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セヴン~大罪の力を使うギルド職員~  作者: ユウタ
第七最終章【????編】
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#75:美徳の女神、復活

「――――待たせてしまって・・・ごめんなさい」

「いいや、君の為に俺は動いたから・・・問題無いさ」


目の前にいる彼女こそが――――俺が唯一愛していた一人の女神。


そう、美徳の女神カナン。

待ちに待った愛おしき者の復活である。


「良かったですね、先生」

「あぁ、そうだな」


そしてもちろん、彼女の指輪も輝いている。

彼女自身が復活した事でその指輪も本来の力を取り戻したのだ。


そして転移魔法でどこからともなくヴィーナが来た。


「やっと、復活なさったのですね。カナン様」

「えぇ、貴方も・・・私の為に動いてくれてありがとうね。ヴィーナ」


二人は感動の再開に抱く。

見ていた人たちも皆、歓喜の声に包まれていた。


「さて、感動の再開に花開くのは良いが・・・・」

「分かってますよ、カラ先輩。行けるか?カナン」

「えぇ、リハビリ程度の特訓と行くわよ~」


実は、城外にて魔物の気配を感じた為、こうして久し振りにカナンと二人で力を振る舞う事にした。


「力、鈍ってないか~?」

「な~に言ってんのよ~!まだまだこれからぁっ!」


次々と魔物を倒し、その分素材となる。

他の人達はその素材や食物とを分けて扱いやすいように加工をする。


「――――っとぉ~!問題無いな!」

「えぇ!どんなもんよ~!」


ふんすーと言った可愛い鼻息を彼女がした所で


「素材等はギルドで買い取りをお願いしますね~!」

「仕事魂そこで出さなくても良いでしょうよ」


ツッコミもありつつ、その日の一日は終わった――――――


「ご飯よ~!」

「おう、お待たせ~」

「「「「おはようございます。セヴン様」」」」


メイド長であるリィア達に挨拶をし、食事にする。


「そうだ、今日はどうする?指輪の彼等(・・)も外に出して実践するか?」

「そうね~、そっちの方もしてみたいわ」


食事を終えて、歯を磨き早速依頼を受けに外出する。


「先輩、おはようございます」

「あっ、おはよー!今日も依頼を受けに来たんだよね?」


因みにすでに利用している今のギルド内では既にシアン・・・もといカナンの事が知れ渡った。


「えぇ、久し振りに難易度の高い依頼を受けようかと」

「オッケー、ちょっと待っててね~!」


先輩はそう言ってぱたぱたと可愛く走りながら余った依頼書を探しに席を外した。


「よう、連れも結構な美人さんになったじゃねーの」

「いや、ギルマス。昨日連絡したはずなんですけど」


二階から降りて来たギルマスにそう言ってお互いに笑う


「そう言えば、丁度良い依頼があってな。それ受けてくれるか?」

「分かりました」

「有り難うございます。ギルドマスター」


二人で礼を言ってそのままギルドを出る。


一方で――――――


「―――せ~ってあれ?ギルマス、お二人は?」

「おう、俺が丁度悩んでたヤツを任せた」


その後、彼等が余裕をもって依頼を終えたのは言うまでもない。

他三作品もございます。

良ければぜひご愛読くださいませ。

・「オメガ~追放者の絶対支配~」

・「シヴァ~精霊達に愛された精霊魔導皇~」

・「ジョーカー~長生きな転生者、実は最恐の大賢者~」

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