表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
悪党の食卓。 --王妃の実家は、たぶん黒幕説。--  作者: マイネ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

23/51

アリスのお楽しみ計画 ○アリス○

アリスです。短めです。



第3段階終了から2週間後

アカデミー・ティールーム

アリス



 アリスは派閥の令嬢達(おともだち)と、お茶会を楽しんでいた。



「皆様ごきげんよう?」


 声をかければ、集まってくれた令嬢達は、口々に挨拶を返してくれる。



 令嬢達の美しいお顔には、以前とは違って、可愛らしい笑顔が溢れている。



 …当然かしら?



 邪魔な女は、他所へ行った。



 そして、今まで対岸の火事だとこちらを嘲笑っていた、敵の第一王子殿下派閥の令嬢達が、連日激しい怒りで肩を震わせ怒り狂い、嫉妬に燃え上がっている。



 そんな様を見て、面白くないはずがなかった。



「皆様、今回はご協力して頂き、ありがとうございました。心より感謝致しますわ」



「こちらこそ、ありがとうございます!」


「本当ですわ。あちらは大変そうで…胸がスッとしましたわ!」


「ええ!私達の事を嘲笑っていた、あの人達の表情…本当に最高ですわ」



「…ジーク殿下がお戻りになっても、この状況が続いたら良いのに…」



 最後の1人の言葉で、場には静けさが漂う。



 当然の懸念事項だろう。



 皆も同じく不安に思ったのか、その言葉を受けて、表情が重く曇る。



 けれど、そんな空気は吹き飛ばすかのように、晴れやかな声に乗せて口を開く。



「皆様、ご安心くださいませ。お忘れかしら?


 彼女は既に、ベルトハイドの獲物ですわ。


 だから、皆様がご心配するような事態は、決して起こりませんわ。


 私、アリス・ベルトハイドが保証いたします」




 アリスの力強い言葉と笑顔に、令嬢達は安心し美しいお顔には、再び花が開くように笑みが溢れた。



 皆が明るく朗らかで、楽しい時間を過ごしていた。



 けれど、アリスは口を開く。アリスの目的は楽しいお喋りだけでは無かった。



「…皆様、今日お集まり頂いたのには、別の目的がありますの。…一緒に楽しい事を致しましょう?」



 そう言ってアリスは、無邪気に微笑んだ。




 王位奪取計画・第三段階・種蒔き。

・アリスが令嬢達を招待する


 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