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第四十六話 本能寺の変?

体調が多少良くなったので投稿します。

薬が当りだったようです。

 長崎で非常に疲れる思いをした。 佐吉殿にとってはいい勉強になっていると信じたい。今度会った時感化されてヒャッハーな人になって無ければいいが。


 もうお腹一杯になったんで播磨に帰りたかったんだが許しては貰えなかった。この後は肥後で次が薩摩まで決まっている。琉球までは勘弁して欲しい物だ。


 薩摩では又あの歳久と酒勝負しなきゃならんのか?そういや擦れ違いで会えていない四弟の家久が今回は居るらしいしそれが不気味だ。


 少し疲れたので温泉に入りたいな。長崎からは雲仙が近い、小浜温泉なんていいな。


 湯に漬かって多少骨休めしても罰はあたらないよね。



薩摩


「山中鹿介! 貴様に勝負しまずふぁいとを申し込む!」


嗚呼、やはりこうなったか。俺は天を仰いだ。


「家久よ!俺の無念を晴らしてくれ~」


 結局家久が勝負を挑んできた。この兄弟はほんとになあ。


「今回は単純に酒に強いとかではなく、知力で勝負する!」


 そういや、家久は知略に優れていると聞いたことがあるな。でもなんだろう? いやな予感がするのは?




「集まった皆様方、それでは勝負のやり方について説明させていただきます。我々出題者から問題が出ます。それに答えていただき間違えた答えを出した方はこの杯の酒を飲み干してもらいます。最終的に酔い潰れた者が負けとなります。なお出題者は拙僧、安国寺恵瓊と土佐国から来られた非有殿、そして薩摩家中からは新納忠元殿に勤めていただく事となります」


 知力で勝負はいいんだ……だがなんか納得いかないのは何故だろう。


 まるでTVのバラエティ番組のクイズ企画みたいなのは何なんだろう。


 安国寺恵瓊殿は合同で行う事になった結婚式の打ち合わせの為、非有殿は長曾我部家の遣いとして来ていたのを駆り出されたのだ。新納殿だけだと出題が家久有利になってはいけないとの事で巻き込まれた彼らが気の毒だ。


「では第一問、俗に三介と言うがどれを指すのか、三つとも書いてください」


 非有殿が問題を読み、衝立を立てて分かれた二人が紙に書きつけて行く。


「正解は常陸介、上総介、上野介です!」


「鹿介殿全問正解! よってこの問題は鹿介殿が勝ちました」


 負けた家久殿は朱塗りの大杯の酒を飲み干した。



「おっと、ここで家久殿が杯を落とした!そのまま倒れた! あー戸板で今運び出されております。飲んだ杯の数は家久殿が二十杯、鹿介殿が七杯、鹿介殿の優勝が決まりました!」


「家久―!」 「流石婿殿、知力も素晴らしい」 「これは頼もしいですな」


 何とか勝つことができた。意外とマニアックな所を突いて来ていたが知っている事で良かったよ。単なる飲み比べだと勝てない気がしたからね。


 そうしていると色々リターンして持ち直したのか家久殿が戸板に乗ったまま戻って来た。


「鹿介殿、流石でござったな。某机上の学問だけでなく、旅した場所から学び、知力では負けることは無いと思っておりましたが上には上があると思い知らされました。今後も精進していきますのでよきお付き合いをお願いいたす」


「喜んで、家久殿」


 脳筋のようなどつきあいでは無いが島津の酒で白黒つけようと言うのはもう勘弁してもらいたいしね。



山城国 伏見城


 九州を巡って色々している内に、時は経ち、合同結婚式が行われる事となった。


「会場は本能寺で行う事となった」


 いい笑顔で信長が言う。なんか気になって震えが来るんですが。


「本能寺ですか?」


 ここに来てまさかの本能寺、以前は信長が京での滞在場所にしていたが、伏見に城を作ってからは其方に居る事が多くなったはずだ。


「以前の本能寺だと思うなよ、式の為に色々手を入れたからな。まあ見て驚け」


 うわー、見たことの無いような笑顔が怖いです。

 結局どんな趣向を凝らしているのか聞くことができなかった。



山城国 本能寺


「これが本能寺というのか! 人がこのような物を作れるというのか!」


 招待客達は其の威容に打たれこのようなことを口走る者達も居た。


「これは又、凄い物をぶっ建てたものだな」


 鹿介は目の前の建物の威容に驚いていた。其の建物はまるで奈良の大仏殿の様に大きく威厳の有る物になっていた。


「どうだ、この建物なら沢山の参列者が居ても大丈夫だぞ!」


 先に来ていた信長は驚いている鹿介にしてやったりとばかりに笑いながら声を掛ける。


「驚きました、わざわざこの様な物を式の為に建てたのですか?」


「そうよ! 之を機に御祝い事をここでするようにと考えたのもあったのよ」


 信長は世界に先駆けて冠婚葬祭の専用式場を建設したのであった。


 この後本能寺は式場として有名になり、本能寺で式を行う事は一種のステータスとして皆の憧れの場所になっていくのであった。






読んでいただきありがとうございます




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