55.鬼だけど格好いいんです。
(サーラよ。)
「あい。」
(・・・美味しいな。)
「・・・よきゃっちゃでしゅ。」
(このような肉の料理があるのだな。)
「おにきゅを、きょまきゃきゅちて、まりゅくちちゃ、ぢゃけでしゅ。」
(そうなのか。これは、美味しい。
また、作ってくれるか?)
「もちりょんでしゅ!」
早速、色々言われるのかと心していたが、ハンバーグの話だった。
気に入ってくれたみたいで、嬉しいな。
と、思ってたのに…。
(サーラよ。)
「にゃーに?」
(短剣は、まだまだだな。
力任せにいている時が多い。)
「・・・あい。」
(まだ、修行が必要だな。)
「ぎゃんばりましゅ。」
(明日からは、短剣や武術をメインにしよう。)
「ぶじゅちゅ?」
(あぁ、短剣をメインに、槍や盾、弓等、色々出来ておいた方がいい。
器用貧乏に、ならないようにな。)
「(楽しみだな~。
色々使ってみたかったの。
一番は短剣だったけどね。)」
(その気持ちでいるのなら、直ぐに上達するだろうな。
短剣の他に興味のある武器はなんだ?)
「この世界にある武器は、ある程度は使えるようになりたいと思っているけど、
短剣の次だと、弓かな。」
(接近戦と長距離戦用か…。
丁合は取れているな。
要をその二つにするのもいいと思うが、サーラはどう思う?)
「(要か…。
確かに、飛び抜けて出来るものがあると、戦う時にも良いよね。
少ない選択肢のなかで、最善を選ぶ。
良いかも。
たくさんありすぎると、確かに器用貧乏になっちゃいそう。)」
「では攻撃は、武術の要は短剣と弓だな。
あとは、魔法の計三点でいくとしよう。」
「あい。」
(他の武器も、ある程度は使えるようになっておきたい、と言っていたが、どの程度のことだ?)
「(人並みかな。
例えば、他の冒険者達との合同があった時、その参加者の足りない部分を見て、私が武器を選んで、戦えるくらいのこと。)」
(成る程な。
そこそこの戦力にはなりたいと。
これも少しは修行が必要になってくるな…。)
「あと、今日合わせて3日じゃ無理?」
(いや、無理ではないんだがな…。
最終日は、やりたいことがあったのでな、考えてしまった。
しかし、時間は気にしなくてはいい。
時間を気にせず修行をして、足りなければ旅をしながら、学び鍛えよう。)
「(そうだったんだね。
できれば旅を出るまでに、少しでも身に付けておきたいけど、出来なかったら、旅中、ラフェル先生、よろしくお願いします。)」
(あぁ、共に励もう。)
もーさ、格好いいよね。発言が。
こーゆう事を、言ってくれたら、いーのに。
とか、言われてから相手に思ったこと、ありませんか?
それを言ってくれる方が、目の前にいるんですよ。
私は真剣だったから、言って欲しい~。なんて、考えている暇も、なかったよ。
でもね、欲しかったって、過去に思ったことがあるような言葉が来るとね。
嬉しいんだよ。とっても。感激だよ。
私のラフェルさんは、格好よくて、紳士的で、とても優しいです。
どやっ!
いいでしょー!
(サーラ?)
「あい!
シャーリャは、きょれきゃりゃも、ぎゃんばりましゅ!」
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