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双子の兄を助けにいきますが、世界の破滅につながっているようです。  作者: 結光
1章

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属性…??


「コンコン」


ドアのたたく音が聞こえたと思ったらカルがドアの隙間から顔をひょこっと出していた。


「リアとルイにあいにきたんだ。ははうえによばれてね。」


かわいらしい顔で先ほどの状態で嬉しそうに語る。


「そうか、カル入ってきていいぞ。」


ニイヤルが声をかけると嬉しそうにとことこ部屋に入ってきた。

そして、そのままリアンナのところに駆け寄るとカイトに向かって


「ぼくのいもうとをとるんじゃない」


と謎の発言をした。


・・・・


重たい沈黙が流れる。


え?どういうこと?ちょっと状況を整理していい?

カルお兄さんが私たちの部屋に入ってきて急にカイトに向かって僕の妹をとるなと…

整理しても理解ができん。どうしましょ。


一人で頭を悩ませているとカイトがすぐに


「カルお坊ちゃま……。

先ほどは、無礼な振る舞いと受け取られてしまったようで、誠に申し訳ございません。

しかしながら、私は決してお嬢様をお坊ちゃまから奪おうとしたのではございません。

お坊ちゃまがご到着なさるまでの間、ただ少し遊びながらお待ちしていただけでございます。

もし私の行動が不快に映ったのであれば、深くお詫び申し上げます。

以後、慎重に振る舞う所存です。」

と申し上げた。


さすがだ。すごい!!これが父上の従僕さま!!


「そ、そうだったの。えっと、ぼくはカイトがリアをよろこばせているから。カイトはリアのおにいちゃんなりたいのかなとおもったの。ごめんなさい。」


先ほどのカイトの言葉で慌てたのか、すぐにカイトにカルは謝っていた。

これぐらいの年齢の子って素直よね。ちょうどいやいや期が終わったような雰囲気があるし。偉いよ。カルお兄さん!


「え、えっと。これはどういう状況かしら?」


声がしたのでちょうど部屋に戻ってきたらしいルネの姿があった。


「ちょっと、いろいろとあったんだ。それよりあれ取ってきてくれたかい?」


ニイヤルがルネに尋ねる。ルネは少し不満そうな顔をしたが、今は聞いても仕方がないと思ったのかすぐにニイヤルに反応した。


「とってきたよ。ニイヤルならこれなしで属性診断できるんじゃないかしら?」


そういいながら、手にあるものを掲げて見せた。白い透明の玉。直径7,8㎝ぐらいの大きさだ。


「もしかしたら、なにかあるかもしれないだろう。念には念をいれてね。」


「そうね。」


これはいったいなんなんだろう。まあいずれわかるでしょ。


「では、属性を調べようか。まずはカルからね。こっちへおいで」


カルは父上のほうへ向かう。少し緊張気味のようだ。父上は優しい笑顔で待っている。


「よろしくおねがいします。」


カルが父上のもとにつくと体がカチコチしながら目の前に立った。


「痛くはないからね。目を閉じて。ゆっくり深呼吸をして。はい、吸ってはいて吸ってはいて。」


その様子をカイトと母上とルインスと見守る。


「「リアスト・エレメンタル」」


父上が大きく声をあげた。するとカル全身が白に輝き始めた。まるで天使が現れたかのよう。そしてだんだんと光が落ち着いてくる。


「カルは白属性のssだな。得意なのは癒しとか精神安定とかだな。」


「なんだ。かっこわるいじゃん。もっとつよいのがよかった。ひとかみずとかさー。」

不貞腐れたようにカルがいう。納得がいってないようだ。


「白属性とか貴重だぞ。人のことを癒せるんだ。人のためになるんだよ。」


「そっか、それならひとのためになれるね。なんかちょっとかっこいいかも。」


その様子をみてみんなにこにこする。


「じゃあ、次はルイを見ようかな。」


そうだね。次はルイの番だ。



{次回に続く}



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