66.慣れ?成果?…卵?
さぁ、ラフェルに乗って、いざ修行へ!
「しゅっぱーちゅ!!」
前までは、乗りながら魔法を遣うことや、短剣で闘うこと、ましてや両方なんて、パニックになりながら、無我夢中でやっていたけれど、最近は慣れかな?
大分落ち着いて対応できるようにもなったと思う。
これも、修行の成果かな?
でも、まだまだ。
ラフェルに乗ってるのって、気持ちいいんだよ。
フカフカの毛並みの上に座りながら、森の景色を見て、風を感じて。
体を支えるのにも慣れたし、察知もスムーズにできるようになってきたから、魔獣の気配も動きも、丸分かり。
小さい魔獣の動きも分かるから、とっても可愛く思える。
お相撲みたいなことしてるんだもん。
微笑ましいよね。
でも、襲ってくる魔獣もいるから、闘うよ。
今は、ラフェルの真似して、雷魔法を遣うのがマイブームです。
前遣ってるのを見たとき、凄く格好良くて、私も使いこなして見せると、決意しました。
ラフェルに時々怒られながら、修行中です。
「飛ばし過ぎよ。
少し休憩しましょう。」
(そうだな。)
「ちゅかれちゃー。」
「サーラちゃん。
お口を空けて?」
「う?」(こてん)
あーーーと、口を空けると、とっても甘くて、ふわふわした、綿飴みたいな物が、入ってきた。
「あみゃーーい。
おいちーね。」
(よく見つけたな。)
「たまたまよ。
少し香りがしたから探してみたの。」
「(これは、何?
珍しい食べ物?)」
「そうよー、珍しいの。
サーラちゃんは蝶々は知っているかしら?」
「(知ってるよ。
ヒラヒラ飛んでる虫。)」
「ふふっ、そうね。
その魔獣がいるのだけれど、その魔獣が卵と一緒に産むのが今の食べたものよ。」
「…え?」
「あら、汚くはないわよ。
それに、卵とは違うの。」
「ビックリした…。」
(卵は別だな。
卵も珍しく旨いが、今食したものは、もっと珍しいとされている。
数が少ないのだ。)
「(わーお。)」
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