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アルヴェスク年代記  作者: 新月 乙夜
転の章 薄氷の同盟
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薄氷の同盟14


 援軍としてやって来たカルノー率いる近衛軍5万と合流したことで、解放軍の殿(しんがり)は総勢17万となった。これだけで当初の戦力を上回る。さらに近衛軍はアルヴェスク軍の中でも精鋭部隊として知られており、その彼らが援軍に来たことで殿として戦っていた兵士達の士気は大いに上がった。


 撤退する解放軍を追撃し、殿と何度も戦端を開いていたブロガ伯爵は、合流した敵の正確な数は分からなかっただろう。しかし、敵に援軍が来たことは重々承知していた。恐らく数の優位が消えたであろうことには勘付いていた。さらに、前回の戦闘で多大な被害を出している。それで結局、彼はそれ以上の追撃を諦めて王都プレシーザへ撤退した。


 ブロガ伯爵率いる第一迎撃軍が追撃を諦めたことを知ると、エルストは行軍の速度を上げ、先行するギルヴェルス軍と合流した。そして総勢20万となった解放軍は、後方を警戒しつつ、ギルヴェルスの西の国境を目指した。


 ギルヴェルスとアルヴェスクの国境を越えて皇国の領内に入ると、さすがに兵士たちから安堵の息が漏れた。どれだけ順調にいっていたとしても、撤退戦は神経をすり減らすものなのである。


 遠征の出発地点にして後方の補給拠点としていた野営地に戻ってくると、エルストはそこにいた予備戦力の兵士たちに警戒を任せ、解放軍の兵士たちを休ませた。ご馳走と酒が振舞われ、兵士たちは英気を養った。これで数日しっかりと休ませれば、彼らはまたもとの精強さを発揮するだろう。


(兵士たちはこれでいい。問題は……)


 問題は、ユーリアスである。彼は人質となっていた妻子を殺され、意気消沈として絶望に沈んでいる。娘のアンネローゼと、彼女が生んだ孫のアンジェリカのことを思い出させてなんとか自決は思いとどまらせているが、しかし今の彼はすぐにでも妻子の後を追いそうで、戦える状態にはない。


 この彼を何とか立ち直らせ、再び解放軍の先頭に立ってもらわなければならない。解放軍の正義を象徴するのは、他でもないギルヴェルス王国の王太子ユーリアスなのだから。


 そして、そのための手は、すでに打ってある。


「……婿殿。婿殿! これは一体……!?」


 動揺するユーリアスの姿を見て、エルストは内心で少しだけ胸を撫で下ろす。混乱している様子の彼の顔は、しかしここ最近で最も生気に溢れていた。


「どうかしましたか、義父上?」


 ユーリアスが混乱しているその理由に、エルストはもちろん心当たりがあった。しかしあえてとぼけてみせる。それが癇に障ったのか、ユーリアスはついに怒鳴り声を上げた。


「『どうかしましたか』ではない! なぜここに、アンネローゼとアンジェリカがいるんだ!?」


 ユーリアスが動揺し混乱している理由。それはこの国境近くの野営地に、アンネローゼとアンジェリカがいることを知ったからだ。


 この野営地は後方の補給拠点だが、しかし同時に敵が逆侵攻してきた際の最終防衛線でもある。だから敵軍がここまで来ることも、当然想定されている。つまりここは戦場の一部なのだ。


 その戦場に、戦士でもなければ男でもない、それどころかか弱い女性と幼児でしかない、アンネローゼとアンジェリカがいる。それは十分に非常識なことだった。


 いやこの際、常識から外れていることはユーリアスにとってさほど重要ではない。彼の妻子が、アンネローゼにしてみれば母と弟妹が殺されたのだ。これをどう伝えるべきかは彼にとって大きな悩みだった。そして、自分のことで手一杯だったこともあり、その答えはまだ出ていない。


 それなのにアンネローゼは、しかもアンジェリカを連れて、来てしまった。彼女にどんな顔をすればいいのか、ユーリアスには分からない。親としての面子などこの際どうでもいいし、そもそも今の彼にそんなことを気にかける余裕はないのだが、要するに会うにしてももう少し落ち着いてからにしたかった。


「事情を説明した上で、私が呼び寄せました。」


 詰め寄るユーリアスに対し、エルストは真剣な眼差しを向けながらそう言った。つまり彼が書いていた二通の手紙のもう一方は、アンネローゼに宛てた手紙だったのである。


 エルストの言葉に射すくめられたのか、ユーリアスは言葉を失う。そんな彼に、彼はさらにもう一言だけ告げた。


「必要なことだと思いましたので」


 それを聞いて、ユーリアスはまた言葉を失った。そして彼は、なにか恐ろしいものを見るかのようにして、娘婿の顔をまじまじと見た。


 母親と弟妹が殺されたことは、遠からずアンネローゼにも教えなければならなかった。彼女には、それを知る権利がある。しかしエルストの言う「必要なこと」とは少し意味合いが違う。彼はむしろ、「ユーリアスを立ち直らせるためにアンネローゼが必要だ」と言っているのだ。


