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人探し その3
≪なんだその…うん、≫
次の一言に俺は絶句した。
≪死ね?≫
『は…?』
≪だーーかーーらーーッ≫
≪死ね?≫
「え…え…えッ…え」
『は?…おま何言ってッ』
≪じゃあね?≫
帰るのか? 嫌な予感しか…
≪じゃあね 薫ちゃん≫
「!?」
『…? 何もない? 銃声もきこえなかったし?』
恐る恐る薫ちゃんの方向へ体を向ける
『薫・・・ちゃん?』
そこに薫ちゃんは居なかった
正確にはいなかったことにされてた
≪任務完了ーっとーご協力あざしたッ 俺!!≫
『は? お前何者だ?』
≪見ればわかるだろ? 俺はお前。 ≫
『う…違う違う違うッ!!!!俺はッお前とは違う!!』
≪何が違うんだ? 何もかも同じだろう?≫
嘲笑いながら謳うように言葉を吐く
『違う…何もかも違う!俺はッ…俺h』ブチッ
ブチッ?
何の音だ?
遠く? 近く?
冷静に、
嗚呼 そうか
そういうことだったのか
『お前ッ…!』
≪思い出した? 全部、全部≫
これが序章になるなんて
思ってなかったんだ。
これはまだまだ序章です(´・ω・`)
長編になりそす、