表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
アルヴェスク年代記  作者: 新月 乙夜
結の章 交誼の酒
56/86

交誼の酒5

 メルーフィス領旧王都プレシーザにある王城は、現在総督府として使われている。アルヴェスクに併合されたとはいえ、ここがメルーフィスにおける行政の中心であることに変わりはなく、そういう意味でやはりここは重要な場所だった。


 さてその王城の、かつては後宮と呼ばれていた区画の一室に、カルノーとジュリアがいた。夕日はすでに沈み、室内を照らすのは蝋燭の明かりだけ。その薄暗い室内で、二人は向かい合って座り、一緒に夕食を食べているところだった。


 この部屋はもともと、ジュリアが滞在するためにメルーフィス総督が用意した部屋だ。かつて王妃が使ったこともあるだけあって広い部屋だ。反面、高価な装飾品や鑑賞物などは持ち出されており、どこか物足りない印象を覚える。尤も、カルノーはもとよりジュリアも、そのようなことは全く気にしていなかったが。


 プレシーザに来てからというもの、ジュリアはここで寝起きしている。ただ、カルノーがここへ来ることはあまり無い。彼は普段、部隊の兵士たちと同じく郊外に張った天幕で寝起きしているのだ。


『私ばかり柔らかいベッドで寝起きしていては、兵たちに不満が溜まりますから』


 将軍であるカルノーが柔らかいベッドで寝起きしていても、そのことに目くじら立てる者はいないだろう。むしろ当然と考える者が大半である。だが彼はそう言ってそれをしなかった。彼なりの人心掌握術なのかもしれない。それはともかくとしても、自分たちと同じ環境で寝起きする彼に対し、兵士達の心証は良い。


 ただそのせいなのか、カルノーはこの頃夜遅くまで仕事をしていることが多い。「働きすぎです」と副官であるイングリッドも心配している。それで彼女から頼まれたジュリアがこうして彼を時折夕食に誘い、それを名目に休ませているというわけだ。


『あまり、時間を無駄にできないのですが……』


『上が休まねば下の者も休めぬぞ、カルノー。……それに、わたしと一緒に食事をするのが時間の無駄とはどういうことじゃ?』


 そう言って、ジュリアはごねるカルノーを黙らせた。イングリッドからも「さすがです」と言われ、彼女もまんざらではない。


(と、とはいえ、それだけが目的ではないのじゃが……)


 自分の内心のその呟きに、ジュリアは頬を染める。ただ、蝋燭の明かりに照らされる薄暗い部屋の中、カルノーがそれに気付くことはなかった。


 ジュリアのメルーフィス行きを支援してくれたのは、義姉であるマリアンヌだ。彼女が兄のライシュを説得してくれたおかげで、ジュリアはなんとかカルノーと一緒にここへ来ることができた。


 そのマリアンヌが、出立の見送りに来たときにジュリアの耳元でこう囁いたのだ。


『カルノー殿は忙しいお方です。それはこの先も変わらないでしょう。ですから、この機会を逃してはいけませんよ。分かっていますね?』


 義姉の言葉は抽象的で、例えば手紙などであったら何を言いたいのかはっきりとは分からなかっただろう。しかし、「目は口ほどにものを言う」。そう囁いたときのマリアンヌの、あの悪戯っぽくも(あで)やかな目を見て、ジュリアは彼女が何をいいたのか悟った。悟って、しまった。


(い、いや、カルノーの仕事の邪魔をするわけにはいかぬし……。じゃが今は休ませておるわけなのだからいいのか……?)


 閨を共にしても。ちなみにメルーフィスに来てこれが初めてというわけではないのだが、ジュリアは毎回同じような事を同じ様に考えては顔を赤くしていた。


「ジュリア、どうかしましたか?」


「い、いや!? なんでもない!」


 カルノーに名前を呼ばれ、ジュリアは慌てて返事をした。だが、「なんでもない」と言われてもカルノーの表情は疑わしげだった。同じ様なことが何度も続いているのだから、それも当たり前かもしれない。


「やはり慣れない土地で疲れているのはありませんか? 早目に休んだ方が……」


「心配は無用じゃ。メルーフィスは暖かくて過ごしやすい。疲れてなどおらぬ」


 微笑を見せながらそう言って、ジュリアはカルノーの言葉を否定した。そして内心で反省する。彼に心配させていては、本末転倒である。


「それはそうと、カルノー。二人きりでいるときくらい、敬語は止めよ」


 そう言ってジュリアは少し不機嫌そうにカルノーを軽く睨んだ。彼に「姫」呼ばわりを止めさせたジュリアの次なる目標は、敬語を止めさせることだった。苦笑するカルノーから「努力します」と言質を取ると、ジュリアは機嫌よくローストされた子羊の肉を頬張った。


