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異世界で壊す異界のロジック  作者: 夢暮 求
【第7章 -四大血統-】
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畏怖はない

【信仰心】

 主に回復魔法、祓魔の術において参照される数値。これに魔力や知力も参照される。高ければ高いほど回復速度、祓魔の威力が上昇する。この数値が高くなければ回復速度も遅く、消費する魔力も膨大になるといったデメリットが存在する。魔力ですらカバーできない場合、回復魔法のメリットである“負荷を伴わない回復”が損なわれ、ポーション以上に体力を奪われることさえある。


 僧侶、神官などの神職に関わる職業において特に重要視され、特に高い。冒険者における僧侶、神官は信仰心が一定以上の数値を満たしていないと職業として認められない上、見習いであっても最低限度の回復魔法は唱えられる状態にあることが徹底されている。また、魔の叡智に触れていることは必須条件となる(魔力が無ければ魔法を唱えられないため)。


 信仰心とは神への誓い、祈りで上昇させていくがその数値は微量であるため、日課として行うことが義務付けられている。聖歌隊による鼓舞、神官長の存在などによって強化される能力値は他の職業をはるかに上回るが、この信仰心の数値を逆に悪用されると脆弱性を露わにしてしまう(ロジックの書き換えによって、神ではなく悪魔に祈りを捧げていた、信仰の名の元に異端者狩りを行うなど)。

 エルフは神樹信仰、ドワーフは妖精が神の御使い扱いであるため信仰心が高い。


 前述したように神を信奉しているか、神の存在を信じているか、神に祈りを捧げているか。そういったことの積み重ねで総合的な数値となる。無論、神のためではないが神職として働くことでも信仰心は高まる。


 ただし、人生の苦しみにおいては心の中で神を恨む、神を呪うといったことが少なくない。悲劇、惨劇を経験した者などは特に恨み、呪いの念が強くなることで大きく信仰心を損なう。それはたとえ神を信じていても、以前のように信じ込むことができなくなってしまうため。日課として信仰を高めていなければ、下がった信仰心が再び同等の数値に戻ることはまずない。


・アレウスは惨劇と悲劇により信仰心を喪失。神そのものを信じておらず、人智を越えた奇跡もないと決め付けている。よって、危機に陥った際は神に見放されたと思うこともなく、また神に祈ることもなく、己の無力さを嘆く。魔の叡智にも触れているのか触れていないのか曖昧な状態(異界に堕ちていた頃は確かに魔力を持っていた)。


・アベリアは異界に堕ちた経験により信仰心が大きく低下。回復魔法を習得してはいるが、“アレウスのために”という前提における神への祈りのため、信仰心は低い。ただし、回復に必要な大部分は膨大な魔力でカバーしている。洗礼を受けていないこともあるが、そもそも信仰心が低いために祓魔の術を習得できない。


・ヴェインは普段より敬虔なる信徒。多少の悲劇を経験しても、彼自身の強い使命感によって低下する数値は少ない。祓魔の術も洗礼を受けて習得している。善悪の基準は緩めで、同時に思考に柔軟性があるため人の犯したあやまち以上に人を見ることを常としている。


・ガラハは山の神を信仰しているが、悲劇により信仰心の値は大きく低下している。とはいえ、魔の叡智に触れていないため聖歌隊による恩恵を強くは受けにくい以外のデメリットはない。妖精であるスティンガーも悲劇を経験しているものの存在そのものが神への信仰になるため、常に高い数値を維持している。


・クラリエは神樹の元で生活していた期間が長いため、悲劇を経験しても尚、本人がいくら恨もうと呪おうと高い信仰心を持つ。ただし、ダークエルフになったことで魔の叡智の触れられる部分に制限が掛かり、回復魔法の習得が不可能となっている。


・アイシャは父親の影響によって、子供の頃より神への祈りを欠かしていないためヴェイン以上に信仰心が高い。逆に盲信気味であるため、思考の柔軟性が乏しく、善悪の基準によって物事を判断し過ぎる面がある。ただし、魔法と大詠唱のどちらにも必ず祓魔属性が付く。また、大詠唱が信仰心を参照するものである場合、消費する魔力を大幅に削減する。


・クルタニカは自らのあやまちを償うために継続的に奉仕活動を行うだけでなく、御霊送りといった鎮魂の祈りも捧げていることから信仰心が高いが、それを贖罪行為として続けている限りはアイシャを越えるほどの信仰心の数値を獲得できない。また、罪の意識から洗礼を受けることを拒んでいるため祓魔属性を扱えない。アベリアと同様に高度の回復魔法を唱える際は魔力量でカバーする。


