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サーラが部屋を出た後。
サブマス「ヘクター達が至急話があると。」
ギルマス「今か・・・。
それを今言うと言うことは、こいつらにも、居てほしいってことだな?」
サブマス「そうですね、確認のためにも。」
ギルマスと「分かった、呼んでこい。」
サブマスは薬草の入った箱をもって、部屋を出た。
隊長「ヘクターって、Aランクの冒険者か?」
ギルマス「あぁ、あの様子だと、サーラが関係してるか?」
隊長「なに!?」
ギルマス「まぁ、まだ分からんがな。」
隊長「もし、必要だったらサルトは話を聞いてから、いいように行動しろ。」
副隊長「分かりました。」
コンコンコン。ガチャ。
サブマス「連れてきました。」
ギルマス「おう、話とはなんだ?
しかも、このメンバーへか?」
ヘクター「いや、俺たちも迷ったんだけどよ。
伝えた方が良いって、話し合ったんだ。」
ギルマス「取り敢えず、座れ。
2人のことは分かるな?」
ヘクター「あぁ、隊長さんと副隊長さんだろ?
たまに討伐で一緒になるからな。」
ギルマス「早速だが、話せ。
早くしないとサーラが戻ってくる。」
冒険者達「「「「!?」」」」
ギルマス「どうした?」
ヘクター「そのサーラというのは、ホワイトウルフのような従魔を連れた子のことか?」
サブマス「えぇ、そうですよ。
今日の討伐での話だそうです。
隊長方は報告書は、読まれましたか?」
隊長「あぁ、目を通した。」
副隊長「私もです。
しかし、あの書類は、大まかなものですね?
詳しくは、また提出されると伺っていますが?」
ギルマス「俺達もまだ、把握できていなくてな。
まだ、報告待ちなんだ。
一番重要なところのな。」
隊長&副隊長「「ん?」」
ヘクター「その報告待ちが、俺達の報告なんだ。」
ギルマス「今日の討伐で、子供四人が負傷した。
が、大きい外傷はなし、命に別状も無し。
貧血だけだが、まだ目覚めてはいない。」
隊長「子供が負傷したのは、報告書で確認した。
しかし、傷跡がないだと?
発見したときに、誰かが治したのか?」
ギルマス「治していないらしい。」
隊長「なに?」
サブマス「ヘクター、報告を。」
ヘクター「あぁ。
俺達は何パーティーかで、ゴブリンの集落を襲撃した。
ゴブリンキングまでいて、いつの間にか、 他のパーティーは、離されて見あたらなかった。
数が多くて此方も手間取っていたら、魔法、あの魔法は何だ…?」
??「あれは放電ね。」
ギルマス達「「「「!?!?!?」」」」
ヘクター「その魔法で俺達の周りにいた、ゴブリンは全滅。
何事かと思って警戒していたが、気配はなく、察知にも引っ掛からなかった。
しかし、少ししてから、遠くの方に魔獣の姿が見えた。」
ギルマス「魔獣。」
ヘクター「その魔獣の様子を伺っていると、付いて来いと言われてるように動き出したんだ。
罠かと思って、動かずにいたが、だんだん凄い剣幕になり始めて、警戒しながら着いていくことにした。
大分離れたところで、だんだん血の臭いが、キツくなった。
そしたら、魔獣の姿が突然見えなっなった。
俺達は焦って、さっきまで魔獣のいたところへ急いだ。
そうしたら、子供達は倒れていて、かなりの数のゴブリンが死んでいた。
子供達も多くの血を流したようで、顔も服も地面も、血で濡れていた。
アイヌに手当てするように言ったが、不要だと言われたから、急いで門まで連れて帰った。」
ギルマス「なるほど、奇妙な話だな~。」
サブマス「私から補足を。
子供達の診察及び、観察をしたところ、かなりの怪我だったと思われます。
1人は腕がなかったのではないかと。
1人は顔が何らか大怪我を負っていたかと思われます。
その他2人も、貧血の状態で今尚目覚めないことから、2人程ではないものの、酷かったかと。」
隊長「何故大怪我の2人は、そこまで重症だったと言える?」
サブマス「腕が綺麗だったのです。
他は血や土で汚れていたりするのに、異様にその部分だけ綺麗なのです。また、服も千切られたような破れかたをしています。
また、もう一人も、血は付いていたものの、掠り一つない状態です。それが顔だけ、言葉通り無傷なのです。」
隊長「成る程な、納得した。」
ギルマス「アイヌに質問する、俺はそこまでの治癒となると思い当たるのは1つしかない。
多分、シーランやサルトもそうだろう。
魔法特化のアイヌ、お前に聞く。
そこまでの傷を、すぐに治す術はなんだ?」
アイヌ「嫌なところで、私を出すのね。
はぁ。
そんなの・・・・・・エクストラヒール…しか、ないでしょうね。」
ギルマス「やはりそうか…。」
隊長「伝説級だぞ…。」
ヘクター「まだ、話があるんだ。」
ギルマス「まだあるのか!?
もう、お腹いっぱいだ。持ち帰れ。」
サブマス&副隊長「ギルマス?」(凄く笑顔です。)
ギルマス「・・・・・聞かせろ。」
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