83.あー!あっちー!!
まだ、時間はあるみたい、だから、皆で歩きながら色々探すことにしたの。
「あっ!あっちー!!」(ダッ)
(こら、サーラ。
勝手に行くな。)
「あらあら、何か見つけたのかしらね。」
「何だろうね。」
「薬草かな?山菜かな?」
「魔獣かな~?」
全員でサーラを追いかける。
「サーラちゃん、速くなったわね~。
隠蔽も使っているのかしら?
注意しないと、見失ってしまいそうだわ。」
(全く、魔法も使って、隠蔽も使って、何処へ行くつもりだ。
私は見失うことなど、決して無いがな。)
「はいはい、そーですね。
それより、これはまた、凄いのではなくて?」
(そうだな。サーラも良く見つけたな。
しかも、既に中に入ったな。)(ハァー)
「あらあら、これから楽しくなるのではなくて?
私たちを置いて行くのだから、ため息なんてやめてちょうだいな。」
「大きな穴。」
「何の穴?」
「落とし穴~?」
『違うぞ、これはジャイアントアーミーアントの巣だ。
中に、うじゃうじゃいるな。』
「サーラちゃんは、大丈夫かしら?」
『なんとも言えんな。
子育て中のアントは、巣から出てこない限り大人しい。
しかし、巣に入り、子を襲うものと認定されれば、巣にいる雄の成体に襲われるな。』
「心配だわ~
アントのランクがCランクだとしても、群れだと最悪、Aランクにもなり得るのよ。
私も行こうかしら。」
『おい、サーラの邪魔をするな。』
「邪魔だなんて、助けに行くのよ!」
『お前のその行動は、助けにはならん。
察知をしてみろ。』
「ぅうーん…ん?
え?た、闘っているの?」
『あぁ、初めは、あれの固さに悪戦苦闘していたが、弱点が分かったようだな。』
「弱点?」
「あるの?」
「教えて~?」
『あとでサーラと答え合わせだな。』
「ふぅー。あ、みんにゃ~
ちゃぢゃいまー!」
「「「「『あ、うん、おかえり。』」」」」
まだ、時間がかかると皆が思って時に、サーラが戻ってきた。
あの戸惑いは、各皆頷きあって、解決がされましたとさ。
少しずつ更新します。
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