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「よし、食べ終わったな?
冒険者ギルドへ行くぞ。」
「あい!」
チョコ、チョコ、チョコ、チョコ。 (←歩く音)
「これは、抱き上げた方が良いのか?
ホワイトウルフよ…。」
「ヴーワフッ」(私に乗せろ。)
急にラフェルが、伏せになったかと思ったら、隊長さんが私の両脇を持ち上げて、ラフェルに乗せた。
うん、二人とも息ぴったしだね。
もしかして、お話ししてるの…?
隊長さん念話できる人…?
街には、色々お店があった。
行ってみたいけど、今日は我慢。
まずは、冒険者ギルドだ。
ワクワク、ワクワク。
(サーラ、大人しく座っていろ。
歩きにくい。)
(え?大人しく座っていたよ?)
(座りながら、跳び跳ねていたぞ。
器用だな。)
(ありゃりゃ~。
気を付けます。)
「お前達は会話いているようだな。
見ていて面白い。」
え?それは、私の台詞ですけど?
お話ししてるよね?隊長さんとラフェル。
「あー、サーラ?」
「にゃーに?」
「これから行く冒険者ギルドなんだか、ちと面倒な奴がいてな~。
挨拶とか礼儀とか、うるせぇんだわ。
でだな…、俺はできねえ。
サーラはできんだろ?
任せた!」
「・・・ちゃいちょーしゃんって、ちゃいちょうにゃんにゃんだよにぇ?」
「おう!そーだぞ!
これでも隊長だ!わはははっ!!」
「あいしゃつちょか、みゃあみゃあ、できりゅちょ、おみょうきゃら、わちゃし、ぎゃんばりゅ!」
「おう!任せたぞ!!」
うん、次副隊長さんに会ったら、お疲れ様ですって、幼女パワー全開で癒してあげよう…。
「着いたぞ。」
「ふぁー!
おーきーでしゅね。」
何か…なんと言うか…、
ドンッ!ってある、お屋敷みたい。
ドキドキ、ワクワクだね。
あ、
「ふきゅちゃいちょーしゃん」ピョンピョン
「お待ちしてました。
準備はしていただいてますので、
中へ入りましょう。」
「あーい!
ふきゅちゃいちょーしゃん。
いちゅみょおちゅからしゃまでしゅ。」(ぺこり)
「まあ、そのような気遣いをいただき、ありがとうございます。
癒されますね。」
何て言いながら、頭をナデナデしてくれる副隊長さん。
うん、ナデナデ上手です。
ラフェルに乗り、中へ入ると、
外から見たよりも、大きく感じる。
空間拡張かな?
こんな感じなんだね。不思議。
本当に、バーみたいな、食べるところもあるよ…。
行ってみたいな~。
と、視線を感じた方をチラリ。
(あれって、朝の案内した冒険者達?)
(そうだな…。)
(ラフェル、見られてるね~。
そっくりだよね~。
だって、本物だもんね~。)
(面倒だな…。
サーラ、面白がってないか?)
(うん、とっても面白い、楽しい!)
(こらっ。)コチョコチョコチョ。
「キャキャキャキャ。
や、リャフェリュ、まいっちゃー!」
隊長「全くお前達は、何をしているんだ。」
「あしょんでちゃ。」
隊長「あのなぁ。」
??「これはこれは。
隊長まで、お忙しいところ、わざわざお越しいただき、ありがとうございます。」
(この人、本当の事一つも言ってないよ。)
(審議判定が反応しすぎて煩いな。)
隊長「いやー、忙しいとは解っているんだがな、副隊長に伝えて貰った通りなんだ。
よろしく頼む。」
隊長(小声)「サーラ今だ!いけ!!」
「初めまちちぇ、わちゃちの、にゃまえは、シャーリャと言いましゅ。
こにょ子は、わちゃちにょ、じゅうみゃで、リャフェリュと言いましゅ。
おいちょがちいちょこりょ、じきゃんをちゅくっちぇ、いちゃぢゃき、あーがちょう、ごじゃましゅ。
よろちく、おねぎゃい、ちましゅ。」ペコん&ペコん
??「これはご丁寧に、ありがとうございます。
私は、このガード街の冒険者ギルド、サブギルドマスターのシーランと申します。
えー…サーラさん、ラフェルさん、よろしくお願い致します。」
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