表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
猫人  作者: Wosss
第三章 高
15/17

第弐話

空が明るくなってゆく。

猫人は縁火の家へと足を進める。

虚な目。

猫人は疲れ切っていた。

あともう少しで家に着く、あと、もう、少し、で、家、に…

「マオレン!」

倒れそうになる猫人へと駆けつけ、抱きしめたのは縁火だった。

「マオレン、よく、帰ってこれたな…」

縁火は涙を堪えていたが、猫人の大泣きにつられて泣いていた。

「ホムラがぁ、ホムラを守れなかっだぁ。」

「そうか、そうか、」

縁火は猫人をずっと抱きしめた。

涙が止むまで、ずっと。

日の出を迎え、猫人と縁火は家に戻った。

「それじゃあ、朝飯でも食べよっか。」

数ヶ月が経って、猫人はバイトを始めた。

縁火の助けもあってか、今は飲食店で働いてる。ファミレスだ。

縁火はもう完全に保護者だ。

店長から、猫人はよく働いてくれると聞いて、縁火はほっとしている様子だった。

場面は変わる。

とある男が、猫人の働くファミレスへと向かっていた。

「はぁーあ、やっと退院できたってのに、腕が動かないんじゃバイク握れないじゃん、全く。いやーしかし、長らく意識が無かっただなんて、信じらんないなー。俺にとっちゃ、ただ寝てたみたいなもんなのに。」

男は入店し、案内された席へ座った。

「うっし、さて、何頼もっかなー。」

あー、ながい、はよ選べ。

「えーと、ボタンボタン、あった。ぽちー」

「ご注文はお決まりでしょうか。」

店員のお札には[猫人]と書かれていた。

「え?マオレン?」

「え?」

とある男の名前は、平木(ひらぎ) 渦真(うずま)だった。

猫人は驚きのあまり、伝票を落とした。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