表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/4

反十二神器同盟

 私が起きた時、太陽は真上を過ぎていた。


 こうなってしまったのは全てあのマルスのせいだ。


 藁にシーツを敷いただけという寝心地最悪のベッドに加え、王都がどうなったのか不安と焦燥で寝付けず、夜明けが来た。


 私としては一刻も早く王都へ行きたかったのだけど。


「ダメじゃないか、ちゃんと寝ないと」


 鼻をハンカチで防がれ、ツーンとした刺激と共に私の意識は消えた。


次の場面は真昼も良いところである。


「おはようシルヴィ。よく眠れたかな?」


 マルスは憎たらしい笑顔でそう言い放ってきたのを私は忘れない。


 この狼藉者が。


 今に見ておけ。


「不味い、不味い」


 私はマルスに挨拶を返さず、置いてあった保存食をむしゃ食いし始めた。




 ……薄々は勘付いていた。


 城門は跡形もなく破壊され、道という道に血や焼跡が残り、さらに都市全体に何の活気もない


「たった三日なのに」


 私がマルスに連れ去られたのは一昨日の出来事。


 移動に一日あの森で一日、そしてここまでの道程で一日の計三日。


 三日前、確かに王都は攻められていなかった。


 そうなのに――


「お父様! お母様! メラク宰相!」


 広場の中央には父を始めとしたルスト王国の重臣達の首が並べてあった。


「気は済んだかい」


 柵に縋り付いて泣き喚く私の肩を叩くのはあのマルス。


 あのでっかい堅物――トールハンマーは伸縮自在らしく、目立たないよう隠している。


「ただでさえシルヴィは目立つんだ。敵に見つからないうちにこの場を離れよう」


 この大衆の中で私の持つ金髪は目立つのだろう。


 確かに私と同等の輝きを持つ髪の持ち主はおるまい。


「ちょっと待て!」


 私はまだここを離れたくない。


 必死で柵を掴むのだが。


「聞き分けのない子は嫌いだよ」


 マルスはその膂力で無理矢理私を柵から引き離した。


 十二神器の持ち主の力で敵うはずがない。


 暴れる私の口元を抑え、足早にマルスはその場を立ち去った。


「何をする!」


 少し離れた通り、人のまばらな場所まで移動した私はマルスに食って掛かる。


「お前はあれを見て何の感慨も抱かないのか!? 一国が滅んだのだぞ?」


 血相変えて喚きたてる私にマルスは面倒な表情を浮かべて。


「言ったでしょ。十二神器の持ち主が向こうにいる時点で王都陥落は当然の結末だと」


「だが!」


 そんな言葉で納得するか。


 私は感情に任せ、なおも言い放とうとすると。


「シルヴィア王女!」


 私の後方から聞き覚えのある声が飛んできた。


「うん? イリーナ! イリーナじゃないか?」


「はい、シルヴィア王女! 親衛隊長のイリーナ=コルストンです!」


 イリーナ=コルストン。


 私の身辺を守る親衛隊の責任者。


 蒼い髪を短く刈り上げた端正な顔立ち。


 顔の彫りも長く、凛々しいためよく男性と間違われるのが悩みの種な女性である。


「良かった、ご無事で」


 イリーナは端正な顔立ちを緩めて安堵を表現する。


「よくお一人でここまで戻ってきました」


「え? あ、ああ……偶然に偶然が重なってな」


 イリーナの言葉の意味が分からず、目をパチクリした私だがすぐに理解する。


 いつの間にか私の傍にいたマルスがいない。


 気を利かせたか、若しくは見つかると面倒なためかその姿を隠したのだろう。


「理由は後者だけどな」


「? 何か言いました?」


「いや、何でもない。何でもないぞ」


 思わず呟いてしまっていた独り言を聞きとがめられてしまい、慌てて首を振った。


「ここでは目立ちます。どうぞ、私についてきてください」


 左右に素早く視線を走らせたイリーナはそう前置きして私の半歩斜め前に立って先導を始め、これまでの経緯を話し始めた。


「それにしても、本当によくご無事で。不作法者に王女を攫われた時はどうなることかと思いました」


 全てを話し終えたイリーナは言葉を繰り返す。


