#00:事の始まり
どうも皆さん作者のユウタです。
新しく3作品目としてこちらを立ち上げました。
他作品でもコメントを書いてくれている方はあまりいないのでどういう風に感じているのかは全く分かりませんが
自分自身頑張って行きます
※因みに修正版です
「セヴン、今日をもって貴方を解雇します!」
「・・・え?」
俺はいつも通り、ギルド【革命】にて仕事をそつなくこなしていた。
だがある日突然ギルドマスターからクビ宣告を受けた。
「すいません、理由聞いても?」
俺がそう聞き返すと、ギルドマスターのエヴァンさんが鼻息を荒し、手に持っていた書類を目の前に叩き付けた。
「忘れたとは言わせないわよ?!」
「・・・不正証拠?」
冷静沈着な俺はその書類の紙を丁寧に1枚ずつに書かれていた内容を見た。
どれも身に覚えの無い内容だ。
「すいません。身に覚えが無いのですが」
「『身に覚えが無い』ですって?!とぼけんじゃ無いわよ!」
どうやら何かギルド内で俺に対して怨む人間が居たようだ。
冷静に落ち着いて
「・・・分かりました。ギルドマスターの決定権であればそうさせて頂きます」
「とっとと失せなさい!この守銭奴!!!」
俺は手早く荷物を纏めると先輩職員の方が慌てて来て
「セヴン!お前解雇になったって本当か?!」
「先輩・・・えぇ、ギルマスの独断だそうで」
先輩が必死に引き留めようとするが、俺の答えは変わらず
「すいません、ギルマスの意思には逆らえないので」
冷静とは言え俺は必死に仕事を熟して来た。
書類仕事をサボる人の分や受付で対応に困っている年下の新人の代わりに行動したりを休む暇も無く動いていた。
「皆さん、お世話になりました」
「何かあったときは連絡入れろよォ~!!!」
男の先輩は俺の意思の堅さに負けて止む負えず見送って貰った。
勿論、俺がフォローした後輩や分からない所を丁寧に分かり易く教えてくれた女性の先輩なども見送りしてくれた。
「さて、これからどうするか・・・」
借りたての一軒家に戻り新たな仕事探しの為に次の準備をした。
お金は休む暇も無く銀貨500枚程溜まりに溜まって所持金はそんなもの。
取り敢えず就職専門のワークギルドに次の日の朝に行く事にした。
そして翌日、ワークギルドにて
「えっ、新しい職場探しにですか?」
俺は担当の職員の方に昨日あった出来事を話し「新しい仕事を探しに来た」と言った。
「・・・成程、分かりました。取り敢えず他にセヴンさんに合う仕事を一緒に探してみましょう!」
「宜しくお願いします」
ギルドには5つの登竜門的なのがある。
一つは冒険者専門ギルド、もう一つは商業者専門ギルド、もう一つは医療者専門ギルド、もう一つは就職者専門ギルド、そして最後は宮廷専門ギルド。
「(さて、冒険者専門は俺に性は合うが・・・どうするか)」
俺はやっぱり迷わずに冒険者専門のギルドの一覧表を見た。
「・・・決めました」
※この作品以外にも2作品(曜日毎に)投稿しています。良ければぜひご愛読くださいませ。
・「オメガ~追放者の絶対支配~」
・「シヴァ~精霊達に愛された精霊魔導皇~」