61.懐かしい味
(では、夕食にしよう。)
「おにゃきゃ、しゅきましちゃ~。」
「わーい。」
「フェンリルのご飯久しぶりだね。」
「お肉ばっかりだね~。」
『・・・・・食べるぞ。』
「いちゃぢゃきましゅ。」
(いただきます。)
精霊さん達が言ったように、お肉メイン。
私のは、そぼろみたいになってるよ。
ステーキとか食べたいけど、この体だと噛みきれないんだよね。
悲しい。
でも、美味しいよ!
ラフェルも、薬草で味付けるのを覚えてハマったみたいで、自分のお肉は、何種類の味が付いた塊が何個もあるよ。
私より塊が大きい。
精霊さん達と、次作るポーションの話をしながら、ごはんを食べます。
美味しくて、お代わりしちゃいました。
お代わりしたお肉お味付けは、お味噌みたい。
ビックリしちゃった…。
懐かしいな~私の好きな味付け。
前の世界で、そぼろを作るときは、味噌がメインだったんだよね。
懐かしくなっちゃう。
でもね、帰りたいとか、そういう思いはないんだよね。
確かに、こうやって思い出して、家族や友達に会いたくなったり、懐かしく感じることはある。
けど、帰りたいとかは、感じない。
元気にしてるか心配にはなるけどね。
ん~、今の世界は、体も年齢も世界も全く違うから、辛いと思うことは当然あるよ。
初めての事ばかりで、戸惑っちゃうけど、鬼教官も居るし、精霊さんもいて、ドライドも居る。
毎日がドキドキ。
魔法が使えて、体術が使えて、剣術が使えて、ドキドキ。
魔獣と戦ったり、実際に魔法を使ったり短剣を使って攻撃したり。ワクワク。
でも、そのドキドキ・ワクワクが、不安とか不満とか、嫌なネガティブの感情ではないんだよ。
純粋に、興味と楽しさ。
覚えることは沢山ある。
前の世界と違いすぎるからね。
先生も鬼だからさ、辛くないとは言えません!
辛いよー!
でも、今ではそれすらも楽しい。
できなかったことが、どんどんできるようになっていくの。
私にとったら、第2の故郷。ここがね。
もう帰れないんだろうなって、違う世界に来た時に、思った。
本当だよ!あれだけ喜んでたけれど、ちゃんと考えてたよ。
でもね、あの時から、帰りたいとは思わなかったの。
やったー!って、嬉しすぎて。
だって、憧れの世界だよ!
そこに来れたってね、嬉しすぎる。
今では、覚悟もあるよ。
この魔法と剣の世界に来れて、仲間にもであって、冒険者になって、ラフェル・家族(私の中では)と冒険しながらこの世界を回る。
王族も居れば、貴族も居る。盗賊もしるし、魔獣もいる。
命の重みは一緒なのか?って少し疑問はある。
前の世界とは全く違う世界で、2歳からの生活。
すっごく楽しみなの。
本当に、こんな世界に来れたことに驚いた。
生きていけるのかよりも、生きてやる!だし、
あれはなに?とか、次はどこ?とか、興味がありまくっちゃって、皆を振り回してる(笑)
もちろん心配ごとは沢山ある、だからこそ、楽しく生きていくために頑張る!
もうすぐ出発。
まだまだ、未熟だけど、ラフェルも居てくれる。
1人じゃない。
きっと大丈夫。
短かったけど、精霊さん達やドライアドに、沢山教えてもらったから。
明日も頑張るけどね。
なーんて考えていたら、眠くなってきちゃった…。
「リャフェリュ、精霊しゃんちゃち、もう、げんきゃいみちゃい。
ぎょめんちゃい。
おりゃしゅみにゃしゃい。」
「「「おやすみ~。」」」
(おやすみ。)
少しずつ更新します。
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