この世界を見せてあげる
初めて小説を書こうと思いました、
私の作品がいいのか悪いのか分かんないですけど誰かに面白いって思っていただけただけで嬉しく思います。
感想も頂けると非常に心強いです。
大きくなったら何になりたいですか
私は大きくなったら、なったら
何になりたかったんだろ。あたし。
ぴー、ぴー、ぴー、
目が覚めて、部屋の天井を見つめる。
ぴー、ぴー、ぴー、ぴー、ぴー、ぴー、
バンッ!スマホのアラームを思い切り止める。
誰しも考えたことがある
地球が終わる時、最後に何したい?っていう質問。
お金をパーっと使ってしまうだとか
家族と過ごすとか
銀行強盗をするなんて答えをする人もいる。
小さい頃のあたしは美味しい物をいっぱい食べるって言ったっけ。
でも今のあたしは答えることができない。
今までは妄想の話だったから。
あたしが高校生になった今はもう違うんだ。
西暦 20XX年
とある有名な預言者が発表した予言にはこう書いてあった。地球が滅びる日は近い。
来年の1月1日。つまり新年。
つまりもう一年もないんだ!
「ねぇ、ほんとに滅びるのかな、地球ー。」
夏の太陽が照りつけた机が熱い。
「〇〇またその話?もう飽きたよ。」
「いやそりゃそうだけどさ。でも大人達は結構騒いでるよ。ニュースで取り上げられてるの知らない?地球が滅びるまでのカウントダウンしてんだよ。」
「あほらし。っていうか〇〇好きな人できたでしょ。スマホ見過ぎ。」
〇〇は露骨に焦り出す。面倒くさいから話題を変えようと思ったのに、誤算だった。
「後で話すから!しーっ。」
「わかった、わかったから。」
チャイムがなって先生が教室に入ってくる。
〇〇は急いで自分の席に戻っていく。
絶対、喋りたかったんじゃん。
でも話してくれる事が嬉しい。
だってあたし男好きだから。
まずは完成させられるように目指します。
読んでいただき本当にありがとうございます