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私の詩

ありがとうっていいたいの

作者: izumo

リアルでありました。ちょっと、久しぶりに我慢できなかったです。

「ありがとう」って言いたいの


『運動音痴ー!略してうんちー!』

面白がるように、クラスの男の子は彼女に言ったよね

私は昔からスポーツは好きなのに運動音痴で

勝手にコンプレックスにしてて

お母さんやお兄ちゃんにからかわれて

ずっと引きずってた

彼女に言った言葉なのに、まるで私に言われたみたいで

思わず、聞き耳たてた


彼女は本当に本当にポロッと言った

『それ、私じゃなくて…』

そう、私の名前を呟いた

私もつい、呟いた

『酷い…』

一部の人がその言葉に騒いだ

『うわ、酷っ!』

私はショックを隠すように笑顔を作った

『もう、人を引き合いに出さないでよー』


ホントは心、抉られてた

(どうして人を巻き込むの?

私、関係ないじゃない

悪気はないって分かってるよ

でもね、だからこそ

私は「格下なんだ」って言われてるみたいじゃない)

クラスの男の子はまだ続ける

『ワースト1はもちろん…』

私を指差して

ワースト2、ワースト3と次々と指差して

他の人にも失礼じゃないか

やんわり会話に入りながら止めても無意味で


ついに私は涙目になって、

それを隠すために机に伏せた

隣の席の子は「そんなので泣くなよ…」って言ってる

でも、私はスポーツが好きだから

皆の、仲間の役に立ちたいから

上手くなりたいから、動く

余計に足手まといになることばかりだけど

(ごめんね、"そんなの"で泣いて)

いつも、罪悪感でいっぱいだったから

そのぶん、涙が出そうだった


誰かのペンが背中に当たった

泣くなよって意味だったのかもしれない

けれど、微かな、小さな痛みが私を押し潰した

ついに涙が溢れた

(顔、あげられないじゃない)

周りは貴方を責める

『トドメさすなよ』

ねぇ、貴方はどうしてペンを投げたの?

…なんて、恐くて聞けない


暫くして、涙が落ち着いた

まだ、完全には引いてないけれど、

動かないとどうせ拭くことも出来ない

私は勢いよくクルリと後ろを向く

『はぁ…』

ため息をしながら、涙目のまま

誰にも見られたくない顔のまま

せめて、貴方ならばと後ろの席に顔を向けた

『復活した』


そんな、安心した顔で微笑まないで

でも、その顔で安心する私も大概ね

『もうちょっと自分を出してもいいと思う。怒ってもいいと思う。てか、怒れよ。』

今思い返すと貴方は自分を怒って欲しかったのかもね

貴方を叱るという事を完全に考えなかった私は

『事実だから』

と涙を拭きながら答えた

貴方はため息をついた

「お前なぁ」とでも言うように


昔の私と今の私を知っている貴方だからかもしれない

確かに今の私は自分を隠したり押し潰しす事が多いから

今の自分を変えようとは思わないけれど

下手に慰めず、私を叱ってくれた貴方に

私は救われた

…ペンを当てたこと、謝ることもしなかった

でも、それに腹をたてたりなんかしないわ

貴方が「ありがとう」「ごめんなさい」を滅多に言わないこと

そのかわり、態度で示すことを知っているから


「ありがとう」って言いたいの

態度で示すのは苦手だから

沢山「ありがとう」も「ごめんなさい」も伝えたい

「ありがとう」って言いたいの

優しい貴方だから

これまでもこれからもきっと、助けてくれた、助けてくれる貴方を助けたい


恋と呼ぶには

私は恋を知らなさ過ぎるから

友と呼ぶには

貴方は特別過ぎるから

"大好きな人"

貴方に「ありがとう」って言いたいの

滅茶苦茶長くてすみません(´・ω・`)

ただ、省略はしたくなくて…

読んで頂きありがとうございますm(_ _)m


このあと、間の悪いことに体育の授業で…

彼女(私を引き合いに出した人)に

「出雲ちゃんは遠慮がないから」とか言われて

てか、その前に無理矢理謝罪を押し付けられて

その時も腕を捕まれてて

逃げ出すことも出来なくて

サボりたくても、親友に

「何いってても出雲は結局授業サボらないよね」

とか言われたらサボれない訳で…

いつも通りにしたら、彼女に嫌われるって分かってるのにいつも通りにしか出来なくて

それが六時間目で、

帰り道ではその事考えてたら転けて…

もう、神様は酷過ぎる…とか言えるほどには落ち込んでました。

グダクダと暗い文章に付き合って頂き、本当にありがとうございました!!

もしかしたら、諸事情によってこの詩は消すかもしれません。

自分勝手で申し訳ありません。

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