「お父様」


 その声は、静かではあったがはっきりと響いた。アンネローゼの声である。その声を聞くと、ユーリアスはびくりと身体を震わせる。そして恐るおそる声のしたほうへ顔を向けた。


 アンネローゼの顔は、強張っていた。濃い疲労の影も見える。しかし彼女の目には強い光が輝いていた。それはユーリアスにはないものだった。


 娘の姿に妻であるレイヤの面影を見て、ユーリアスは一筋の涙を流す。そんな父に、アンネローゼはしっかりとした口調でこう言った。


「お父様。事情は、エルスト様からの手紙で聞いております。お母様と、トレイズとメルディアに会わせていただけませんか?」


「……っ。……ああ、そうだな。フレイヤたちに、言葉をかけてやってくれ……」


 アンネローゼの言葉に、ユーリアスは一瞬息を呑んだ。フレイヤたちと会うということは、つまり蝋蜜漬けにされた彼女達の生首と会うということだ。過酷で、残酷な対面となるだろう。父親として、気が引ける部分はある。しかし会わせないわけにはいかない。親子でありまた本人がそう望む以上、アンネローゼにはやはりその権利があるのだから。


「アンジェリカ、は?」


 連れだって歩きながら、ユーリアスはアンネローゼに尋ねた。それに対し、彼女は悲しげに目を伏せながらこう答える。


「侍女たちに任せています。子供に……、子供に見せるものでは、ないでしょう?」


 その言葉に、ユーリアスは深く頷いた。まったくその通りだと思った。本心を言えば、ユーリアスはアンネローゼにさえそれを見せたくはない。アンジェリカについては、言うに及ばずである。


「……これで、良かったのかい?」


 ユーリアスとアンネローゼの少し後ろを歩きながら、カルノーは隣にいるエルストにそう問い掛けた。アンネローゼをアルクリーフ領からこの野戦陣地にまで連れて来たのは、カルノーである。エルストに頼まれてのことだが、近衛軍が東へ向かうそのついでに、彼女らを護衛をしながらここまで連れて来たのだ。彼が前に言っていた「無茶」とは、つまりこのことだった。


「言ったはずだ。私も切羽詰っている、と」


 カルノーに対し、エルストは少し憮然とした口調でそう答えた。彼のことだから、妻の力を借りなければならないことが、つまり自分の力が及ばないことが不満なのかもしれない、とカルノーは思った。


 しばらく歩くと、急いで立てられた天幕に着いた。ただ、屋根があるだけで四方は吹き抜けの状態である。ユーリアスはそこでアンネローゼに少し待つようにと言った。そして彼は蝋蜜漬けにされた三人の首を持ってくる。


「あ……、ああ、あああ……!」


 三人の、母と弟妹の首を見ると、今で気丈に振舞っていたアンネローゼの目からとうとう涙が零れ落ちた。彼女は三人の首を胸に抱くと、声を上げるのではなくむしろ押し殺すようにして泣いた。そして三人の首に、何度も口づけする。


「怖かったでしょう……。痛かったでしょう……。無念、だったでしょう……」


 アンネローゼの、嗚咽交じりの声は今にも消えそうなほど小さい。流れ落ちる滂沱の涙が、彼女の悲しみの深さを物語っている。


 母と弟妹の首をしかと抱きしめて泣くアンネローゼのその姿は、見ている者の心を痛烈に打つものだった。周りにいる兵士たちは、皆その姿を見て涙を流している。カルノーもまた、こみ上げてくるものを抑え切れない。


「アンネローゼ……」


 泣き続ける彼女の肩をそっと抱いたのは、夫であるエルストだった。彼もまた涙を流していた。撤退戦の最中は全く涙を流さなかったのだが、それが終わった今は多少気が緩んだのかもしれない、とカルノーは思った。


 肩を抱く夫の胸に、アンネローゼは泣きながら顔をうずめた。その姿は儚く、そして弱々しい。そこへユーリアスも加わり、家族はみな涙を流して泣いた。


「叔父上……、いえ、サンディアスは、わたしとアンジェリカの命も、狙っているのでしょうか……?」


 目を真っ赤に腫らしたアンネローゼは、鼻を啜りながら涙声で誰にともなくそう尋ねた。母を殺され、弟と妹も殺された。父も執拗に命を狙われている。ならば自分と娘も、と考えてしまうのは当然のことだろう。そうでなくとも、ギルヴェルス王家直系の血筋をサンディアスが自分以外根絶やしにしようとしているのは、想像に難くない。


 自分だけでなくアンネローゼとアンジェリカの、娘と孫の命までもが狙われている。ユーリアスはようやくそのことに気が付く。その瞬間、彼の心に火がついた。


(させる、ものか……!)


