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セヴン~大罪の力を使うギルド職員~  作者: ユウタ
第七最終章【????編】
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#77:大罪の悪魔と美徳の天使②

「次、いってみよ~」

「お~!」


カナンとノリノリで次の指輪の御使いを出す。


怠惰の悪魔と勤勉の天使が出てくる。


「あら~、ラジールじゃなぁい♥」

「あら、姐さん久し振りねぇ~♥」


相変わらずのオネェコンビだ。


「ベリヴェラ、ラジール、お前ら二人呼んだ理由なんだがな」

「一応、挨拶参り?をしようと思って」


二人のコンビ(オネェ)が納得したように頷き


「冒険の時は必ずワタシ達以外のコも使ってあげてね♥」

「あぁ、分かった」


ウキウキな二人が指輪に戻った後は――――次の二人を出す。


強欲の悪魔と救恤の天使が出て来た。


「マドンです。御呼びかしら?ご主人様」

「ガヴリエア、ここに」


先程の八人同様に事情を話す。


「成程ね、確かに顔合わせは大切ね」

「だな、俺もやっと復活したばっかだからもっと使い倒して欲しい」


この二人はなんだかんだ言って仲が良い。


転生する前は確か二人して紅茶評論を長時間続けて語ったと言う逸話が。

そのおかげでその議題に出された茶葉は平民や貴族の間でも今でもなお人気らしい。


「またいつか語り合いましょう」

「そうだな、次に語るモノをお互いに引き出そうか」


その二人はそう言い終えた後に指輪の中に戻った。


「今もあの二人のお陰で他の茶葉も競い合ってたよな?」

「確かそうだったね~」


二人でそう言いつつ次の二人、暴食の悪魔と節制の天使を指輪から呼ぶ。


「ベルゼスです。我が主」

「ウリエアっす、あり?ベルゼス若返った?」


確かに、呼び出された天使ウリエアの言う通りベルゼスは会った時よりも結構若返っていた。


「儂も何故若返ったのかいまだに分かんねぇんだよ主。今度妹様にお聞きして貰ってええかの?」

「あぁ、分かった」

「お嬢、復活して良かったっす~!!!」

「あっ、ありがとうね」


ガチの感動泣きするウリエアを我が子の様にカナンは撫でて落ち着かせるのであった。

二人には事情を説明してから指輪の中に戻した。


最後の二人、色欲の悪魔と純潔の天使を呼び出す。


「お久しぶりです。私自身も復活出来て良かったです」

「久しぶり、メタンロト」

「・・・あら、魔導書を読み漁ってたのだけど・・・御呼びかしら?主様」

「おう、アスモノス。実はだな――――」


最後の二人に説明をする。


「「成程」」


二人が息ピッタリに言う。


「それじゃあ暫くは指輪の中に籠らせないで運動させてくれるかしら?」

「俺もリハビリ程度の運動したいんで・・・お願いしますっ!」


二人の要望を聞いた後に指輪の中に戻す。


「さて、明日から久し振りに依頼受けるか」

「そうね、全員を出したい気分だし♪」


だが、次の日にギルドに顔を出した時に大変な事が起きていた。

他三作品もございます。

良ければぜひご愛読くださいませ。

・「オメガ~追放者の絶対支配~」

・「シヴァ~精霊達に愛された精霊魔導皇~」

・「ジョーカー~長生きな転生者、実は最恐の大賢者~」

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