・アニマートは『上級冒険者』の中でも最高レベルの信仰心を持つ。『蜜眼』を片方、奪われてからも神を恨まず、呪わずに居続ける強い精神力がシンギングリン全体を包み込むほどの大詠唱を可能とした。彼女の杖の打撃には常に祓魔属性が付くだけでなく、筋力ボーナスも受けている。


・アイリーンとジェーンは洗礼を受けており祓魔の術を習得している。しかし『審判女神の眷族』であり続けることで高い信仰心を持ってはいるものの、知力の低さによって回復魔法が応急処置と変わらない程度に留まってしまっている。だが、アニマートと同じく筋力ボーナスを受けており、打撃格闘術による霊体や悪魔への攻撃を可能としている。


『神を信じる心こそが、その身に降りかかる災厄を振り払う力となるのです』

 ヴォーパルバニーの動きが活性化する。人数が一人増えたことと僅かであれ信仰心の上昇による能力値強化が起因となっているが、最大の要因は動き続けていなければ遠距離からの攻撃を受けてしまうからだ。アレウスとガラハは後衛を守りつつ飛刃を放ち、ニィナは矢を射掛ける。ジュリアンは隙を窺っているのか、それとも次の回復に向けての魔力の練り上げに掛かっているのか、なにをするわけでもないのだが、先ほどの魔力の糸による束縛を受けた以上、死神は彼を無視することができない。


 この場にいる誰もがヴォーパルバニーの範囲外から攻撃が可能と分かり、間合いの駆け引きを行っている暇はないと判断したのだろう。


 そうなるとアレウスたちの立ち回りも変わってくる。死神の鎌は範囲に入ってしまうと避けられないのなら、振り切った瞬間に詰める以外に方法はないことは依然として変わらないが、どうにかして魔物が間合いを詰めようとする動きをどれもこれも阻止しなければならない。なんなら範囲から逃げ続けるだけでも構わない。

 間合いを詰め切られる前にニィナの矢で狩り切る。それが恐らくは理想なのだが、ヴォーパルバニーがどれくらいの体力を持っているかは推し測れていないため、現実的ではない。そして、間合いを取っての逃げ切りも現実的ではない。ヴォーパルバニーよりもこちらの体力が先に無くなる。これはどんな魔物を相手にするときも同じだが、魔物より先に人間の方が疲弊する。そのリスクを背負ってまで持久戦に持ち込む魔物と、持ち込んではならない魔物がいる。この魔物は後者だ。持久戦に持ち込みたいが、持ち込んでしまえば疲弊が溜まったとき、まさに足が止まった瞬間の一呼吸が命取りになってしまう。


 短期決戦と持久戦。そのどちらに偏り過ぎてもならない。しかし、結末を無視して良いのならどちらかに偏ってしまった方が立ち回りが楽になる。だが、それをしてはならないのなら常々に臨機応変なバランス感覚が求められる。パーティリーダーともなれば、駆け引きのみならずタイミングを見誤ることが許されなくなる。


 距離を置いて、チクチクとした攻撃は魔物を()らす。だが、アレウスたちも同時に焦らされている。こんな綱渡りのような命のやり取りを長時間続けたくないという思いと、本当にこの遠距離攻撃が魔物に有効であるのかどうか。ニィナの矢に比べれば手応えが薄い。それもこれも、自身の飛刃がガラハよりも劣っていて、当てても大した傷を与えられていないせいだ。

 そう、アレウスの飛刃は甘んじて受けるがガラハの飛刃は避けるのだ。込められている気力から判断して、自身に与えられる傷の浅さと深さを鑑みて、アレウスの飛刃は受けても構わないと思われている。どうにかしてその油断を突きたいが、残念ながらアレウスに一撃必殺の技はない。いや、この場合は魔物と死神の両方へ攻撃しての撃破が求められるため、二撃必殺となる。

 それというのも、ヴォーパルバニーを仕留めたところで死神がすぐに消えるかどうかが非常に怪しい。依代の死がそのまま死神の消滅に繋がるのだろうか。少なくとも悪魔憑きの場合は両方を対処しなければならなかった。


「一度、攻めてみるか?」

「その一度で死にたくない」

「だが、こんな無駄な戦いを続けても勝機を見出せるか?」

「まだ抑えた方がいい。この状況は僕たちにとって有利に働いている。崩す理由がない」

「本当にオレたちに有利か?」

 痺れを切らしたガラハが今にも間合いを詰めに行ってしまいそうなのを抑える。彼の抱える疑問は真っ当なもので、手応えが薄いことで状況の有利不利が曖昧になっている。そして、飛刃を撃ち続けることも気力の都合で限界が来る。


