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案内されたのは、門からすぐ側にある建物の個室。
テーブルと椅子が4脚あるだけの、とてもシンプルなお部屋。
取り敢えず、座ればいいのかな?
「すわって、いーい?」
??「はい、、、」
椅子が高いが何てこと無い、ラフェルの高さが在るから、横へ移ればいいのだ。
それに、ラフェルも手伝ってくれる。(えっへん)
隊長「では、自己紹介から…」
「いりゅ?」
隊長「あ…、あぁ、必要だ。(鋭いな。)
俺は、このガード街の騎士団隊長のザルツと言う。
よろしくな。」
??「私は、副隊長のサルトと申します。
よろしくお願いします。」
「いりゅ?」
隊長「要るな。」
「チャーリャ。」
よろしくは、したくないから、いっかな。
隊長「チャ…チャーリャ?」
「ちぎゃう、チャ…チャー・・・。」
(ラフェル、どうしよう。)
(サーラは書けるだろう?)
「きゃきゅもにょ、ありましゅきゃ?」
副隊長「?・・・あ、書くものですね?
お待ちください。」
隊長「書けるのか?」
コクリッ。
隊長「ほー。そりゃ、・・・すげーな。」
副隊長「また、言葉遣いが悪いですよ。
こんなのでも、恐くないですからね。
すみません。
紙とペンです。どうぞ。」
「大丈夫。あーがちょ。」
紙に丁寧に、サーラと書く。
只し、手が小さくて、うまく握れず、何とか読める程度の文字だ…。
読めるよね?
副隊長「サーラさんですか。」
「あい。」
隊長「それでよ、サーラは一人で来たのか?家族はどうした?」
「きょの、きょ。」
隊長「いや、産みの親や、兄弟、親戚とか。」
「ん~…。
(神様が造ってくれたから、在る意味、親は神様なのかな?
でも、此処にはいないし、説明難しくない?)」
(此処には居ないとでも言っておけ。)
「きょきょには、いにゃい。
ちょーっても、ちょおくに、いりゅ。」
隊長「いるには、いるんだな?」
…コクリッ。
隊長「なら、なぜ一人なんだ?」
「ひちょりじゃ、にゃい。
きょのきょ、いりゅ。」
隊長「…悪い。
その、ホワイトウルフ…か?そいつ以外に付き添いは居ないのか?」
「いにゃい。」
隊長「なぜだ?」
(ラフェルどうしよう。
もー、質問多いよね。)
(面倒だな。
それとなく理由になるように、忙しいとかでどうだ?)
(よしっ!それでいこう!)
「みんにゃ、いちょがちい。
わちゃちに、あえにゃい。
びょうけん、ちたいっちぇ、わぎゃまま、いっちゃ。
ひきちょめちゃけぢょ、いきゃせて、きゅれちゃ。」
隊長「なに!?!?
一人で家を出たのか??
どういう家庭だ…。」
副隊長「あ、あの…。サーラさん?
一人で出られたのですか?」
コクリッ。
隊長「なぜ聞き返す?
さっきサーラが言っただろう。」
副隊長「いえ、隊長。一人で、なのです。」
隊長「・・・ん?」
副隊長「先程のサーラさんは一人ではないと否定しましたよね?
ホワイトウルフ?が居るからと。
しかし、今は否定しませんでした。
正真正銘、一人で家を出たと言うことですよね?」
コクリッ。
隊長「はぁ!?!?!?!?!?」
「うーちゃい…。」
耳が痛いな。
ラフェルの耳がペタンって閉じちゃった。
可愛い!!
隊長「あぁ、悪い。
いや、俺は悪くないよな?
おかしいぞ?
一人で旅に出るか?
そんなチビッ子がいるか?!」
「しょにょ、チビッきょ、わちゃち。
きょきょに、いりゅ。」
隊長「いや、そうなんだが…。
はぁ、何か疲れたな。」
「ちゅかれちゃ?
きゃえりょーきゃ?」
隊長「いやいや、大丈夫だ。
それより、帰るって何処へだ?家か?」
「…みょり?。」
「「・・・・・え?」」
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