33.森とは
(着いてくるのか?)
「えぇ、勿論よ。
サーラちゃんとも、お話ししたいもの。」
「(そう言えば、精霊さんなのですね。
ドライアドって、確か木の精霊さん?)」
「そうよ。
さっきも言ったけれど、
森を元に戻してくれて、ありがとう。
皆も、喜んでいたわ。」
「(皆?)」
「皆よ。森の草木や精霊達よ。」
「(へぇ。草木とお話しできるのですか?
それに、精霊さん達居たのですね。)」
「えぇ、精霊達が私を呼びに来てね。
とても心優しい子が居るって。
連れて来られて見てみれば、フェンリルと一緒に、すごく可愛い子が居るじゃない。
驚いちゃったわ。
様子を見ていても、森の事を考えてくれているみたいだし。
とても感動したわ。
こんなにも考えてくれる子、初めてだもの!」
「(森は痛がってましたよね?)」
「ふふっ。
そんなこと気にしてもなかったわ。
私たちのために、泣いてくれてる。
って感動してたもの。
森はね、壊されても年月が立てば元通りになる。
そう、誰もが思っているの。
特にこの魔の森は、魔素が多いから、その分早く育つ。
だから、誰も気にしないし、草木達も、それが当たり前だと思っているの。
なのに、気にしてくれる子が居た。
すごく嬉しいと思うわ。
代わりに私から、ありがとう。」
「(私、魔法も武器の使い方も上手になって、森を傷付けないように闘います!)」
「そう。ありがとう。
応援しているわね。」
(話は済んだのだろう。
帰ったらどうだ?)
「あら、寂しいことを言うのね。
良いじゃない。
ずっと居るわけでは、ないのだから。」(ぶーぶー)
「(今日は、お詫びも予て、ご飯を食べていってください。
お口に合うかは分かりませんが…。)」
「あら、嬉しいわ!
ありがとう。
そうさせて貰うわね。」
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