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アルヴェスク年代記  作者: 新月 乙夜
転の章 薄氷の同盟
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薄氷の同盟19

 大陸暦1061年8月25日、ついに王都パルデースの攻略戦が始まった。エルストはまず、定石通りに仕掛けた。これはサンディアスらの意識を城壁の外に展開している解放軍に集中させるためである。彼らが地下通路の存在を知るはずもないが、それでも万が一ということがある。エルストはなるべく、彼らの目先を王城から逸らしておきたいと思ったのだ。


 解放軍は最初の布陣を大きく変えることはせず、ただ西門にたいしてのみ攻撃を仕掛けた。よってスピノザが率いる防衛軍も、その大半が西門に集中して迎撃に当っている。25日から2日間にわたりエルストは攻撃を仕掛けたが、今のところ解放軍はまだ西門を破れずにいた。


 エルストも、決して手を抜いていたわけではない。本気であると敵に思わせるくらいには、苛烈に攻めている。とはいえやはり、堅牢な城壁を頼みにしている防衛軍は手強い。解放軍の死傷者は増すばかりだった。


「まさか2日で落せるとは思っていたわけではないが……」 


 それでもやはり、敵軍が思っていた以上に手強いことをエルストは認めなければならなかった。堅牢な城壁とはそれだけで厄介なものだな、と彼は思う。ここで指揮している者の手腕を褒めないあたりが、彼の性格の捻くれているところと言えるだろう。


「婿殿、そろそろいいのではないかな?」


 ユーリアスの言葉に、エルストは頷く。この2日間の攻撃で、敵の注意は西門に集中しているはずである。戦いを無為に長引かせる必要もないし、そろそろ突入部隊を動かす頃合であろう。


 そして、王都の攻略戦が始まって3日目。この日、解放軍はその陣形を少しだけ変えていた。これまで後ろで待機していた近衛軍が、一転して前に出てきたのである。それを見てスピノザは蛇の笑みを浮かべた。ついにカルノーを殺すことができる。そう思い、彼は喜んだ。


(さあ、早く来い! 串刺しにしてやるぞ!)


 スピノザは舌なめずりするが、しかし彼の思惑とは、裏腹に近衛軍はなかなか攻撃を仕掛けては来ない。城壁の上から射る弓矢の射程ぎりぎりで軍勢を動かし、王都を守る防衛軍をじらす。さらに騎兵隊に素早く突出と後退を繰り返させたり、近衛軍の旗を大きく振って見せたりする。


 挑発であった。エルストから提案された作戦であり、防衛軍の全ては無理だろうから一部を城壁の外へとおびき出すための作戦である。


 ただ、カルノー自身はこの作戦が上手く行くのか懐疑的だった。数の上では解放軍の方が圧倒的に多い。安い挑発に乗り、わざわざ不利を承知で外に出てくるのか。その可能性は低いと彼は思っていた。


『上手く行けばそれに越したことはないがな。要するに昨日までとは違うことをして、敵の意識をそちらに向けることが目的だ』


 その間に突入部隊が王城を制圧し、サンディアスを討ち取る。エルストは作戦の狙いをそう説明し、カルノーもそれならばと了解して彼の提案をこうして実行している。ただエルストはこの挑発に敵軍が乗ってくる可能性は、そう低くはないと見ている。


(いや、敵軍が、というよりは、スピノザが、と言うべきか……)


 何かつけてあの道化は感情的に動く。エルストはスピノザについて、嘲笑を込めながらそう評価している。それゆえ憎い敵であるカルノーが見え透いた挑発をしていれば、激昂してそれに喰いついてくるだろう。彼はそう思っていた。ちなみにカルノーはエルストよりもスピノザのことを高く評価しており、その差がそのまま挑発の予測成功率の差へと繋がっていた。


 それで実際のところであるが、スピノザのことをより正しく評価していたのは、どうやらエルストのほうであった。


「おのれぇぇ、カルノーめ!! この私を愚弄する気かっ!?」


 近衛軍の行動が挑発行為であることに気付くと、スピノザは憎悪で顔を歪め怒りで目を血走らせる。そして彼は3万ほどの部隊を集めると馬に跨ってその先頭に立ち、西門を開けさせて外に出た。


「まさか、本当に出てくるとは……」


 西門から出てくる敵部隊を見て、カルノーは驚きと呆れの入り混じった笑みを浮かべた。だが彼はすぐに表情を引き締める。なにはともあれ、挑発は上手くいった。ここからが本番である。


 西門から出てきた敵部隊は、城壁のすぐ近くに展開すると動きを止めた。数の上での不利はいかんともしがたく、そのため城壁の上からの援護射撃を当てにして戦うつもりなのだ。


