その64 巣の駆逐
んースッキリ!
昨晩寝る前に得た程よい疲労感、そのおかげでぐっすり寝れた。でも記憶が曖昧なんだよな〜。
確かセレネ様に抱き枕指名されてから...それから、記憶がねぇぞ?
もぞもぞ...
あ、セレネ様が起きたみたいだ。
「おはようございます。」
「うむ。お早うなのじゃ。ふぁあ、ん。」
あー欠伸してるセレネ様可愛い。癒される。
と、それより聞かなきゃ。
「昨日の夜の記憶がほぼないんですけどどうしたんでしょうか?」
「お?貴様、面白いように感じおったぞ。なかなかに可愛いところもあったのじゃな。」
「えっ。ちょっと待ってください何をしたんですか。俺の名誉に関わって来るんで教えてください!」
「名誉?面白いことを言うのじゃな。そんなもの最初の5分で跡形も無く消えたぞ。貴様はあれじゃな。変態じゃ。幼女に踏まれて喜ぶ、幼女に押し倒されて喜ぶ変態じゃ。えろすじゃ。」
「いやまあ記憶ないんですけどね...。」
「じゃがまあ、安心するのじゃ。我は、貴様がどんな貴様であったとしても、貴様はずっと我のものじゃ。誰にもやらぬ。」
...え、セレネ様?ヤバい惚れちゃう。
「それに、貴様の体はもう我なしでは生きられぬ体じゃ。我が貴様にした調教のおかげでの。内容は刺激が強すぎるから記憶は消してあるのじゃが、今度は記憶は消さずにそのままにしておこうかの?フフフ...。」
え、ああ、何されたのか聞くのが怖くなってきちゃったよ。
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今はマザーのところにいる。ルナやセレネ様、レイとマリも一緒だ。
「みなさん来たようですね。国の所有者変更は何も問題なくできたようで何よりです。それで、本題に移りますが、3人にはこの島の内部と地上部分を平定していただきたいのです。今までは魔王様の封印がすぐそこにあったおかげで魔物は寄り付かず安全だったのですが、封印が破られたおかげで魔物が簡単に入って来るようになってしまいました。昨晩襲撃があり、すでに被害も出ています。ぜひ、お願いします。」
「ふむ、それは申し訳ないのう。では、早急に取り掛かるとしようかの。貴様らはどうするのじゃ?何なら我1人でやるが。」
「一緒に行きます。ちょうどレベル上げもできますし。」
「なら私も行くわ。ちゃんと私がみてなきゃ何するかわからないもの。」
ということで俺たちは出発した。
「ここじゃな。」
俺たちは今以前俺とルナがレベル上げをした場所まで来てる。この辺の奥に魔物の巣があって魔物がどんどん生まれてきてるらしい。
魔物の巣っていうのは特定の魔物が生まれて来るんじゃなくてほぼランダムで生まれて来るらしい。巣を潰せば根本的な解決になるってことだな。
それにしてもさっきから魔物の多いこと。セレネ様曰く巣に近いって事らしい。
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着いた。
それにしてもえげつない見た目だな。
蜘蛛の巣がいっぱい張った洞窟を想像してくれ。その蜘蛛の糸の太さを3倍くらいにしたやつがさっき想像したであろう洞窟の中に量でいうと10倍張ってる感じ。前に進めない。
それと、直径1メートルはありそうな巨大な卵が足元の黒色とピンク色が混ざったような色のゼリーに複数個埋まってる。何を言ってるのかわからない?心配するな、俺もわからない。
「では、始めようかの。」
え、唐突に何を?
前話で言い忘れてましたが、ヒロインが主人公に惚れるよりかは主人公がヒロインに惚れていくスタイル。そんな作品です。




