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隊長「入るぞ!楽にしろ。
よしよし、大丈夫だから、泣き止めよ。」
サーラ「えっぐ。わーん。わーん。」
ラフェル「ワフッ」(サーラどうしたのだ?)
副隊長「シーババは、いらっしゃいますか?」
シーババ達
「あらあら、鳴き声がすると思ったら~」
「隊長が泣かせなのかい?」
「こんなに幼い可愛い子を、何してるんだい。」
「よしよし、此方においでなさいな。
こんな、独身ムサい男に抱っこされても、泣き止めんわね~。よしよし。」
隊長「凄い言いようだな。」
シーババ「事実だろうに?」
騎士達が食堂に入ってきた。
「ババ達、集まってなにしてんの?」
「腹減った~飯~。」
「ババ~」
シーババ達
「煩いね、取り込み中だよ。
見て解んないのかい?」
「自分達で取っていきな。」
「全く、最近の若いもんは。」
騎士達
「「「えー…。・・・はい。」」」
何だか落ち着いてきた。
気持ちい揺れだな~。寝ちゃいそう。
(ラ…サーラ、サーラ!)
「ヒック、リャフェリュ…」
ん?誰?
目の前に、知らない女の人。
抱っこしてるのも、知らない女の人。
周りも、知らない女の人。
「ヒック。じゃ、じゃれ?
グスッ、リャフェリュ?じょこ??ヒック。」
「ワフッワフッ」(此処だ、居るぞ。)
「もう大丈夫そうだね。」
「良かったよ~。」
「う?」コテンっ
シーババ達
「まぁ、可愛いね。」
「なんて可愛いの?」
「ほんとに、凄く可愛いね。」
「(ビクッ…!)ぢゃっこ、あーがちょ。
お、降りちゃい。」
シーババ「お礼が言えて、お利口だね。」
(ラフェル!)(ギュー)
(もう、平気か?
念話も繋がらなくなったから、焦ったぞ。)
(ごめんね。
何か、色々考えたり、思ったりしたら、
涙が止まらなくなっちゃって。
精神が身体に引っ張られて幼児帰りしてるのかな…?)
(あり得るな…。
とにかく落ち着いて良かった。
落ち着いたのは、あの者達が抱き上げてからだぞ。
お礼を言うといい。)
そーなのか。
抱っこ、気持ち良かったな。
「ぢゃっこちて、ぽんぽんちて、あーがちょ。
落ちちゅいちゃの。
みょう、ぢゃいじょーぶ。」
シーババ「そーかい。良かったよ。
それに、隊長のあんなに慌てた姿、初めて見たからね。
良いものを、見させて貰ったよ。」
隊長「何が良いものだ。全くよくない。
サーラ、急に泣くな。
対処法方を知らんから、正直困る。」
「ぎょめんちゃい。
きょれきゃらは、リャフェリュの、しょばに、くっちゅけて、おいて?」
隊長「まぁ、いい。
丁度食堂に来たことだ。飯にするか?」
「わちゃちも、いーにょ?」
隊長「いーぞ!俺も腹減ったしな。」
(自分が食したいだけだな、こやつは。)
(ふふふっ。
面白い人だね。でもいい人みたい。)
(信用は、しきるなよ?)
(解ってるよ~。)
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