旅立ち!
ほかの作品とこの作品も一日に2話ずつ投稿できたらなと思ってます
ここは、魔法と剣の世界。そんな世界の中でただ一人山奥で何も知らず、修行している者がいた。その者の名前はルキ 世界最強の存在だ
ルキ自身は気づいていないが、これはルキが山奥から出て世界を旅をする話だ
「よっと!捕まえた!今日は熊鍋だな!」といい片手で熊を運んでいる男、そうこれが世界最強の存在だ。自分では気づいていないようだが
「ふぅ~山の中の生き物はほとんど食べたな~あと3日後に旅立たないといけないから、準備をしておこう」と、独り言を言った
お師匠様が亡くなってはや5年か、お師匠様がいうにはこの世界には魔法があるらしい。僕は魔法に憧れた
だから、魔法を使いたいと相談したら16歳になったら、山から出て旅に出なさいと言われた
僕の16歳の誕生日は3日後だ。とても楽しみだ。僕は山の中で武術の修行しかやったことないので、勿論魔法は使えないのだ。
なぜ、16歳なのか聞いたのだけれども、16歳じゃなくてもいいけど手加減を覚えなさいと言われた。なんでだろう?
まぁとりあいず、手加減は覚えたし、ちょーど16歳まで3日後だからその日に旅立とう!結構苦労した、手加減は難しいな
そう思いながら、熊鍋を食べていた。そして、3日後
「よしっ!準備もできた、最後にお師匠様この山の中でお世話になりました。僕は世界を見てきます!」とお墓に言った
そのあと、王国に向けて出発した。場所は、前にお師匠様が西にいけばあると言っていたので、西に向けて歩いた
4時間経っても、つかない。そんなに遠いのか「夜までにはつきたいから少し走るか」とつぶやいて、少し走った
普通の人間はルキの居た森から王国まで一週間かかるが、ルキは6時間でついてしまった。最初から走ってたらもう少し早かっただろう
「お、門が見えてきた!ついたのか」と呟きスピードを落とし、歩いた。門に近づくと人が話しかけてきた。鎧を着ている
「身分証はあるか?」と聞いてきた、なんだそれは「なんですかそれは?僕は山の奥から来ました」
「あ~田舎者か、ならギルドに行って身分証を作ってもらえ、あと作るには銀貨がいるから気をつけろよ、とりあいずここは仮身分証を渡しておく」
兵士っぽい人がそういうと、ちょっと硬い髪を渡してくれた。それを受け取ると
「あと、仮身分証の期限は3日だからな、期限を過ぎると罰金だ。魔法で位置はわかるからな」
「わかりました、ありがとうございます!」やはり、魔法はすごいな。
ルキは半径50kmにいる人間の場所ならわかるが、魔法はもっと遠くの人間を見つけれると思ってるらしい。
ルキは感動した。初めて見たのだ、こんなに人がいて建物もいっぱいある所を
「す、すごい!」といい10秒ぐらい止まっていた。「あ、いけないいけない!早くギルドに行かないと!」といいギルドに向かった
場所は門の兵士に聞いた。ギルドを見つけた、木でできた二階建てのでっかい建物だ
ドアはなく、入ると受付があり、そのよこには大きな掲示板や酒場などがあった
とりあいず受付へと向かった。
「あの~すいません、身分証を作りたいのですが」と受付の女性に言った。頭に猫耳が生えている、獣人だ。初めて見た
「身分証ですね、作る場合は冒険者に登録していただけなければなりませんが、よろしいですか?」とニコニコしながら言ってきた
「はい!わかりました!」僕は元気にそういった
「では、銀貨1枚です」あ・・・兵士の人が言ってたっけな、お金かかるのか、持ってない・・・
「あ、あのすいません、お金持ってないです」お金ホントどうしよう
「そうですか、なら登録はできません、申し訳ございません」と残念そうな顔で受け付けの獣人は言った
すると、後ろから「君、お金ないの?よければ、私が代わりに払おうか?」と声が聞こえた
ふり向くと、銀髪ロングの剣を腰に抱えた、美少女がいた。
「え?いいんですか?」と僕は申し訳なさそうに言った。「うん、いいよ!君、服装的に田舎から来たんだよね?お金持ってないのは仕方ないよ」
「ありがとうございます!そうです山の奥から来ました!」と元気な声で僕は言った
「そうなのか、どこらへん?あっミリこれこの人の登録料ね!」と受付の獣人に銀貨を1枚渡していた、あの受付の獣人はミリというのだろう
「えっと、東の方の結構遠い山です」「そうなの?、それは来るの大変だったでしょ?」
「結構時間かかりました」実際にはとてつもなく早いほうだが、ルキは気づいていない7
すると、受付のミリという方がギルドカードを出してきたので、受け取った
「あの、銀貨ありがとうございました!」改めてお礼を言うと
「全然いいわよ!私はリナ・フリークっていうの!あなたは?」「僕はルキといいます」
「そうなんだ!よろしくね!ルキ!」と笑顔で言ってくれた
僕は無償で銀貨を支払ってくれただけ
では申し訳ないので、ポケットに入ってた。綺麗な石をあげた。これは山の中で拾ったやつだ
「え?これ魔結晶じゃない!しかも濃度がとてつもなく高いじゃない!」とびっくりしていたようだ、僕は普通に落ちてたやつを拾っただけだ
「別に拾ったやつだし、いらないからあげるよ」といった「これ売ったら金貨何十枚かはするわよ?」まじか、それなら登録料払えたな。まぁいいや
「そうなんだ、でもあげますよ、僕からの感謝の気持ちです」と笑顔で言ったら
「悪いからもらえないわよ!」と拒んできたので、無理やりあげた
その後リナと一緒にギルドを出て、王国近くの森に向かっていた
ギルドの中で一緒に依頼を受けたのだ。もらうだけじゃ申し訳ないから、依頼を手伝うといわれた。ほんとにいいのにな
リナはSランク冒険者らしい、Sランクは一番高くて世界に14人しかいないそうだ
そんな、すごい人だとは思わなかった
森についた、徒歩で15分ぐらいだ。途中の道は二人のことなどを話していた
リナは貴族らしい。だから苗字を持っていたのか
受けた依頼はゴブリン10体討伐だ。早速現れた
「ルキはまず下がってて!お手本を見せるわ!」といったが、僕はすぐにゴブリンの近くに行き一撃で倒した
「あ、ごめんなさい」リナは驚いていた。「結構強いのね!これなら心配はいらなそう!」といった瞬間
大きな何かの咆哮が聞こえた