 フレイヤとトレイズとメルディアは、助けることができなかった。それはユーリアスの中で決して癒されない後悔となっている。その絶望は深く、生きていることが辛いくらいだ。


 しかし、アンネローゼとアンジェリカはまだ生きている。ならば今は、絶望に打ちひしがれている時ではない。


「私が、守るよ。絶対に。今度こそ、絶対に……!」


 涙を流しながら、ユーリアスはそう誓った。そして昔そうしていたように、アンネローゼの頭を優しく撫でる。それで彼女は少し安心したようで、小さな笑みを浮かべた。その笑みを見て、ユーリアスはまた泣いた。



□■□■□■



 ユーリアスとアンネローゼが再会した、その次の日。ユーリアスとエルストはさっそく、解放軍の主だった幹部を集めて軍議を開いた。無論、その場には近衛軍を率いるカルノーも呼ばれている。


 軍議が始まると、まず口火を切ったのはユーリアスだった。


「皆にはみっとないところを見せてしまった。不安に思っていた者も多いだろう。まずはそのことを謝罪する」


 そう言って立ち上がると、ユーリアスはその場にいる者たちに向かって小さく頭を下げた。そのことで小さなざわめきが起こったが、バフレン将軍が次のように発言すると、それもすぐにやんだ。


「大丈夫……、なのでございますか?」


「……正直、自信はないよ。ただ今は俯いているべき時ではない。それは、わきまえているつもりだ」


 ユーリアスの浮かべる笑みはどこか弱々しい。しかしその言葉は思いのほかしっかりとしている。少なくとも、聞いている者たちに不安を抱かせることはない。


「皆も聞いてくれ。私が不甲斐ないばかりに、我々はこうしてギルヴェルス王国の外へと退避しなければならなくなった。だが、私はもう迷わない。簒奪者の手から国を取り戻し、私がギルヴェルスの国王となる。そのために、皆の力を貸して欲しい」


 ギルヴェルスの国王となる。ユーリアスがはっきりとそう宣言したのはこれが初めてだった。明確な目標が設定されたことで、その場にいる者たちの顔つきが変わる。


「無論です。義父上」


「左様です、殿下。我らはそのために戦っております」


 まずエルストが立ち上がり、ついでバフレンが立ち上がった。二人とも右手を握って胸に当てている。二人に続くようにして、その場にいる者たちが次々と立ち上がる。皆、同じように右手の拳を胸に当てていた。


「皆に礼を言う。私が王座に就いたあかつきには、皆の働きに報いることを約束しよう」


 ユーリアスがそう言うと、一同は揃って「はっ!」と返事をした。なお、彼が「働き」と言い「忠義」とは言わなかったのは、解放軍の大部分がアルヴェスク人であることを考慮してのことかもしれない。


 加えて、「報いる」にしてもそれはライシュを通じてのことになる。アルヴェスク皇国がユーリアスを助けるのは、摂政ライシュハルトがそう決めたから。つまりこれはユーリアスとアルヴェスク皇国の間で結ばれた契約なのだ。契約の対価は、あくまでも当事者である皇国に支払われ、代表者であるライシュがそれに対応することになる。


 まあそれはそれとして。一同が着席すると、本格的な軍議が始まった。これを主導するのはエルストである。とはいえ、この軍議で新たに決めることは少ない。二度目の侵攻は、おおよそ一度目の侵攻に沿ったものとなる。それゆえ、軍議の大半はその確認だった。


 そもそもこの軍議の最大の目的は、ユーリアスが意気消沈とした状態から立ち直り、戦意を取り戻したことを知らしめることだ。そしてその目的はすでに達せられている。出席している人々もそれを承知しているため、この軍議はどこか事務手続きを行っているような雰囲気だった。