 飛刃による牽制が効いている内に詰めてしまうべきか、それとも飛刃の牽制ができなくなってからのことを考えるべきか。


 そういった二つの選択を常に脳内に抱えながら、アレウスはガラハとの立ち位置を意識しながら死神の範囲に入らないように間合いを維持し続ける。どれだけヴォーパルバニーが俊敏に動き回ろうと、懐に入る余地のないように絶対の間合いを維持し続ける。ガラハの飛刃による誘導や、ニィナの放った矢による初動の抑止が働いているからこそ維持できている。これをわざわざアレウスから崩す理由は見当たらない。


「こんなことしていても矢が尽きたらマズいことにならない?」

 一旦、後衛までガラハと一緒に後退したところでニィナが呟く。

「分かっているよ。大丈夫、焦っていない」

 彼女はじんわりと焦りを感じ始めているようだが、アレウスは焦らない。そもそも焦るなと言ったのはニィナの方なのだ。そして、なにも無駄に時間を費やしているわけではない。魔物の動きは読めてきた。あとは死神の行動領域がどこまでか。それも見極めつつある。

「僕は貸し与えられた力を使えば“共振”できるけど、二人は難しいか?」

「ちっともその共振の分かんないわよ」

「スティンガーがいれば恐らくは……だが、離れている今はできそうにない」

「となると、僕が死神。二人がヴォーパルバニー担当だ。ジュリアンは共振できていたな?」

「え、あ、はい」

 なんとも頼りない返事だが、まさか戦力に数えられているとは思わなかったがゆえの反応だろう。だが、彼の魔法は死神の動きを一時的にだが止めてみせた。共振できていなければできないことだ。

「どこで学んだ? それとも、その無意識に放つ魔力の糸のおかげか?」

「魔力の糸は放つ前にある程度条件を指定して、そこからは魔力の循環に合わせての無意識の発動になるので少し違います。僕は、学んだ上で共振できています」

 悪魔憑きと戦う際には共振は必要不可欠だが、ヴェインですら祓魔の術を習得しているだけでその域には辿り着いていない。

「あとでコツを教えてもらいたいところだな」

 ついでに魔力の糸がどうしてアレウスを引っ張っていたのか、そしてどうして今は引っ張られずに済んでいるのか。そういったところも包み隠さず語ってもらいたい。

「僕に合わせられるか?」

「合わせる?」

「僕が死神に攻撃するタイミングに君の魔法が合わせられるかってこと」

「それ、合わせられないって言っても合わせろって言われるだけですよね?」

 冒険者が求めることの理不尽さをよく理解している。

「死神が大鎌を振り切ってから再度、振りかぶるまでにおよそ五秒。ジュリアンの魔法が効けばそこに六秒から七秒足されて、十秒程度の隙ができる。そこで僕が死神に攻撃を叩き込めば更に隙ができるから、その間にガラハとニィナにヴォーパルバニーを仕留めてもらう」

「また無茶なことを言っているって分かってる?」

「分かっているけど、体を張るのは僕だから、成功したときにちゃんと続いてもらいたいんだけど」

「なら駄目だと思ったらちゃんと下がってよ? あんたの首が飛ぶところなんて絶対に見たくないんだから」

 当たり前だが命は惜しいので、無理だと思ったら引き下がる。ガラハも下がる判断はアレウスに求めずともできるはずなので、生死の境界では自身の心配だけをしていいはずだ。

「ヴォーパルバニーは死神を宿しているから怖い……ってだけじゃなさそうだから、その辺も考慮した動きは取ってほしい」

 兎の特徴を持っていても、襲い方まで兎と同一なわけがない。それで『首刈り兎』などと呼ばれるわけがないのだ。


 後衛の二人が下がったのを見て、アレウスとガラハが再びヴォーパルバニーと向き合う。


「死ぬなよ?」

「ガラハに心配されるとは思わなかった」

「お前は無茶を押し通すが、たまに危うい」

「分かっている」

 死神は既に振りかぶる準備に移っている。ガラハの飛刃、ニィナの矢、そのどちらも薙ぎ払う気でいるのだろう。ここまでの積み重ねによって、ヴォーパルバニーと死神は、アレウスたちから攻勢を仕掛ける可能性は低いと思い込んでいるはずだ。状況は不利でも、踏み込んで来ないのなら勝機がある――そう考えて、安直に鎌を振るうだろう。


 必殺の一撃を、そんな風に雑に振るうべきではない。


「魔物に講釈を垂れたって無駄だな」

 なにより、その雑さがアレウスたちの活路になる。


 ギリギリを攻める。ガラハよりアレウスは前に出て、振りかぶっている大鎌の範囲に入るか入らないかの擦れ擦れで、全神経を研ぎ澄ましながらそのときを待つ。死の直感は強くアレウスに信号を送り、骨だけの死神が笑っているように体感した刹那、『盗歩』を用いて二歩ほど下がる。


