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それから、主要メンバーは報告書を作成し始めた。
たま、冒険者達はラフェルといる。
ヘンリー「なぁ、何故俺達のところに来た?
たまたまなのか?選んだのか?」
『お前達の元へ行った魔獣は、ホワイトウルフだっただろう。』
ヘンリー「俺達しかいないし、よくね?」
『不用心だ。部屋に結界も張っていないのだぞ?』
アイヌ「張ったわ!」
『遅いわ、
お前達が、この部屋に来た時点で、張るべきだったな。』
「「「「確かに…。」」」」
『まぁ、良い。
あの討伐の中で、近くにいて、一番力を持っていたからだな。』
ヘンリー「そんなこと分かるのか?」
『気配や魔力等で分かる。』
シモン「凄いですね。」
『お前達は鈍い。
動き出したかと思えば、トロトロトロトロと。
サーラの元へ戻るのが、遅くなった。』
??「でもさ、何であそこにいたの?
入ってきた門からは遠いよね?
元々そこにいた?
あ、俺はライっす。」
『いや、入ってきた門の近くで野宿していた。
ゴブリンの討伐があることを耳にし、サーラに伝えたら、見に行きたいと。
見に行けば、子供が襲われているのに気付いたのだ。』
ヘンリー「いや、ゴブリン討伐を見たいと思うか?」
『サーラは、討伐を見て、冒険者の強さを知りたいと言った。』
嘘は言っていないぞ。
ただ、子供の強さと言うと、なぜ子どもの強さを知りたいのかやら質問されそうで面倒だしな、サーラが常識外だと疑われる可能性も低くなる。
子供も冒険者だったであろう?
そう言うことだ、うむ。
シモン「子供達は元々門の近くで戦闘していたはずなんです。
しかし、今回は上位種も多く、ゴブリンの戦略もあり、子供達がはぐれてしまったと、予想しています。」
アイヌ「怪我人も多かったわね。」
『門から見えるところで、戦わせるべきだったな。
あの規模に、あの実力では、割に合わん。』
ヘンリー「あぁ…、こんなこと、今後起こらないようにする。」
「うーーん……、おあよーごじゃましゅ。」
(サーラよ、よく寝たな。
おはよう。)
ギルマス「お、サーラ起きたか?
よく寝たな~。スッキリか?」
「シュッキリでしゅ!」
ギルマス「そうか、よかったな。
サーラよ、朝のこと、感謝する。
ありがとう。」
チラッっと、ラフェルを見ると頷いた。
「ちゃしゅきゃって、よきゃっちゃでしゅ。」
隊長「この事は、ここに居る者達だけの話だ。
色々噂が広まると思うが、気にする必要はない。」
「あーがちょ。」
やっぱり良い人たちだと思う。
(ラフェル、まだ時間あるかな?
教会行きたいね。)」
(あぁ、そうだったな。)
(私たちだけで行っていて良いかな?
鑑定結果まだだけど。)
(聞いてみるか?
『ガルダよ、鑑定結果はまだ出ぬか?
我等は今日中に、教会にも行きたいのだ。』)
ギルマス「おぉ、忘れておった。
シーラン、薬草の鑑定が終わったか見てきてくれ。
ヘクターお前達暇だろ?
サーラを、教会まで案内してやってくれ。」
サブマス「忘れてましたね。すみませんでした。
直ぐに確認してきますね。」
ヘクター「確かに暇だな。いいぞ。
ここに戻ってこれば良いのか?」
隊長「あぁ、そうしてくれ。
俺達はまた、報告書の仕事があるからな。
サルトは一度戻って、騎士団の指揮をしてきてくれ。」
副隊長「分かりました。
ではサーラさん、また後で。」
「まちゃね」バイバイ
ギルマス「そういえば、サーラよ。
冒険者登録をしたのか?」
「ちちゃよー!!!」
じゃーん!と効果音が付くように、プーレトを見せた。
隊長「なんだ?下には登録しに行っていたのか?」
「ちょーよ。
じきゃん、あっちゃかりゃ。
ちょうりょくできちゃ。
うれちーね、リャフェリュ。」ギュー
(あぁ、嬉しいな。)
ラフェルも尻尾でギュッとしてくれる。
ギルマス「やはり、サーラは特別なのだな。
対応が全く違う。」
『一緒な訳あるまい。』
ギルマス「そぅだよな…。」
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