「それにしても、メルーフィスは暖かい」


「ええ、本当に。冬でも草木は青々とし、野には花が咲いています」


「うむ、美しい国じゃ。……それと、敬語は止せと言っておる」


 カルノーの敬語はともかくとして、二人の言うとおりメルーフィスは温かく気候に恵まれた土地である。これまでは交易によって潤っていたため、農耕はあまり盛んではなかったが、しかし気候の面から言えば非常に適しているといえる。上手くやれば、麦の二期作なども可能であろう。


 それでライシュなどは併合したこの土地を、アルヴェスクの食糧倉庫にしたいと考えていた。交易を疎かにするわけではないが、新たに農耕の分野にも力を入れていく。それがメルーフィス統治における大まかな方針だった。


 この方針に基づき、新たに開墾を行う土地の選定が進められている。少し手を加えるだけで良い農地となりそうな土地も多く、近い将来メルーフィスの食糧生産能力は飛躍的に向上するであろうと見込まれていた。


「兄上は、皇国はまことに良い土地を手に入れた。しかし、サザーネギアはどうなのであろうな……?」


 呟くようにしてそう言ったジュリアの言葉に、カルノーは苦笑を返した。この時代、出征や遠征の大きな目的の一つは土地を得ることだ。それで今回のサザーネギアへの出征も、それを目的としていると考える者は多い。そしてそういう者はみな一様にしてある疑問を抱く。「飛び地となるその領地を、いかにして治めるつもりなのか」と。


 まだ始まってもいないのに気の早いことだが、しかしそれは当然の疑問だった。土地を手に入れたとしても、それを治められなければ何の意味もないのだから。


 その疑問に対し、カルノーは一応の答えを持っている。「そもそも、土地を手に入れることが目的なのではない」という答えだ。ただし、それはカルノーがライシュの考えを推察して立てた予測である。


 友人の口からはっきりそう聞いたわけではないし、また出兵の結末など終わって見なければ分からない。例え当初の目的ではなかったとしても、土地を手に入れてしまうことはありえるだろう。その時、この疑問は今よりも深刻な意味を持つことになってしまうが、今のところそれは可能性の一つでしかない。


「ライも、色々考えていますよ、きっと。い、今から悩む必要はない、さ」


 無意識に敬語を使ってしまい、カルノーはジュリアから睨まれた。異例とも言える出世をした彼のことを面白く思わない者も多いだろう。それで偉ぶらないようにと自戒するつもりで、カルノーは普段から敬語を使うようにしているのだが、どうもジュリアの評判は悪い。


「うむ。まあ、そうなったら兄上が責任を持って何とかするじゃろうな」


 カルノーが苦笑を浮かべながら敬語を止めると、ジュリアは一転して満面の笑みを浮かべそう言った。その笑顔を見ていると温かい気持ちになる。なるほどこれが惚れた弱みか、とカルノーは思った。


「と、ところでカルノーは、今夜は泊まっていくのじゃろう?」


「ええ。そのつもりです」


「う、うむ! ならば良い! ワ、ワインをもう一杯どうじゃ?」


「いただきます」


 そう言ってカルノーが差し出した杯に、ジュリアがワインを注ぐ。主菜に合わせた、深く芳醇な味わいの赤ワインだ。


 まるで、初心な恋人どうしのような二人だった。カルノーは口調が敬語に戻っているし、ジュリアもあれだけ口を酸っぱくしていたというのにそれを咎めない。


 それからしばらくして、二人は閨を共にした。詳しいことは無粋なので記さない。ただ次の日、ジュリアはお昼近くまで休んでいた、とだけ記しておく。



□■□■□■



  ――――良い皇とは、つまり良い支配者とは、一体どういう存在なのだろう。


 この頃、ライシュハルトはそんな事をよく考える。きっかけは、最近第二子(女の子で、リーンフィアラと名付けた)を出産した妻のマリアンヌの言葉である。


『ライシュは、皇王になりたいの?』


 昔、ライシュがまだマリアンヌの義弟であった頃のような口調で、彼女はそう問い掛けた。それに対し、彼はただ苦笑を浮かべて沈黙を返す。いくら私的な時間とはいえ、その問い掛けに答えることは憚られた。とはいえマリアンヌにしてみれば、弟のような夫がその地位を望んでいることは火を見るよりも明らかである。


『良い指導者というのは、どういう人なのかしら?』


 皇王を指導者と呼び変えて、マリアンヌはさらに問い掛ける。ライシュは現在、アルヴェスク皇国の摂政であるから、指導者と呼んでも差し支えはあるまい。こうして彼女は巧みにこの話を夫に関係させたのである。


