異変―1
いきなり場面転換しています、注意。
この話・・・自分で書いていて何のかわからなくなって参りました。
すごく不安です。
このグダグダがデフォルトだと思ってお読み下さい。
アメリア王国の城内の一室では、魔物に関する作戦会議が行われていた。
少数の魔物が現れ、人を襲ったから退治する。
会議の内容を要約するこのような形になる。
そして、その討伐作戦に私も連れていかれるのだ。
近衛騎士とはいえ、非常時以外は一般の兵士と何ら変わりはない扱いを受ける、逆に言うと一般兵の仕事は近衛騎士の仕事でもあると言うこと。
私としては姫様のお側を片時も離れたくはないのだけれど。
・・・文句を言っても何にもならないから考え方を変える。
姫様に私の活躍を聞かせるために魔物討伐任務を受けると。
そう、武勇伝みたいな話を作ろう。
剣の腕は今まで磨いてきた、きっと大丈夫。
「フィリアさん・・・?」
「・・・っ姫様!」
後ろを向くと、私の主でもある姫様がおられた。
「あっ・・・驚かれてしまわれましたか?」
「いえ、そんなことありませんよ、何かご用ですか」
「初めて魔物の討伐任務に行くのでしたよね、つい先ほど初めて耳にして、それで・・・」
「はい、もうすぐ出発ですよ」
姫様は少し辺りを見てから言った。
「戦功などいりません、ただ生きて帰って下さい、私はそれだけ言いたくて・・・」
「はい、誠意努力します」
私はそう伝えた。
魔物の強さはまちまちだ、弱いのがいれば強いのもいる。
魔物との戦いで命を落とした者も少なくはない。
自分の剣の腕を過信したまま、戦ったことのない敵と戦うことは危険な行いだ。
姫様のおっしゃる通り、生きて帰ることを考えようと思った。
「姫様・・・そろそろ行かなければならないので」
「わかりました、お気をつけて」
なんとなく不安そうな顔を姫様はしていた。
~キャラ紹介~
フィリア 16歳 女
シンシア姫の近衛騎士。
性格
・基本的に真面目
・姫様一筋
・やや優柔不断
服装
・基本的に鎧
・私服は地味
武器
・トゥハンドソード
全長250cm 重量6.5kg
・ミセリコルデ
全長30cm 重量0.1kg
幼少の頃に一目惚れしてからは姫様一筋
姫様の意見は自分の意見とし、ころころ考え方を変える
剣の腕はけして悪くはない
6キロの大剣を振り回せるほど力が強い。