どうやら俺にはロリコンの魂が宿っていたらしい…
「「「今日からよろしくお願いします!お兄様!!!」」」
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気がつくとそこは近未来の研究施設のような白い壁に色々な機械が置いてある部屋であった
「お目覚めになられましたか!?」
そう行ったのは確か自分を連れ去って行った桃色の美少女だった。
そういえばあの後どうなったんだろう。
「色々と聞きたいことが多いと思いますが、今は緊急事態です。一刻も早く前線の子達のサポートに行ってあげてください!さぁこれを背負って!」
そう行って渡されたのは先程この少女が背負っていた機械の色違いのものであった。
「え、ちょっと待ってくださいここはどこなんですか!てかこれから何をすればいいん…」
「出発しますよ!いいですか3……2……1……戦場復帰(Respawn)!」
彼女がそう行った時瞬間俺は戦場と言う言葉の意味が分かった。
そこでは数十人の幼女達があの桃色の子が持っていたのと同じような機械を背負って、銃弾やらビームやらを発射して戦っていた。おいまてどういうことだ、頭が追いつかないぞ。
「戦場は劣勢です!誠さん、なんだかわけがわからないかも知れませんが、右に持っているレーザーガンにありったけの力と愛を込めてご自慢の視力で前線の子に打ちまくってください!」
え、ちよ、ちょっとまってくれ何を行っているんだこの子はレーザーガンというのはこの右手にある透明なやつのことか?
「急いで下さい!誠さん!早くしないと!あの子達の残機はもうありません!死んでしまいます!」
その言葉がトリガーとなって何やら昂ぶってきていた。自分の体内に秘めていたロリコンの血が幼女を死なせるなんて許さないと言っているようだった。
「何が何だか分かんねぇけど!打てばいいんだな?力と…俺の幼女への愛を!」
ああ俺は何を行っているんだろう、そうすると透明なレールガンの本体がピンク色に輝きだした。
「貴方はやっぱり…!その銃のトリガーをあの子にめがけて引いてください!」
自慢の視力とFPSゲームで鍛えた感覚でこのレールガンと呼ばれるものを思いっきり撃った。
レールガンは黄金の輝きを得てピンク色のレーザーを発射した。
「はうううううぅぅぅっっっ!!!」
レーザーは見事命中し、当たった幼女は喘ぎ声のようなものを発して覚醒し始めた。おい、なんだこれは。
「素晴らしいです!このままサポートを頼みます!自分は前線に戻りますので!」
もうわけがわからなかったが俺はどうにでもなれという気持ちで愛を込めたレールガンを撃ちまくった。
しかし、朝から何も食ってなかったからか、あまりに興奮しすぎたからか貧血かなにかでぶっ倒れてしまった。
「俺のロリコン魂はこんなものだったのか……」
最後まで本当に何を行っているんだろう。そうして意識が遠のいて行った。
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そうして気がつくとふかふかな白いベッドに寝ていた。周りには3人の幼女が心配そうな顔を喜びに変えて言った。
「気がつかれましたか!お兄様!私心配で心配で……」
何この子めっちゃ可愛すぎる。少し女子の甘い香りが漂って来る。う、だめだ頭がクラクラしてきた、ここで何か言われたら俺は堕ちるぞ、、
「「「今日からよろしくお願いします!お兄様!!!」」」
3人が声を合わせてそう告げた。
ああ、もう俺ロリコンでいいや。