 大鎌が前方を薙いだ。直後に地面を蹴って、アレウスは貸し与えられた力を解き放つ。全身に纏う炎を短剣に込め、灼熱の一撃の準備に入る。死神は振り切った大鎌をすぐさま戻す。最接近はしたものの、このままでは死神の方が速い。


「“束縛(バインド)”!」

 再度、大鎌を振りかぶった死神の両腕に魔力の糸が絡み付いて、縛り上げられる。死神の束縛に伴い、ヴォーパルバニーもその動きを数秒止める。そこをニィナが躊躇わず矢で目玉を射抜く。

 アレウスは灼熱の短剣を握り、目玉を射抜かれてのたうち回る魔物の体を蹴るようにして跳躍し、魔力の糸を千切り捨てた死神の間際に迫る。


 神を崇め奉ったことがない以上、アレウスに神威は届かない。たとえ睨まれようとも、神に抗うことに畏怖はしない。


 死神が片腕を大鎌から離し、骨の腕がアレウスに伸びる。

 振るのではなく、捕まえる。死神は自らに迫る危機に、直感的に動きを変えた。


「そういうのは」

 ジュリアンが杖を引いて、辛うじて繋がっていた魔力の糸の一本が死神の腕を引っ張って体勢を崩させる。

「お見通しです」


 体勢が崩れたのを見て、アレウスは全身全霊を込めて灼熱の短剣を死神の胸部に突き立てる。刺突は物理だが、そこに込められている貸し与えられた力は魔力に近い。それが悪魔のような存在に効果があることはラブラとの戦いで確かめている。

 ボロボロの外套の奥に喰い込んだ切っ先から込められた力が炸裂し、死神の内部で爆発にも似た炎の噴出が起きる。


 ガラハの戦斧がヴォーパルバニーの頭上から一気に振り下ろされるも、横に跳ねて魔物は逆にガラハへと飛び掛かる。口元を蛇のように深く開き、獰猛な牙を幾つも携えた兎の皮を被った化け物の顔を露わにし、差し迫る。だがその危機を前にしてもガラハは一切の動揺を見せることはなく、戦斧を今度は真横へと薙ぐように振るう。避けられることは考慮した上での二撃目。その二撃目は魔物の肉体を一気に断ち切る。それでも上半身だけは彼に噛み付こうとしていたが、連続的に放たれたニィナの矢が次々と魔物の頭部に突き刺さり、跳躍で得た勢いは全て相殺されて、ガラハの足元に落ちる。


 外套共々、死神は燃え上がりながら大鎌での最期の足掻きを見せる。アレウスは短剣を引き抜き、大鎌を握る片腕を鋭く断ち切った。大鎌は振られることなく地面に落ちて砕け散り、死神は炎に焼かれて灰となって消えていく。

「さっさと消えろ」

 悪足掻きがまだあるかもしれない。だからアレウスは再び短剣で死神の胸部を刺し、貸し与えられた力を再度、内部で炸裂させる。その二撃目によって残っていた死神の体は全てが灰となって消えた。


「こんなあっさり、終わるなんて」

 アレウスが貸し与えられた力を解除する中で、ジュリアンの呟きを耳にする。

「正直、もっとグダグダになって……僕はここで死ぬんだと思っていました。それぐらいの犠牲は出るだろうと、思っていたのですが」

「対策ができた結果だ」

 アレウスは短剣を鞘に納め、安堵の息を吐きつつ言う。

「君がヴォーパルバニーについて教えてくれた。だから、想定外がほぼ無かった。僕もガラハも魔物の動きはずっと見ていたし、ニィナは確実に求めるところを射抜いてくれると信じていた。そして、君が油断しなかったおかげで僕は命を繋いだ」

「それだけのことで?」

「それだけのことだ。僕はどんな魔物でも、その動向を探り、特徴を掴み、どんな相手を嫌い、どんな相手を好むのか。それらさえ見えてくれば、あとは仲間との繋がりを信じ抜けば対処し切れると思っている。たとえ異界獣であっても、それは有効だと思っている」


「アベリア以外信じないとか言っていたのが嘘みたい」

 いらないガヤが入ったことで、随分と締まらなくなってしまったが伝えたいことは伝えた。


「君はこれから僕たちでクルタニカのところまで連れて行く。さすがにヴォーパルバニーを相手にしたあとじゃ、テストどころじゃないだろう?」

「……はい」

「そんなにショボくれなくていい。事情さえ説明すればクルタニカは分かってくれる。ただ」

 アレウスはジュリアンに問い掛ける。

「君は今、何歳だ?」

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