「十二神器を持つ者は単純になるのですね。今頃必死で探しているのでしょう」


「ん? ああ、そのようだな」


 一瞬何を言っているのか分からなかった私だがすぐに言葉の意味を理解する。


 イリーナの中だと私はマルスの目を盗んで逃げてきたことになっているらしい。


 ……実際はすぐ傍で見張っているのだけどな。


「陛下も陛下です。何故十二神器を持つ者を王宮へ招き入れたのか。あ奴らは悪魔の化身、間違っても手を組む相手ではありません」


「そうか、お前は十二神器を否定する派だったな」


 イリーナの過去に何があったのか知らないが、彼女は昔から十二神器を目の敵にしていた。


 ガウェイン皇国が十二神器を手に入れたと聞いた時は先制攻撃を主張し、マルスの力を借りると決まった時も一人断固として反対したので謹慎を言い渡せられた経験があった。


「はい、あのようなものはこの世から永遠になくなってしまえばよいのです」


 イリーナは厳しい視線を宙へ向けながらそう断言した。


「して、イリーナよ。どこに行くつもりだ?」


 どんどん中心地から離れ、人通りもどんどん少なくなっている。


 歩く人よりも座り込んだ浮浪者の存在が目につき始めた。


「ひっひっひ、後ろの金髪、そそるねえ」

「あれは上玉だ、欲しいねえ」

「襲っちまうか? 二人組だし」


「っひ!」


 下卑た嘲笑に私は思わず身震いする。


 幾らイリーナが武芸者とはいえ短剣でどうにかなる人数とは思えない。


 もし、実際に襲われたらどうなるか、想像に私は体を緊張させるが。


「はあ~い」


 ……イリーナから見えぬ位置に立っているマルスを見つけた私は途端に脱力した。


 まあ、あ奴がいるから大丈夫だろう。


 根拠はないが、いざという時は私を助けてくれる確信があった。




「ここです」


 イリーナはとある廃墟を指さす。


 浮浪者が二人門前に陣取っている、どこにでもある廃墟だった。


「イリーナだ、王女をお連れした」


「……入れ」


 が、浮浪者に見えた彼らの眼光は鋭い。


 素人目の私から見ても熟練者というのは容易に推察できた。


 入って地下に下りる。


 その先あった光景は。


「十二神器こそ諸悪の根源である!」


「「「「そうだそうだー!!」」」」


「あれを滅ぼすことが神の意志だ!」


「「「「その通り! あれを滅ぼせー!」」」」


 十二神器に反感を持つ者の集会。


 それも狂信的な熱気を帯びた、恐怖すら感じる類のものだった。


「これは……なに?」


「何とは? 十二神器の存在に対して不満を持つ者の集まりです。ルスト王国でも正式に認められていた活動ですが」


「それは知っている。だが――」


 ここまで過激だったか?


 彼らの活動というのはビラを配ったり通りで演説をしたりするなど穏和で、治安を乱すような真似をしないはずだったが。


「王女様、あれこそお遊びだったのです。皆が気付いたのです、本腰を入れなければ駄目だという事実に」


「だが……な」


 私から見ると、彼らにまともな話し合いが通じると思わない。


 敵対する人間を殺せや店を襲えなど物騒な話も出てきていた。


「喜ばしいことに、他の国からも構成員が集まってくるそうですよ」


「っ!」


 思わず息が詰まる。


ルスト王国に何の縁もない輩が大量に雪崩れ込んでくるだと?


 十二神器憎しという一点で集まった面々。


 彼らが国を左右する事態など考えるだけで恐ろしかった。


「気分が悪い」


「あ、ちょっと王女?」


 イリーナが私を引き留めるが、それに乗るほど私に心の余裕はない。


 嫌なものを見た。


 出来れば忘れたい光景だが、それは無理だろうと心の中で嘯いた。




「ふーん、そんなものあったんだ」


「……」


 宿屋の一室。


 私から一部始終を聞き終えたマルスは是とも非ともいえない声音を出す。


「君にとっては重大かもしれないけど。僕からすればこうしてシルヴィの髪を弄れる方が大事なんだよ」


「この悪魔め……」


 私が抵抗できないのを知ってそう言うか?