「では、行きましょう。外に出てきた敵部隊を、城壁から引き離します」


 城壁の上からの弓矢に注意するように行ってから、カルノーは近衛軍を前進させた。降り注ぐ矢を盾などで防ぎながら、彼らは猛然と突撃していく。


「ついに、ついにこの時が来たかぁ!!」


 スピノザは喜悦の笑みを浮かべながらそう叫び、そして隷下の軍勢に迎撃を命じる。そして両軍は激突した。


 両軍のぶつかり合いは、ひとまず互角だった。それを見て、カルノーは後退を指示する。近衛軍が引く素振りを見せると、スピノザは勇んで追撃を命じた。だが、城壁からある程度離れると、すぐに追撃を止めさせる。城壁から離れすぎると、そこからの援護射撃をあてにできなくなるからだ。


「後退中止! 攻勢に出よ!」


 そこですかさず、カルノーは攻勢を命じた。絶妙なタイミングであり、スピノザ率いる3万の兵たちはたちまち押し込められていく。


「退くなぁ! 前に出ろ!!」


 慌てて、スピノザはそう命じた。だが彼が前に出ると、その分カルノーは後ろに引いた。前に出過ぎぬようスピノザが下がろうとすると、カルノーは今度は前に出て痛撃を見舞う。自軍の被害を抑えようとすると、どうしてもスピノザは前に出るしかなかった。


 そしてそのような攻防がしばらく続き、ついにカルノーは敵軍を十分に城壁から引き離した。彼が合図を出すと、それまで待機していた両翼が動き始める。それぞれ2万の戦力を持つ部隊である。


 両翼は近衛軍がおびき出してきた敵軍に、それぞれ左右から襲い掛かった。そして交互に突出して敵軍を叩き出血を強いる。さらに近衛軍が正面から襲い掛かり、スピノザ率いる部隊の損害はますます大きくなった。


 スピノザは撤退を指示するべきだった。しかし彼はそうしなかった。カルノーの姿を見つけてしまったのだ。ほんの一瞬ではあったが、彼は憎き仇敵の姿を己の目で見てしまったのである。その瞬間、彼の頭の中から撤退という選択肢は消えてなくなっていた。


 さらに、ここでまた戦況が動く。王都パルデースの中から、狼煙が上がったのである。エルストは敗残兵に紛れて王都に潜入させた部隊にいずれかの門の確保と開門を命じていたのだが、それが為されたという合図である。その狼煙を見て、アルクリーフ領軍の主将であるイシュリア将軍は獰猛な笑みを浮かべた。


「来たか……! では、手はず通りに行くぞ!!」


 狼煙はどうやら北門から上がっているらしい。それでアルクリーフ領軍は戦場を大きく迂回し、王都の北門へ猛然と向かった。彼らのその動きを、指揮官であるカルノーは咎めない。事前に打ち合わせてあったからだ。それで動揺することなく、彼は目の前の敵を叩くことに意識を集中する。


「なんだあの煙は……!? まさか、裏切り者が出たのか!?」


 予定になかった狼煙に動揺したのは、防衛軍の側でありそしてスピノザだった。彼は馬上で胆を冷やす。だが彼は今、城壁の外で戦っている。手を打とうにも、命令を伝えることができない。


 とはいえスピノザの命令がなくとも、防衛軍は北門での反乱を鎮圧するべく動いていた。スピノザから城壁内に残った兵の指揮を一任されていた将軍が、鎮圧のための部隊を回したのである。


 だがしかし、現在北門を占拠しているのはギルヴェルス軍の精鋭約1000名。これを短時間で排除することは難しい。そしてそうこうしている間に、アルクリーフ領軍が北門に到着した。すでに門は開き、鎧戸も上げられている。それを確認すると、イシュリア将軍は全部隊を猛然と突入させた。


「よいか、暴行・略奪の類は一切禁じる! これを破ったものはどれだけ功があろうとも厳罰に処す!」


 事前に通達していたその命令を、イシュリア将軍はもう一度繰り返した。それだけ戦場の異様な興奮は、人の理性を容易く吹き飛ばすのである。これが財政的に苦しい軍勢であったり、恩賞を与える側が吝嗇(りんしょく)であったりすると、どれだけ取り締まっても略奪等はなくならない。というより、この時代の軍隊と言うのはだいたいそういうもので、兵士たちは略奪によって収入を得るというのが常だった。


 だがアルクリーフ領軍は豊富な資金を持ち、さらにエルストは吝嗇ではない。戦が終われば十分な恩賞が約束されており、そのため兵士たちは略奪を行う必要がなかった。それで彼らは家々に押し入ることなく、ただ通りを駆け抜けて真っ直ぐに西門へと向かう。そこを内側から制圧するのが、アルクリーフ領軍の戦略目的だった。