『そう、だな……』


 ライシュは少し、考えてみる。マリアンヌは「良い」と言い、「正統な」とは言わなかった。つまり彼女は指導者(つまり皇王だが)になるまでの話をしているのではない。指導者になってから何をしたのか、あるいはするのか。彼女はそのことについて話しているのである。


『国のためになる者。それが、良い指導者ではないかな?』


『じゃあ、国とは一体なに?』


 マリアンヌは立て続けにそう問い掛ける。一方ライシュは苦笑を浮かべた。国とは一体何なのか。その命題に一言で答えるのは難しい。どのように答えても、それは結局“国”という存在の一面でしかない。明確な答えなど、有って無いようなものだ。


『レイスフォール先皇陛下は、賢君であらせられたわ』


 ライシュが何か答える前に、マリアンヌはそう言った。つまりレイスフォールは良い指導者だった。それでは、彼は一体何をしたのか?


 彼は国を守った。そして、国を富ませた。しかしその一方で、彼は対外遠征をほとんどしなかった。


 レイスフォールがひたすら内政に力を注いだことは、周知の事実である。彼は決して軍事的な才能がなかったわけではない。治世中、彼は少なからず軍を催し、そしてその全てで勝利を収めている。実際、彼にその気があれば大陸の統一さえ可能だったのでは、と考える歴史家もいるほどだ。


 しかしそれでも。彼は軍事行動によって国を富ませようとはしなかった。開拓をし、治水を行い、飢饉に備えて食料を備蓄し、教育を普及させ、能力のある者を積極的に取り立てた。そうやって彼は賢君と、つまり良い指導者と呼ばれるようになったのである。


『国のためになる事柄というのは、必ずしも対外遠征とは関係がない。輝かしい武勇を持っていることは、良い指導者であるための必須事項ではない。そう言いたいのか?』


 責めるような口調にならないよう注意しながら、ライシュは努めて穏やかにそう言った。それが彼にとって微妙な話題であることは分かっていたのだろう。マリアンヌは少しだけ視線を逸らした。


 レイスフォールは、確かにライシュの実の父である。しかし生前、彼はライシュのことを決して息子としては扱わなかった。ライシュがレイスフォールの息子として認知されたのは、彼が死んだ後のことである。


 しかしどのような事情があるにせよ、人々はレイスフォールとライシュを親子として考え、そして二人のことを比較する。他ならぬ、ライシュ自身もまた。


 つまり端的に言って。ライシュはレイスフォールのことを強烈に意識していた。しかし父としてのレイスフォールの姿を知らない彼は、皇王としてのレイスフォールを、つまりその残された業績を意識するしかない。


《その背中に追いつくには、認めてもらうためには、それを超える業績を残すしかない》


 そういう考えがライシュの根本にあることを、マリアンヌは感じていた。そしてそれが、彼の積極的な対外遠征に繋がっていることも。


『……私は、ライシュは今すでに良い指導者だと思うわ。それでは、駄目なのかしら?』


 その問い掛けに、彼は答えることができなかった。その理由は、他でもない彼自身が、自分は良い指導者であるという十分な自負を持てていないからだろう。


 摂政になってからというもの、ライシュは基本的に軍事を除く分野に関してはレイスフォールのやり方を踏襲(とうしゅう)している。そのおかげか、短い期間ではあるものの大きな失敗はなく、内戦で疲弊した国内も順調な回復を見せていた。


 民衆の支持も高い。アルヴェスク皇国の民は、ようやく安定した暮らしに戻れると喜んでいる。メルーフィスへの対外遠征も成功裏に終わり、皇国はさらに発展していくだろうと多くの人が期待していた。


 この全ては、ライシュの功績である。しかしそれでも彼は、自分が良い指導者であるとの自負を持つことができない。


 現在、治世が安定しているのはレイスフォールのやり方に倣っているからだ。つまりライシュは父皇の猿真似をしているに過ぎず、やはり真に偉大なのは手本を遺したレイスフォールなのだ。


 メルーフィスの併合にしても、軍事力に物言わせて弱小国を飲み込んだに過ぎない。言ってみれば、失敗などしようのない遠征だった。別に自分でなくとも成功させられただろう。それこそ、レイスフォールであればもっと上手くやったのではないだろうか。そんなふうに考えてしまう。


『レイスフォール先皇陛下だって全てをお一人で成し遂げられたわけではないわ。大国アルヴェスクという下地は、先皇陛下が即位される前からあったものだわ。あなたもまた同じようにそれを引き継ぎ、そして国のため、民のために仕事をしてきた。それではいけないの?』


