表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/12

2.キャラメイク&チュートリアル

タイトル通りの回です。次でゲーム開始になります。

「ルナさん。まずは初期設定を行ってください」


そういえばそんなものもあった。



《名前》:北条(ほうじょう) 瑠奈(るな)

《プレイヤー名》:ルナ

《年齢》:16

《性別》:女

《衝撃設定》:100%

《流血設定》:ON


これで良し。

衝撃設定というのは、ゲーム内での行動やダメージでの衝撃のこと。

初期設定は50だけど、まぁ100でもいいでしょ。

ちなみに100で現実の二分の一程度。


「出来ました」

「ありがとうございます。次はキャラメイクです」


リオンさんがそう言うと目の前に自分の慎重と同じくらいの鏡が現れる。


「現実でのトラブル防止のため最低でも髪、もしくは目の色を変えてください」


う~ん、どうしようかな。とりあえず髪を肩に付くぐらいにする。

色は薄い紫で目の色は青。身長、体重は現実と変えなくていいでしょう。

身長は150、体重は45

胸は………


無いものを増やしても悲しいだけだね、今日ひとつ学びました。

キャラメイクはこれで終わり。


「では、チュートリアルに入ります」


ここでのチュートリアルとはゲーム内での戦闘関連のことになる。

システム関連のことは公式のホームページに載っていました。


「まずはステータスを見てください。頭の中でステータスと念じてください」


言われた通りにすると目の前にウィンドウが現れる。


「ステータス画面は自分にしか見えません。フレンドに限り見せることが出来ます」


ルナ:Lv 1

HP300

MP50

《スキル》


うん、シンプル。でもごちゃごちゃしてるよりはいいと思う。

ちなみに攻撃力とかのステータスはない。

重い鎧を付ければダメージは少なくなるけど遅くなるし、その逆にもなる。

武器とかも大体そんな感じ。


「次は魔力及び魔法の使い方を説明します、何でもいいので魔法を使ってみましょう。起こしたい事象を具体的にイメージしてください」


何でもいいということだし、炎の玉にでもしてみますか。

手を前に向けて叫ぶ。


「ファイアボール!」


すると魔方陣が浮かび炎の玉が飛んでいく。

うん、なかなかいいんじゃないかな。ちなみに言う必要は全く無い。

でもこのゲームではイメージがとても重要な物になる。

言った方がイメージしやすいし、威力も出やすい。


このゲームの一番の特徴と言ってもいいのはその自由度だ。

魔法はイメージさえ出来れば何でもできる。

もちろん、複雑だったり、強いものはMPの消費も大きくなる。

そしてスキル。スキルは最初は何も覚えていない。

ゲーム内での行動によって習得することが出来るのだ。

ちなみにここまで全部リオンさんが説明してくれたことです。


「最後に、初期武器はどうしますか?選べるのは大剣、片手剣、短剣、槍、斧、弓となっています」

「短剣で」


あんまり重い武器は使いたくないからこれでいいかな


「チュートリアルはこれで終了です、お疲れ様でした。サービス開始までもう少しお待ちください」


これで今できることは全部終わった。後は待つだけ。


はぁ、早くやりたいなぁ。待ち遠しくて夜も眠れないよ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