 私はこいつを脳内で百回ほど殺してやった。


「うん?」


 と、ここで何かに気付いたマルスは私を横に置く。


「どうした?」


 私はそう問いてもマルスは応えず、スタスタと部屋の隅へ移動した。


 そこで腕を組んだマルスは何かを待つように瞑目する。


「おい? どうした?」


 私の問いはすぐに明らかとなる。


「王女様! こちらですか!?」


 何故なら顔を紅潮させたイリーナが部屋に飛び込んできたからだ。


「なあ!?」


 怒声と共にもっとも会いたくない相手――イリーナと最悪の形で出会ってしまった。


「お、王女様……何故そいつと」


 イリーナが後ずさりしたのはマルスの存在を認めたから。


 彼女は一瞬驚きの表情を浮かべ、次に憎悪を見せる。


「何故とは酷いなあ……一つ言えるけど、僕が手に入れた獲物をむざむざと逃がすと思う?」


 コロコロと笑うマルスが心底憎らしい。


「こいつめ! 王女様! こちらへどうぞ」


「おおっと、それは駄目駄目」


 私を引きずり出そうと手を伸ばしたイリーナだが、いつの間にか移動したマルスによって阻まれる。


「逃がさない。例え神であっても渡さないよ」


「っこの!」


 マルスの傲岸不遜な態度にイリーナは血液が逆流したのではないかと思える程顔を真っ赤にした。


「見てろ、悪魔め。私は必ず王女様をお前から救い出して見せるからな!」


 その言葉は怨嗟に満ちており、間違っても以前のイリーナが発する声音ではない。


「あああ……」


 イリーナの変貌ぶりに私は嘆かずにいられなかった。


「うん、気に入った」


「何をする?」


 部屋を出て行こうとしたイリーナだがマルスは離さない。


「イリーナと言ったね……娼婦は飽きてきたから今日は君に相手してもらおうかな」


「ふざけるな! 私を誰だと思っている!?」


 イリーナが血相変えてそう叫ぶのは当然といえるだろう。


「私は誇りある騎士だ! 貴様のような悪魔に触らせる者ではない!」


「同じだよ」


「な!?」


「僕から見ればイリーナも娼婦も同じ人間。違いを挙げるとすれば頭が良いか悪いかだけだね」


「貴様! 私を愚弄するのか!」


 怒りで顔が真っ赤になったイリーナは腰に差した剣を抜き、襲い掛かる。


「ほら、君は頭が悪い、娼婦以上にね」


 しかし、マルスは応える様子は微塵もなく躱し、剣を叩き落として体を密着させた。


「離せ! 下郎が!」


 当然イリーナは暴れるが、十二神器の持ち主であるマルスに敵うはずがない。


「とんだ子猫だね。これならしばらく愉しめそうだ」


 取り出した縄を器用に扱い、あっという間に縛り上げて猿轡をかました。


「――っ! ――っ!」


「それではシルヴィ、今日はこれで」


 マルスはにっこりとほほ笑む。


「今後はあまり変なところ、屋内には行かないでくれると嬉しいな」


「――っ! ――っ!」


 イリーナの抵抗が痛ましい。


 どんなにマルスの支配から抜け出そうと足掻いても全く意味をなしていない事実が堪らなく悲しかった。


 これでいいのか?


 去ろうとするマルスを眺めながら私は自問する。


 確かにイリーナは変な団体に被れ、正気を失ったかのように見える。


 だから見捨てて良いのか?


 国を導く者として臣下に対する態度はこれなのか?


