表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
セヴン~大罪の力を使うギルド職員~  作者: ユウタ
第二章【聖導教国レイヴン編】
25/93

#23:いざ来たれりて教国。そして襲撃者迎撃

朝早く起きれた俺はシアンと一緒にギルドに立ち寄りギルマスであるラインズさんに会った。


「ほう、国王に教国に行く許可をか」

「はい、自分の足で国王に会いたいので謁見の許可を貰って良いですか?」


ラインズさんは頷き


「おう、良いんじゃないか?連絡入れるから行って来な」


そして国王に謁見した俺とシアンは国王に教国へ行く許可を貰い、向こうに連絡を入れたが・・・


「教国で緊急事態?」

「えぇ、向こうで何故か魔物が洞窟から一斉に襲撃したらしくてね。国王から話は聞いて居るだろ?そのまま教国に行って手伝いをしに行ってくれ」


俺は宰相様に礼を言い早速シアンと急いで馬車に乗り教国へ向かった。

着いた時にはお互いに未だ武器を交えている状態だった。


「シアン、お前は怪我人と一緒に避難して安全な所で治療の手伝いをしてくれ、俺は魔物達を倒しに行って来る!」

「気を付けて行って来て!」


俺は玉座の間で顔合わせした女聖騎士レピアが襲われている場面だった。


「くっ・・・ここまでか」

「ギャゥオォンッ!!!」


レピアが狡猾なゴブリンに襲われる瞬間に俺は

暴食の力を使った。


「【色欲変異ラスト・デザート】、そして【暴食悪食グラトニー・バイク】ッ!!!」


色欲の力で転移し、暴食の力で目の前を含む数か所のゴブリンを魔力と体力を根こそぎ奪い消滅させた。


「・・・・・・」

「大丈夫か?」


呆気にとられた彼女は正気に戻り


「あっ、ありが・・・とう」

「おう、・・・あっちも終わったみたいだな。俺は向こうに加勢していくから怪我人の方頼む」

「えっ、あっちょっ・・・行っちゃった」


俺は急いで他の現場に色欲の力で転移しながら暴食の力を使い繰り返した。


「教皇猊下の・・・!有り難うございます助かりました!」

「彼女に話聞きたいんだが・・・どこにいるんだ?」


助けた他の女聖騎士に聞いたがどうやら大聖堂に居るらしく、そこで避難して来た人達を守っていたらしい。


聞いた俺はお礼を言いその足で走って行った。


「デュフフフ・・・さぁ、聖女様ぁ~(おの)の身をこの(わたくし)にお預け下さいませぇ~」

「やっ、止めて下さいグヴィ枢機卿!」

「【強欲強奪グリード・スナッチ】のついでに【色欲変異ラスト・デザート】!」


俺は男に襲われかけてるプリスを奪ってから転移し、安全な場所に避難した。


「結界を張ったはず・・・貴様何者だ?!」

「ただの・・・一介の(・・・)ギルド職員です」

「セヴンさん、気を付けて下さい!あの方、グヴィ枢機卿の首筋に堕落の刻印が!」


堕落の刻印とは罪を犯した者だけが記す痣のようなモノ。


その刻印は死なない限り一生消えず魔法が一切使えない代わりに驚異的な身体能力を得る。

まさしく強欲な人間が欲するモノだ。


「皆さんと非難を、今は外の方が安全ですので」

「分かりました!」


俺はそのまま拳を構えて戦闘態勢に入った。

※この作品以外にも2作品(曜日(ごと)に)投稿しています。良ければぜひご愛読くださいませ。

・「オメガ~追放者の絶対支配~」

・「シヴァ~精霊達に愛された精霊魔導皇~」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