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ギルマス「サーラよ。
少し聞きたいことがあるのだ。
座って話を聞かせてくれんか?」
「いーりょ。」
ラフェルと共にソファーへ行き、私はサブマスに座らせて貰う。
ラフェルは私の横に来て、頭は私の膝の上。
少し安心する。
聞かれる内容はは分かっていた。
私は途中からだけど、話を聞いていたからね。
この部屋まで来るとき、ラフェルとも、話し合った。
どこまで本当の事を話すかを。
緊張はしている。
でも、この人達は大丈夫な気がする。
まだ、会って間もないけれど、冒険者の人たちなんて、今会ったばかりだけれど。
きっと、大丈夫な気がする。
ギルマス「・・・今日の朝、何処にいた?」
「みょり。」
ギルマスが真偽判定のスキルを使っているのが、分かる。
でも、スキルは私が上。隠蔽もね。
ギルマス「どっちの門のだ?」
「ぢょっち?…はいっちぇきちゃ、ちょこりょにょ、ちきゃきゅ。」
ギルマス「入ってきたところとは、別の門に近づいていないか?」
コテンッ
「?……|分かんにゃい。」
ギルマス「ふむ。次だ。
朝子供達を助けなかったか?」
「にゃい。」
ギルマス「従魔もか?」
(応えるつもりはない。)
無視。
「・・・リャフェリュ、じゅっちょ、わちゃちちょ、いちゃよ。」
ギルマス「そうか。では最後の質問だ。」
(その魔獣はフェンリルではないか?)
「ビクッ!?」
(しまった反応しちゃった。)
(私もだ、まさか私たちにも繋げる程の、念話が使えるとはな…。)
(どうする?)
(念話に驚いたことにしよう。)
私たちの演技力は凄いよ。
ビクッってしてから、表情も体も動かしてないの。
女優になれるかも…。
ギルマス「その驚きは、正しいと言うことか?」
「ぎりゅましゅにょ、いっちゃこちょばは、わきゃるけぢょ、りきゃいは、できにゃい。
しょれより、ぎりゅましゅ、にぇん話、ちゅきゃえるんだゃね。
びっきゅりした。
リャフェリュも、びっきゅりちて、きゃちゃまってちゃよ。」
ギルマス「成る程な……シーラン。」
サブマス「幼児の言葉の意味が解らない程、バカだったのですね。
今年おいくつでしたっけ?」
「わーぉ、|しんらつー。」
サブマス「時には、アメとムチとムチとムチが、必要なのですよ?解りましたか?」
「あい!リャフェリュちょ、いっちょ。
わちゃち、もっちょ、あみぇほちい…。」
(森の時だけだろ?それ以外は甘すぎると思うが?)スリスリ
「へへへっ」
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