71.魔素の違い
(どこまで行くのだ?)
「そうね~
魔の森を出るギリギリまでかしらね。」
(承知した。)
ラフェルに乗せてもらって移動をする。
精霊さん達は、ラフェルの頭に捕まってるよ。
ドライアドはね~飛んでる。
たまにね、木を通り抜けてるよ。
いや、通り抜けるって何?
最初怖かったよ。
木を出入り口にしてるところは、一度見たことがあったけれどね。
通り抜けるって…。
何度も見ると、慣れちゃったけどね。
さぁ、あっという間に到着しました。
「にゃんか、きゅうき、ちぎゃう?」
「あら、気づいたかしら?
流石ね~。」
『魔の森は魔素が濃い。
普通の森は、比べれば薄いな。
魔の森から普通の森へ近づくにつれ、魔素が薄くなる。
そのため、サーラは空気が異なると思ったのだろう。』
「だから、魔獣も弱いし、種類も全然違うよ。」
「植物は大きさが違うし少ないよ。」
「魔の森の方が、売るときは高価だよ。」
「にゃるほぢょ~。」
「魔の森はね、魔素が濃いって、フェンリルが言ったでしょ?
魔獣も、植物も、魔素を取り込むの。
魔素で成長する感じかしらね。
だから、強いし、良いものが育つ。
でも、魔の森は危険がいっぱい。
普通の森とは比べ物にならないの。
だから、高価なのよ。」
「ほぅほぅ。」
『基準は普通の森となる。
冒険者になったら、気を付けないとな。
しかし、高価なのは違いない。
売るのも良いだろう。』
「あーい。
きゃんぎゃえて、うりゅね。」
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