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昨日の君が、明日の僕を忘れても

作者:Serizawa
最新エピソード掲載日:2026/03/12
カメラマンとして働く瀬戸ハル(27)は、3年前の事故以来、奇妙な記憶障害を抱えている。それは、「自分にとって最も大切な人」に関する記憶だけが、眠るたびにリセットされるという残酷な呪いだった。

ある日、ハルは行きつけの古本屋で、新人作家の浅見アキと出会う。初めて会ったはずなのに、彼女の選ぶ言葉、シャンプーの香り、そして時折見せる寂しげな微笑みに、ハルの心は激しく波立つ。

「初めまして、ハルさん」

アキはそう言って微笑むが、実は彼女こそが、ハルが高校時代に心から愛し、そして事故の衝撃と共に脳から切り離された**「失われた初恋の相手」**だった。アキは、ハルが自分を忘れてしまうことを知りながら、彼の人生に「新しい友人」として再び現れたのだ。

ハルは毎朝、枕元のノートに記された「浅見アキを忘れるな」という自分の筆跡を見て、彼女との時間を必死に繋ぎ止めようとする。しかし、障害は悪化し、アキに関する記憶だけでなく、彼女と過ごした「今日」そのものが霞んでいく。

一方、アキが執筆している新作小説には、二人の過去に隠された「ある悲劇的な真実」が綴られていた。なぜハルの記憶からアキだけが消えたのか。なぜアキは正体を隠してまで彼の側に居続けるのか。

「たとえ明日、あなたの世界から私が消えても、私は今日、あなたに恋をする」

24時間ごとに愛を失い、24時間ごとに恋に落ちる二人。
重なり合う「忘却」と「執筆」の果てに、二人が辿り着く「記憶よりも確かな愛の証明」とは――。
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