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従魔の証を出してから、コソコソ話をしている大人2人。
それにしても長いよ~
街に入りたいだけなのに。
「まぢゃ、おわりゃにゃい?」
隊長「すまん、街へ入るのだったな。
銀貨1枚必要なんだが、在るか?」
「!?!?・・・・にゃい。」(ウルウル)
(サーラ泣くな。) ペロペロ。
「ヴゥーーーゥーーーー。」(サーラを泣かせたな?)
隊長「い、いや、泣くな!!
そして、殺気を抑えろ。」
副隊長「冒険者ギルドへ行くと聞きましたが、薬草を納めに行くのですね?」
コクリッ。
副隊長「では、薬草を納めにいけば、銀貨は受け取れそうですか?」
「ヒック。
わ、わきゃん、にゃい。ヒック。
ちゃりりゅちょ、おみょう。
入りぇにゃい?ヒック。」
隊長「量は沢山在るか?」
コクリッ。
隊長「なら、まぁ何とかなるだろう。
取り敢えず、仮の入門証な。」
「・・・じゃめ。
いみゃ、おきゃね、にゃい。」
隊長「おう、だからな、
これから俺と冒険者ギルドへ行って薬草を納めるぞ。
それで銀貨分貰えれば、問題ないだろ?」
「ちゃりなゃかっちゃらゃ?」
隊長「ん?足りなかったらか?
サーラが俺に借金だな?
利子は無いから安心しろ。はははっ。」
「いーにょ?」
隊長「おう。子供が大人に遠慮するな。
それに、こんなに強い従魔を連れてるんだからな、将来有望だろう?
借りを作るのもアリだと思ってな。」
「うー。おーきにゃ、きゃりでしゅ。」
隊長「だろう?
だからな、安心しろ。」
「あーがちょ。ぅわーん。ヒック。わーん。」
隊長「お、おい。何とかしろ。」
副隊長「無理ですよ。
隊長が泣かせたんですよ。」
隊長「おい、ホワイトウルフ。
お前の主人だろう。何とかしろよ。」
「ヴァフッ」(念話が届かんのだ)
ギュー!なでなで、なでなで。
隊長「あ、食堂へ行くぞ、あそこならババ共が居るからな。
何とかなるかもしれん。
ホワイトウルフ、サーラを抱き上げるが、俺を襲うなよ?
そして、お前も来い。」
副隊長「急ぎましょう。」
そして、隊長が泣いている幼女を抱え、それを魔獣と副隊長が付いて走る。
異様な光景があるのだった。
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