕に 民安かれと 思ふ身の
心にかかる 異国とつくにの船
おなじく孝明天皇
澄ましえぬ 水に我身は 沈むとも
濁しはせじな 四方よもの民草
最後に 昭和天皇です 昭和50年
わが庭の 宮居に祭る 神々に
世の安らぎを 祈る朝々
全身全霊で毎日毎日 民の為に祈っていただいているのが伺えます。
昭和天皇に限らず代々天皇陛下は祈りをささげているのですね。
※この御製は
「昭和天皇のおほみうた」著者 鈴木正男
という本を参考に書いています。
天皇陛下の歌を網羅しているのと、それに対する背景 時勢を書いているので
とてもわかりやすいです。