15
ラフェルから飛び降りて、抱きつく。
ラフェルも私の顔をペロペロ。
嬉しいね。
「あら?どこ行ったのかしら?」
「おにぇーしゃん。
きょきょいりゅよ。」
「あらー、ごめんなさいね。
さっきは、顔見えていたのに…。
こんなにも小さかったのね。」
「ちゃっき、きょのきょ、にょってちゃ。」
「そうだったのね、よかったわ。
あまりにも小さかったから、無理して顔だけ出してたのかと思っちゃって。
気づかなくて、ごめんなさいね。」
「ぢゃいじょーぶ。」
「では、手続き始めちゃいましょうか。」
「あい。」
椅子と机がある端の方に案内されて、書いたり話を聞いたりする。
書類に名前と種族、職業、従魔を書いていく。
サーラ、人間、飛ばして、ラフェル。
「おにぇーしゃん。
聞いちぇも、いい?」
「なーに?」
「しょきぎょーは、いっきょ?」
「そんなことはないわ。
複数でも良いわよ。
ただ沢山ありすぎると、器用貧乏って思われがちね。」
「にゃりゅほぢょー。
あーがちょ。」
なら、テイマー、魔法使い、双短剣士、と。
「できまちちゃ。」
「はい。良くできました。
そういえば、こんなに小さいのに、文字が書けるなんて、凄いわね。」
「しゅぎょい?」
「えぇ、凄いわ。
大人になっても書けない人は大勢いるの。
読めない人もね。
冒険者ギルドでも、代筆や代読をやっているのよ。
ランクが上の方になると、筆記や音読の試験に合格しないと、ランクアップができなくなるからね。
でも、サーラちゃんは、大丈夫かしらね。」
「あい、ぢゃいじょーぶ。」
「次に、この水晶に手を置いてもらえる?
これで、現在過去で悪いことをしていないか、確認するの。
冒険者登録をする人は、絶対確認しないといけなくて、ごめんなさいね。」
「いーよ。」ピカッ
「はい、もういいですよ。
ありがとう。
では、プレートに情報を登録しますね。」
「みょう、終あり?」
「まだよ。このプレートに情報を登録できたら、魔力を流さないといけないの。
でも、少しよ。
それから、プレートと対になっている、この板には、サーラちゃんと従魔、両方の魔力を流してね。」
「分きゃりまちた。」
(サーラ。少し面倒なことになりそうだ。)
(ん?どうしたの?)
(登録が終わってから話そう。)
(うん。)
「はい、お待たせしました。
冒険者になるに当たって、説明があるのだけれど、今良いかしら?」
コクンッ
「はい。まずは、さっきのプレート。
これを、首から下げてください。
これがサーラちゃんの冒険者ギルドの証明になります。
もし依頼達成など、ギルドで手続きするときは、このプレートを出してね。
ここまでは、大丈夫?」
「あい。」
「次に、この板。
プレートと、対になっています。
身分証にもなるので、街を出入りするのに必要よ。
必ず出してね。
これがあると、入る時にギドルが安くなる所もあるわ。
今2つに魔力を流しちゃいましょう。
サーラちゃんは、2つとも。
従魔は、板だけでいいわ。」
「あい。」
「(少しって、どのくらいかな?)」
(水一滴ほどにしておけ。)
二人で魔力を流す。
少し光ったよ。
出来たかな?
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