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幽霊放浪期  作者: 毛玉
1/2

そうだ、京都に行こう

どもー

吾輩は幽霊である。名前はまだない。

・・・なんちゃって

いやー、実際名前どころか性別も記憶すらないんだよねー

気づいたら浮いてました、空に

未練も憶えてないから、どうすれば成仏できるかもなんてわかるわけがない

だからフラリフラリと気儘な浮遊霊ライフを謳歌してたんだけど、とあるCMに感化されて


「そうだ、京都に行こう」

と思い立ったのです

現在地は新潟。

長い旅になりそうねー

しばらく帰って来れなくなりそうなので、近所の野良猫連中に挨拶しとく

「「「ニャー!にゃニャー」」」

ふむ、気をつけて行って来いだって。

気の良い野良猫ちゃん達だ。厳しい境遇に負けず、真っ直ぐ育ってくれてパパ(?)嬉しいよ・・・っ!

猫、名残惜しいが・・・

決心が鈍る前にここを発つ事にする

「おみあげ一杯買ってくるねー!!」

まぁ、手すり抜けちゃうちゃって何も持てないんだけどっ!!

きっと幽霊なんだし、ポルタ―ガイストで何とかできる。・・・かも

「さぁ、しゅっぱーつ」

いざ、京都へ

・・・・・ところで南西ってどっちだっけ?


見切り発車―っと

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