私に近づき過ぎなのよ!
気が付けば、、、?
私の横にいたり、私との距離が近い男がいる、、、!
この男には、距離感と言うモノがないのか、、、!?
私の顔を覗き込むぐらいの近さで私を見てくるの、、、!
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私の名前は 『西尾 レア』 私の仕事は保母さん。子供が大好きだから
夢だったこの仕事につけて凄く嬉しい、、、!!!
そしてこの男の名前は 『竹田 海生』私の仕事の同僚、歳は私より2つ上の人。
・・・はじめの頃は、気付かなかったし! 気にならなかったけど、、、!
小さな子どもを相手にするから、、、?
覗き込んだり、近くで見るという事はよくある事だし、、、!
“職業病”と言う考えもあると思っていたの、、、!
*
でもある時、私はこの男にはこんな事を言われる、、、!
保母さんたちで、飲み会を開いた時の事、、、。
やっぱりこの男は私の横に座り、少しお酒で酔っているのか、、、?
私の顔をまた覗き込んできた、、、!
『西尾さ~ 結構、シワが多いよな~ ちょっとまた老けた、、、?』
『えぇ!?』
『ほら! 俺よく西尾の顔をまじかで見る事が多いからさ~気になってて!』
『・・・竹田さん、もぉ~何処見てるんですか、、、? 酔ってるでしょ!』
『まあ~ちょっとは酔ってるけど! 最近、西尾疲れてるのか? 化粧のノリが
悪いんじゃないのか!』
『・・・・・・』
私は物凄く、不機嫌になりかけたけど、、、?
ここは! 私が大人にならなくてはと思い、我慢してお酒を飲んで誤魔化した!
『西尾はさ~もっとちゃんとしたら! 可愛くなると思うんだよな~』
『・・・・・・』
『何時も、子供たちにしてる感じで俺にもしてほしいよ~』
『・・・・・・ふざけんな! なんで! お前、上から私を見てんだよ!』
『・・・えぇ!?』
『ずっと思ってたんだけど、キモイんだよ! なんで私の事、物凄く近くから
見てんだ! お前、ひょっとして私の事、好きなんだろう!』
『はぁ!? 何言ってんだよ~西尾飲み過ぎだぞ!』
『うるせ~! 誰に口きいてるんだよ! それに、私を覗き込むな!
虫唾が走るわ~!』
『・・・・・・案外、酔うと口が悪いんだな、、、!』
『はぁ!? 何だって! もう1度言ってみろ!』
『だから! 西尾は酔うと、、、えぇ!? 寝るのかよ!』
『・・・・・・』
▽
私は昨日の事を何も覚えていなかった、、、!
気がついたら、家のベットで寝ていて、、、。
同じ幼稚園の私と仲がイイ保母さんが、どうやら、、、?
私を家まで連れて帰ってきてくれたみたいで、テーブルに置手紙があった!
『酔っ払い! 鍵ポストに入れとくね! それと昨日、竹田くんに相当
絡んでたよ~! ちゃんと謝りなよ!』
・・・あぁ、そう言えば、、、?
かなりお酒で酔っていたけど、、、?
竹田くんにかなりキレて、お酒をガム飲みして絡んだところまでは、、、?
なんとなく覚えているのだけど、、、?
正直、最後の方は全然、覚えていない、、、!!!
私は、仕事場について竹田くんを見つけて素直に謝った、、、。
『竹田くん、昨日はごめんね! 相当さ~お酒に酔っててあんまり覚えて
ないんだけど、、、? 私、竹田くんに絡んだみたいで! ごめん。』
『・・・あぁ、いいよ! 俺も悪かったと思うし! 気にするなって!』
『・・・ううん、』
もっと、いろいろ言われると思ってたけど、、、?
全然、怒られなかった、、、?
それよりも、謝られた事にびっくりもしていた、、、!
案外、竹田くんって! 【イイ人】なのかもしれないなって、、、!
*
そこから、私はあの男のことが気になり始めて、、、。
それをあっけなく、この男に見破れて、、、。
『最近さ~西尾! 俺の事、変に意識してない、、、?』
『えぇ!? なによ、それ?』
『ひょっとして、、、俺の事が好きとか、、、?』
『・・・な.何言ってんのよ~そんな事ないでしょ!』
『マジか!?』
『・・・・・・』
そうやって、、、何時もみたいに私に顔を近づけてきて、私にこう言った!
『キスしていい?』
『えぇ!?』
『返事が遅いから、罰としてキスしちゃうよ!』
『あぁ、』
・・・とまあ、こんな感じで私とこの男が付き合いだした...。
キッカケって、、、?
想像もしていない事だったりするよね!
最後までお読みいただきありがとうございます。