 そう言われて、ライシュは少しだけ気が楽になった気がした。なるほど、確かにレイスフォールが皇位に就くその前から、アルヴェスク皇国は大国であった。彼がそのすべてを築き上げたわけではない。国と言う財産を、確かに彼は引き継いだのだ。それこそが「皇位の継承」と言えるだろう。


 しかしそれでも。その日からライシュはことあるごとに考え続けている。良い支配者とは、良い指導者とは一体何なのか、と。そして、果たして自分は父皇の背中に追いつけるのだろうか、と。


(まったく、遠くて巨大な背中だ……)


 改めてライシュはそう思う。近づけば近づくほどに、その巨大さは際立っていく。追いつたその時に見上げる高さは、きっと眩暈がするほどだろう。


 わざわざその背中を追う必要があるのか、と思うこともある。今更、父親が恋しい年でもない。そもそも全く同じ条件で仕事を行えるはずがないのだから、追いついただの追い越しただのは完全に主観の問題だ。客観的にそれを比べて評価する術はない。ライシュがよほどの悪政をしかないかぎり、明確な優劣が付くことはないのだ。


(いや、しかしそれでも……)


 自分は父皇のことを意識してしまうのだろう。ライシュはそう思った。しかしそんな自分を見て、レイスフォールはどう思うだろうか。


『獅子となれ』


 レイスフォールはライシュにそう言葉を遺した。そこにどれほどの意図と想いが込められていたのか、彼はまだ(おもんばか)ることができない。いやそれを完全に理解することは、きっとこの先もできないのだろうとさえ思う。


(ああ、まったく本当に……)


 父とは、身勝手な存在だ。勝手に思いやり、勝手に気遣い、勝手に心配する。そのくせ厳しくて、いつも言葉が足りない。


 だからなのかもしれない、とライシュは思う。覇権をかけ、友人であるエルストと争うのは。多くの血が流れると知りながら、度し難いと自覚しながら、それでも友人と競い争うことに充実と興奮を覚えるのは。“良い”支配者はそんな事はしないのだろうと、頭の片すみでは分かっているにも関わらず。


 当たり前のことだが、死んでしまった人間は反応を返さない。どれだけライシュが偉大になろうとも、レイスフォールはもう喜ぶことも誇りに思うことも嫉妬することもない。それはまるで宙に話しかけているかのようで、報われることもなく、ただ虚しさばかりが募る。不毛である、と言ってもいい。


 それに比べなんと刺激に満ちていることか。エルストと争うのは。彼が見せる一つ一つの指し手は痛烈にして痛快で、輝くばかりの才能を見せ付け、内に秘めた魔獣の如き野心を隠そうともしない。


 ライシュは決してエルストのことを憎んでいない。それどころか、その強烈な野心に突き動かされ己の才覚を存分に振るう彼の姿を眩しくさえ思う。よくぞこれほどの逸材が自分の友であり、また好敵手として立ちふさがってくれたものだと、ある種感謝に似た感情さえ抱いている。


『負けるものかよ』


 そういう気持ちになる。父皇レイスフォールに対しては持ち得なかった感情だ。


 父に追いつき、また認められたいという気持ち。そして友人と競い争い、負けたくないという気持ち。ある意味でその二つの気持ちが合わさって、ライシュに「皇王になる」という野心を抱かせている。二つの気持ちを両立させていった先に皇位があったと、そういうふうに言えるかもしれない。


 その野心こそが、ライシュの至上命題だった。しかしここへきて、彼はそのことに小さな引っ掛かりを覚え始めている。きっかけは「良い支配者とは、良い指導者とは?」と考え始めたことだ。


 そのことを考えるとき、彼の脳裏には必ずレイスフォールの姿と功績が浮かんでくる。そして友と争うおうとする自分の姿が、そこから離れていくように感じるのだ。


 少なくともレイスフォールであれば、領土的野心にもとづき、ゾルタークを使ってギルヴェルスに騒乱を起こさせることなどしなかったであろう。彼であれば、そのような策は「醜悪である」と言って吐き捨てていたはずだ。その姿を想像すると、ライシュは自分が卑屈な小物であるかのように感じてしまう。


(マリアンヌも、それを感じたのだろうか……?)


 ゾルタークを使ったことは、知られていないはずだ。契約書も、彼の死亡を知った時点で燃やして灰にしている。彼と交わした密約は、もう全て闇に葬ったのだ。


 しかしマリアンヌはそれを感じたからこそ、「良い支配者とは、良い指導者とは?」と彼に問い掛けたのだろうか。それを妻に確かめることは、できなかった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] ライシュの経緯から仕方がないのかもしれませんが、先皇を異様に美化しすぎなのがなんとも小物っぽいというか。 死後の事とはいえレイスフォールは客観的に見て他国出身の吟遊詩人(笑)に国を乗っ取られ…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