36.お風呂に入ろう
「きじゅちゅけて、ぎょめんにぇ。」
ヒールを掛ける。
白い光が収まると、木は元通り。
(では、帰るか。)
「(ラフェル、あのね、お願いがあるの。)」
(なんだ?)
「(今日ね、お風呂、一緒に入ろ?)」
(風呂か、いいな、懐かしい。。
しかし風呂は…作るのか?)
「(うん、入りたいもん。
教えて?)」
(今日は私が作ろう。
明日からは、サーラが作るといい。)
「(んー…わかった。
見て勉強する。)」
(そうしてくれ。)
「あー。」
「戻ってきた。」
「待っていたよ~。」
「ぎょめんにぇ。
お待ちゃしぇ、ちまちちゃ。」
「明日からの事を聞こうと思って、待っていたの。」
(明日からの事?)
「そう、サーラちゃんに、ポーションとかは私が教えて、植物は、この子達が教えるでしょ?
始める時刻とか、教える時間とか。
色々あるじゃない。」
(そうだな。
サーラの昼寝後がいいな。
終わりは夕食前だな。)
「了解よ。
私は、毎日は来れないかもしれないけど、
この子達は来れると思うから。
頑張りましょうね。」
「あいっ!よろちきゅ、おにぇぎゃいちましゅ!」
ドライアドや精霊さん達が帰った後、お風呂を作る。
ラフェルが魔法を使い、浴槽を作る。
土魔法だね。
それから、お湯を張る。
水魔法と火魔法、成る程、これが複合魔法か。
想像はできるけど、魔力操作が精密そうだ。
ふむふむ、なるほどね。
私にも頑張れば、出来そうだ。
明日から、やってみよう。
(よし、入るか。)
「わーい!!」
おぉー…お風呂の中に階段がありましたよ。
思ったより深いみたい…、危なかった~。
(なんだ?
もう、落ちたのか?)
「(落ちてないよ!
階段があったから、ゆっくり進んでたの!
もぅ、面白がってるでしょ~?
でも、心配で階段作ってくれたくせに…。
あーりーがーとーう!)」
(・・・どういたしまして。)
「きもちーにぇー。」
(そうだな。
風呂に入るのも、久しぶりだ。)
「いちゅも、キュリーん?」
(あぁ、そうだ。
風呂を作るなど、発想が無かった。)
「(私の世界では、毎日入っていたから。
昨日は忘れて入れていなかったし、入りたいな~って。)」
(そうか、毎日か…。
旅へ出たら気を付けねばな。)
「(何を気を付けるの?)」
(風呂に入るのは、貴族や、金を持っている者達だな。
魔道具で湯を張ったりするために、金が掛かる。
宿にも付いているところがあるが、高いな。)
「(魔道具なんだね。
魔法では、しないの?)」
(魔力量が足らん。)
「(あー。そっか。
お風呂とか知らない人も多そうだね。)」
(そうだな。
知っている者は、少ないかもな。
サーラのように、冒険者になったとして、風呂を知っているとしたら、怪しまれるなかもな。)
「(気を付けます!)」
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