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拾われた猫。  作者: 佐雲
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序章


初めまして


佐雲です


今回初めて小説を書かせていただきます


つたない所も多々あると思いますが、


最後まで温かく応援していただけると嬉しいです


誤字脱字気づいた点がありましたら、


教えていただけると幸いです


感想等お待ちしております





私の中には何も無い。



心臓が血液を全身に送って、脳が信号を発信してるだけ。




私は刀を振るう。



理由なんかない。



強いていうなら、仕事を頼まれたから。




殺し屋〝Noah〟。



それが私の仕事。



本名は香月雨<カヅキアメ>。




名前を呼ばれるのは学校にいる時だけ。



かろうじて自分の名前を忘れてない。




月が私を照らす。





真っ赤な血に塗れた私はどれだけ醜いだろうか。




普通の人なら気になるであろう事だが、私にはどうでもいいことだった。






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