 しかしその雰囲気が一変する。軍議を行っている天幕の中に、誰も予想していなかった人物が入ってきたのである。その人物とは、アンネローゼだった。


「失礼いたします」


 アンネローゼの凜とした声が天幕の中に響く。その瞬間、人々の視線が彼女に集中する。男達の視線に、しかし彼女は臆することなく背筋を伸ばして楚々と立つ。


「アンネローゼか? どうした?」


 彼女にそう問い掛けたのは、夫のエルストだった。その問い掛けに、アンネローゼは彼の目を真っ直ぐ見てこう言った。


「エルスト様に、お願いがございます」


「ここで、か?」


「はい」


「ふむ、言ってみるといい」


「わたくしとアンジェリカを、一緒に連れて行ってくださいませ」


 アンネローゼがその願いを口にすると、天幕の中にざわめきが広がった。「一緒に連れて行って欲しい」というのはつまり、解放軍に同行したいということである。アンネローゼは武芸の心得など全くない公爵夫人であるし、アンジェリカに至っては幼児である。そのような二人が今この野戦陣地にいるだけも非常識だというのに、あまつさえ遠征に同行したいと言う。前例のない暴挙、と言っていいだろう。反対の声はすぐに上がった。


「駄目だ! そんなことは認められない!」


 焦った様子で真っ先にそう言ったのは、父親であるユーリアスだった。今の彼にとって二人はまさに生きる理由だ。その二人が危険な戦場へ付いてくるなど、とてもではないが容認できるはずもない。


「お前たちはアルクリーフ領へ戻ってそこで……!」


「わたしも、お母様やトレイズ、それにメルディアの仇を取りたいのです」


 取り乱す父親の目を真っ直ぐに見て、アンネローゼはそう言った。そこ固い決意の篭った声に、ユーリアスは思わず息を呑む。そこへ、彼女はさらにこう言った。


「確かに、わたしに戦う力はありません。ですが大切な家族を殺され、どうしてわたしだけ戦わずにいることができましょう。例え剣を振るうことができなくとも、わたしはそこにいるのです」


 それがわたしの戦いです。アンネローゼは静かにそう宣言する。カルノーは彼女のその姿に、ジュリアの凛然とした力強さとは別の、しなやかではあるが決して折れることのない柳のような強さを見た気がした。


 アンネローゼのこの言葉に力があったのは、やはり昨日のことがあったからだろう。ここにいる者たちは、彼女が昨日、母や弟妹の首を抱いて泣くその姿を見ている。あの姿を見せられては、彼女の覚悟を否定することはできない。


「それに、お母様やトレイズ、メルディアたちをきちんと埋葬してあげたく思います」


 声音に沈痛なものを混ぜながら、アンネローゼはそう言った。首を刎ねられた彼女らの身体が、どのように扱われたのかはようとして知れない。しかし、丁重に葬られたとは思えない。ならばせめてその首だけでも、ギルヴェルス王家の墓に葬ってやりたい。アンネローゼはそう訴えた。


「……だが、アンジェリカまで連れて行くことはないのではないか?」


 静かにそう発言したのはエルストだった。アンネローゼの覚悟と想いは認めよう。しかしそれにしても、これから向かうのは危険な戦場である。そのような場所に、まだ物心さえ付かない幼子を連れて行くなど、非常識の極みだ。


 しかし夫のその言葉に、アンネローゼは穏やかに微笑みながらこう反論する。


「お父様とエルスト様がおられるのです。これより安全な場所が、どこか他にありましょうか?」


 それは、「解放軍は決して負けない」という確信の表れだった。これを否定することは、すなわち解放軍の勝利を否定することに繋がる。士気を高めることが最大の目的であるこの軍議において、それは匂わせることさえも憚られた。反対の急先鋒であるユーリアスでさえ、言葉を必死に堪えている。結局、反対する者は現れず、そのままアンネローゼとアンジェリカの同行が決まった。


 軍議が終わると、ユーリアスはすぐさまアンネローゼのもとへ駆け寄り、まくし立てるように何事かを話していた。やはり、心配なのだろう。それも当然だ、とカルノーは思った。


 仲睦まじい親子の様子から視線を外すと、カルノーは天幕の外へ出た。歩き出した彼が向かうのは、自分の天幕ではない。彼はその足で、真っ直ぐにエルストの天幕へと向かった。その真意を確かめるために。


 先程の軍議で、エルストはアンネローゼにほとんど反対しなかった。ユーリアスが真っ先に反対していたせいもあるのだろうが、しかし二人が揃って反対していれば、彼女を翻意させることもできたのではないだろうか。


 さらに、「アンジェリカまで連れて行くことはないのではないか?」という発言である。あれで、少なくともアンネローゼは同行することがほぼ確実になった。自分の発言がどのような影響を与えるのか、あの賢いエルストが考えていないはずがない。ということは、やはりあの発言は狙ってのものだったのだろう。


(ロキは二人が同行することに、初めから賛成だった……?)


 カルノーとしては、そう思わざるを得ない。しかし一体何のために二人をどう来させようというのか。その真意を、カルノーは確かめなければならなかった。


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