 北門で上がった狼煙をきっかけ、趨勢は解放軍の側に大きく傾いた。この狼煙が戦況に大きな影響を与えた、と言っていいだろう。しかしこの狼煙は、さらに思いがけないところにも影響を与えていた。サンディアスである。


 王都パルデースにおける攻防戦が始まってから、サンディアスはずっと王城に篭っていた。その心境は穏やかとは言いがたく、むしろ常に何かに追い立てられ、また追い詰められているように感じていた。


 実際、彼の置かれた状況は悪い。王都の城壁の外には敵の大軍が布陣しており、味方は数で劣る。彼が玉座について以来、最大の危機だった。


 その現実から目を逸らすように、彼は酒と女に溺れた。しかしどれだけ酒を飲んでも楽しく酔うことはできず、またどれだけ女を抱いても安心することができない。酒を飲めば飲むほど、女を抱けば抱くほど、彼は恐怖に怯えて当り散らし正気を失っていった。


 そんな時、彼は北門から上がる狼煙を見た。それを見て、彼は慄く。


「な、なぜ北門から、あのような狼煙が上がる……!?」


 敵が攻めているのは西門ではなかったのか。なのになぜ北門で狼煙が上がる。一体誰が、何のために。答えの出ない疑問が、サンディアスの頭の中で渦巻く。そんな中、やがて彼は一つの結論を導き出した。


 ――――逃げよう。


 詳しいことは分からない。しかし、戦況が不利であることは察しが付く。不利であるということはこのまま行けば負けるということで、負ければサンディアスは殺されてしまうだろう。


 だから逃げよう、とサンディアスは思った。幸い、南門と東門に今のところ異常はない。その二つの門のいずれかからならば、王都からの脱出もそう難しくはないはずだ。


 とはいえ、王都から脱出すればそれで自分の命が助かるなどという楽天的なことは、サンディアスも考えていなかった。彼が遁走したことを知れば、ユーリアスは追っ手を差し向けてくるだろう。それにただでさえ、王都を奪われれば二人の力関係に差がつくのだ。何とかして少しでも、ユーリアスの力をそいでおかなければならない。サンディアスはそう思った。


「……王城に捕らえている貴族どもを殺せ」


 皆殺しにしろ、とサンディアスは命じた。王城に捕らえてある貴族のほとんど全ては、もともとユーリアス派だった者たちである。最近ではサンディアスに媚を売るようになってきた者たちもいたが、そのような者たちに対しても彼は容赦しなかった。サンディアスが遁走し、ユーリアスが王城に入れば、彼らはまたユーリアスに尻尾を振るだろう。その未来は容易に想像できた。


 解放された貴族たちはユーリアスに味方し、サンディアスを追うだろう。その時、彼はギルヴェルス国内に居場所を失う。だが多くの貴族たちが死亡して国内が混乱していれば、まだ再起を図ることも可能。サンディアスはそう考えた。


 サンディアスの命令は忠実に実行された。王城の中は悲鳴と絶叫で満たされ、戦場と見間違うほどの量の血が流された。白い大理石の柱や廊下はことごとく赤く染められ、一年たっても血の臭いが消えなかったという。無論、誇張だが。


 王城の中で行われたのは殺戮だけではなかった。サンディアスから殺戮を命じられた兵士たちは、その報酬とばかりに貴族達の死体を漁った。貴金属や宝石類の装飾品、懐に忍ばせていた財布や、仕立てのいいステッキや眼鏡など、金になりそうなものは全て剥ぎ取った。


 それでも、死体を漁るのはまだお行儀のいい方だったと言わなければならない。ある者たちは剣を突きつけ、命乞いをする貴族たちから全てを奪った。文字通り、全てである。血がついては使えないからと着ていた物を、それこそ下着まで全て脱がせ、丸裸にしてから殺した。男であれば殺すだけだったが、女であれば犯してから殺した。犯されながら死んだ女も多かった。


 戦場における最も醜悪な部分が、よりにもよってこの王城の中で繰り広げられたのである。王都内に侵入したアルクリーフ領軍が、略奪も暴行も行わなかったことと、なんという違いであろう。


 さてその間、サンディアスはなにをしていたのか。彼もまた、宝物の略奪に勤しんでいた。だたし、部下に混じって死体を漁っていたわけではない。王城の宝物庫から、逃走資金となる財宝をかき集めていたのである。しかし彼がそれを王城の外へ持って行くことはなかった。それより先に、ある報告が彼のもとにもたらされたのである。


 曰く「ユーリアスが兵を率い、王城内に侵入してきた」。


 これがもし、「敵兵が王城内に侵入してきた」という報告であったなら、サンディアスは財宝を放り出して一目散に逃げていただろう。しかし彼が聞いた報告の中には、決して無視できない単語が含まれていた。つまり、「ユーリアス」という名前である。


「ユーリアスが……、来たのか……」


 呆然とする一方で、彼はこれが戦況を覆す絶好の機会であることに気付く。このまま行けば、遠からず防衛軍は負けるだろう。しかしここでユーリアスを討ち取れれば、解放軍を退かせることが出来る。サンディアスそう思った。


(これが、最後の機会か……!)


