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その45 神話生命体

 と、武器の制作を始める前に、今回俺が想定してる武器は刀じゃないからな。刀鍛冶しか持ってない俺では作れない。まあ、ちゃんと対策は考えてある。


 それがこいつ、


【鍛治の秘薬】

【秘薬とはついているものの、作るのは割と簡単】

【鍛治スキルを使用した際に半分の確率で1つ生成される】

【作成した武器をこれにひたすと、作成者の適性、鍛治スキルのレベル、潜在能力、加護などにより、武器に、スキルや神話生命体が宿る事がある】

【体に害は無いものの味は想像を絶するほどまずい】

【これを飲むと確率で適性に合った鍛治スキルが手に入る】


 そう、こいつだ。あの後おっちゃんのところまで行ってこいつをたんまりともらっておいた。具体的にいうと大樽5杯分くらい。こいつを飲みまくれば刀鍛冶のレベルが上がるはずだからな。


 おっちゃん曰く鍛冶スキルのレベルがカンストすると、下位の鍛冶スキルで作成できるものならあらゆるものを鍛冶で作成できるスキル、万能鍛冶を獲得できるらしい。


 さ、飲むか。


 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇



【刀鍛冶のスキルレベルがカンストしました】

【刀鍛冶が万能鍛冶に進化しました】

【万能鍛冶獲得に伴い、刻印術、魔法刻印化を獲得しました】


 ...や、やっと終わった。もうおなかパンパンだよ...。


 あの後結局大樽1杯半くらい飲むことになった。さすがにスキルレベルをカンストさせるのは一筋縄ではいかないな。


 まあ万能鍛冶は手に入ったしほかの物も手に入ったから何なのか調べてさっさと制作に取り掛かろう。


【万能鍛冶】

【あらゆる武器防具を鍛冶で作成できるスキル】

【このスキルで作成した武器防具には特殊効果がつきやすくなる】


【刻印術】

【魔法やスキルに対応する刻印を物に刻み込み、魔法やスキルの性質を物に与えるスキル】

【ただしこのスキルでは基本7属性の魔法や単純なスキルに対応する刻印しか作成できず、ニ属性以上の複合魔法に対応する刻印は作成できない】

【一度作成された刻印は永遠に記憶され、魔力を消費すればいつでも新たな刻印を刻むことができる】


【魔法刻印化】

【魔法に対応する刻印を作成するスキル】

【ここで作成された刻印は刻印術のスキルで物に刻み込むことが可能】

【このスキルで刻印を刻むことは不可能である】

【基本7属性に限らず固有魔法の刻印を作成することも可能となる】

【また、単属性の魔法に限らず2属性以上の複合魔法の刻印も作成することが可能】


 ざっとこんなもんだ。でも、刻印術と魔法刻印化は統合してしまおうか。似たようなスキルだし、分けて持ってても魂容量を圧迫するだけだ。


【刻印術、魔法刻印化の統合を行います】

【.............................】

【完了しました】

【刻印術、魔法刻印化は万能刻印術に統合されました】


【万能刻印術】

【魔法やスキルに対応する刻印を物に刻み込み、魔法やスキルの性質を物に与えるスキル】

【基本7属性に限らず固有魔法や2属性以上の複合魔法、より幅広い範囲のスキルの刻印も作成することが可能となる】

【一度作成された刻印は永遠に記憶され、魔力を消費すればいつでも新たな刻印を刻むことができる】


 うん、こんなもんだな。


 それともう一つ。最近ご無沙汰だったけど、俺は食うことでもスキルを入手できるからな。魔結晶マナクリスタル虹励起レインボーカラーを食う。


 むしゃむしゃ...


【肉体変質:晶化を獲得しました】


 まあ、効果は名前を見ればわかる。それに、こんな感じの物が手に入るのも予想してた。これなら問題なく計画通りの武器を作れる。


 じゃあ、今度は実際に武器の制作に取り掛かっていこうか。


 今回作るのは魔力戦闘における補助装置だ。今使用してる補助装置は聖魔銅刀で、通常戦闘においてはこれで問題ないのは間違いないのだが。星龍戦に向けてできる限りの手は尽くしておきたい。


 設計図(?)はもう頭の中に浮かべてある。あとはそれを形にするだけだ。


 まずは万能鍛冶を発動して魔結晶マナクリスタル虹励起レインボーカラーの形を整えていく。


 まずは背中の肩甲骨あたりにぴったりと張り付くような形状のベース。そこから延びる細長いパーツ、このパーツは上向きに伸びている。そしてさらにそこにつながった筒状のパーツ。これで原型は完成だ。


 次に筒状のパーツの内側に肉体変質:晶化の刻印を刻み込んでいく。


 最後に、結晶がむき出しのままだと非常に脆いから全体的に魔鉄で補強して、細部を整えたり装飾を加えたりしたら完成だ。ちなみに装飾は悪魔をイメージした骸骨だ。そして全体の色合いは黒だ。


 ああそれと、鍛冶の秘薬の説明に完成した武器を鍛冶の秘薬につけると神話生命体が宿ることがるみたいなことが書いてあったな。やってみるか。


 ざぶーん(つけた)

 ざぱーん(出した)


 というわけで今度こそ本当の完成だ。鑑定してみる。


明星の天使ルシファー

【魔力戦闘用魔力結晶槍作成装置】

【内部に刻まれた刻印の効果により魔力を流すことで魔力結晶槍を作成可能】

魔結晶マナクリスタル虹励起レインボーカラーを内部に使用することによりこの装置を使うと魔力が増幅された状態で魔力結晶槍が作成される】

【この武器には明星の天使(ルシファー)が宿る】

【この武器を持つ者は運命を打ち破り、限りない進歩を遂げるであろう】

【また、叡智を探求する時、この武器は大きな助けとなるであろう】

武器の見た目が想像しにくいと思うので後で挿絵を加えるかもしれません。


自分の文章力仕事をしてくれぇ...。

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