 ユーリアスが敵陣の最奥にいる限り、サンディアスは彼に手出しをすることができなかっただろう。しかしこうして彼は王城に来た。王城にまで攻め込まれた今のこの状況は確かにまずい。だが同時に、ユーリアスがここへ来たというのは、千載一遇の好機であるようにサンディアスは思った。


「……謁見の間に兵を集めろ。ユーリアスを迎え撃つ」


 集めていた宝物をその場に投げ捨て、サンディアスは報告に来た兵にそう命じた。彼は逃げずに戦うことを選んだのである。そしてその選択が彼の、そしてユーリアスの運命を最終的に決定付けることになった。


 ユーリアスが王城の庭の外れにある納屋、つまり地下通路の終着点から外に出たとき、そこに敵兵の姿はなかった。ここはもともと人気のない場所であるから、これは予想通りだった。


「狼煙が……」


「どうやら、作戦は上手くいっているようです」


 ユーリアスがふと北の空に目をやると、そこには一朶(いちだ)の白い煙が立ち上っていた。彼と同じものを見たのであろう。エルストが隣に並び、どこか安心したような声を出した。


 全ては陽動である。北門の占拠と開門など、ただの陽動とするにはもったいない気もする。だが、実際にこれらは全て陽動である。全てはこの突入部隊の存在を隠すことが目的だった。


「急ごう。この戦いを終わらせるんだ」


「御意。ですが、まずは部隊が揃うのをお待ちください」


 急くユーリアスを、エルストはそう言って宥めた。地下通路は細く、突入部隊200名は長い列を作って移動してきた。そのため、今はまだその全てが外へ出てきているわけではなく、彼らが揃うのをまずは待たなければならなかった。


 外へ出た兵士たちは、まずは茂みや樹の陰に身を隠して味方が揃うのを待った。ユーリアスやエルストも同じである。


(こうしていると、幼い時分にここで遊んだことを思い出す……)


 王城の広い庭は、幼いユーリアスにとって良い遊び場だった。彼だけではない。王族の子供たちはみな、ここで遊んだことがある。サンディアスだってそうだ。一緒に遊んだことだってある。あの頃は、まさかこんなことになるとは思ってもいなかった。過去の思い出は甘く、それゆえ途方もなく苦かった。


「義父上、そろそろ……」


 エルストのその声で、ユーリアスは意識を現在に戻した。どうやら突入部隊の全員が揃ったようである。ユーリアスはエルストに頷きを返す。それを確認してから、エルストは部隊に王城への突入を命じた。


 まずはギルヴェルス軍の兵士たちが突入し、その後をアルクリーフ領軍の兵士たちが追う。エルストとユーリアスは、比較的後ろから付いていった。


「これは……」


 王城の中に入ると、ユーリアスはその異常にすぐに気付いた。死体がそこかしこに転がり、悲鳴や絶叫があちらこちらから聞こえてくる。近くに伏せる遺体を確認してみると、見覚えのある顔だった。彼を支持していた貴族の一人だ。


「貴族たちを……、粛清しているのか……?」


 呆然とした口調でユーリアスが呟く。いくら劣勢に陥ったとはいえ、サンディアスがそこまでするとは思っていなかった。


「早く、サンディアスを探そう……!」


 ユーリアスの言葉に、エルストも頷く。二人は部隊を引き連れ、サンディアスがいる可能性が最も高いと思われる謁見の間へと向かう。その途中、彼らは何度も敵兵と遭遇した。その中には死体を漁る者もいた。血染めになった衣服も脱がして奪おうとしている兵さえおり、ユーリアスは人の欲望の浅ましさと醜さを目の当りにしたように思った。


 何度か戦闘も起こったが、敵が組織的でなかったこともあり、突入部隊が損害を出すことはなかった。そして彼らは謁見の間へと近づく。


「よろしいですか?」


 エルストの問い掛けに、ユーリアスは無言で頷いた。それを見て、エルストは兵士たちに合図を送る。そして兵士たちは大きな二枚扉を開けた。


 扉を開けると、その正面には玉座がある。その玉座にはサンディアスが座っていた。兄弟の視線が交錯する。ついに二人は正面切って相対したのである。


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