 そう煩悶した結果。


「――私の騎士を離せ、狼藉者が」


 私は知らずそう声を出していた。


「ふーん」


 マルスの足が止まり、こちらを振り返る。


「僕は頭の悪い子は嫌いなんだけどなあ?」


 表情こそ笑っているが感情は違う。


 あれは苛立ち――足を怪我した私に向けていたあの目だ。


「まず聞くが、お前はイリーナをどうするつもりだ?」


「どうもこうも。気が済むまで弄りまわした後、手足の筋を斬って娼館へ売り飛ばそうかな? 頭の悪い子は嫌いな上、生かしておくと厄介だ」


 マルスの言葉に嘘はない。


 あれは本気で実行する。


「――っ! ――っ! ――っ!」


 イリーナもマルスの本気を悟ったのか一層激しく暴れ出した。


「イリーナは決して愚かではないし敵になることはない……何故なら仕えるべき主君を失いるだけだからだ」


「へえ。でも見る限り新しい主君はもういるよ。そう、反十二神器の集いがね」


「その通りだ。だから私は取り返す」


「……」


 マルスは笑みを引っ込めて神妙な顔で私を探る。


 まじまじと、私の次の言葉を待っているようだった。


「イリーナ、私をあの集会へもう一度連れて行け。集会からイリーナをはじめ、ルスト王国民を取り戻す」


 もう後には引けない。


 私は内心の怯えを悟られまいと必死で鉄仮面を被った。


「あの、王女様……本当によろしいのですか?」


「よい」


 イリーナの懸念を私は一笑に付す。


 本心は尻尾を巻いて逃げ出したい思いで一杯だが、イリーナがいる手前にそんな真似は出来ない。


「マルスとやら、お前は本当に王女様を護るのか? もし違えればただでは済まんぞ?」


「護るか護らないかはその時の気分による。だから確証は出来ないねえ」


「傲慢な輩め……」


 イリーナが歯噛みしてもマルスは態度を改めることはなかった。


「イリーナ、マルスに期待するな。私よりも奴に信義を置くのが親衛隊の務めなのか?」


「も、申し訳ありません、その通りです」


 私の叱責にイリーナは体を震わせて非礼を詫びた。




「十二神器こそ諸悪の根源だ!」


「「「そうだそうだー!!」」」」


 私はタイミングを待つ。


 乱入するに絶好の機会が訪れるのはもうすぐ。


 私は深呼吸した後、意を決して舞台へと飛び出た。



「親愛なるルスト王国民よ! 私の名はシルヴィア=フォン=アーゼンハイルである!!」


 第一声がそれ。


 公務で度々行っていたスピーチを手本にしているが、そうであっても順調な滑り出しと言えた。


「お前達はガウェイン皇国でも反十二神器の集団でもない! 誇り溢れるルスト王国民だ! お前達は戦争に負けて自信を失っているのだろう、誇りを失っているのだろう! だが! 安心しろ! お前達には私がいる! この私が存在している限りルスト王国は滅びておらん! 何があっても耐え忍んでくれ! 自暴自棄になってはいかん! この私が存在している! それだけでルスト王国はまだ存続している……お前達は何者だ!?」


「「「「ルスト王国民です」」」」


「この私は何者だ!?」


「「「「ルスト王国そのものです」」」」


「そうか! お前達の言葉! しっかり受け止めたぞ! その宣言と引き換えに私は必ず国を取り返す!!」


 わああああああああ!!!!


 ……上手くいっただろうか?


 客観的に分析しても大分様になっていたと思う。


「あ! あの者を捕えろ!」


 気が付けば私の周りに人の集団。


 恐らく他国から来た、骨の髄まで反十二神器に染まった者だろう。


「おのれ貴様……ただで済むと思うなよ?」


「はっ、それはこっちのセリフだ! 我が臣民を誑かしておいて無事で済むと考えてあるまいな?」


「小娘! ……言わせておけば好き勝手に! 代償としてその自慢の美貌と肢体を存分に辱めてやろう!」


 彼らがじりじりと寄ってくる。


「王女に触れるな! 無礼者めが!」


 ここで群衆から飛び出し、私の前に盾の如く立つのがイリーナ。


 彼女は生来の、強き意志を瞳に込めて辺りを威嚇する。


 多人数対一人。


 多勢に無勢だが、イリーナに臆病の色は微塵にもなかった。


「お前達! 何をしている! 王女が危機に陥っているのに見て見ぬ振りするつもりか!?」


「「っ!」」


 イリーナの一喝に動き出そうとする集団。


「「いや、待て。俺達も死んじまうぞ」」


 保身ゆえにその場に留まろうとする集団。


「「何を馬鹿なことを! 早くあいつを引き摺り下ろせ!」」


 そして私とイリーナを目の敵にする集団。


 その三つに分かれた群衆は抑える術が見つからないほど混乱の様相を呈していた。


「王女様! お逃げください!」


 私を取り囲んでいた者達が襲ってきたのでイリーナはそう叫ぶ。


 私もこれ以上は不味いと判断したので駆け出そうとしたその時。


 このままでは彼らの思い通り公開レイプとなってしまう、が。


 ドガシャン!


「君達は馬鹿だねえ。僕がいるのにそんな狼藉を許すと思う?」


 雷鳴と共に現れたのはマルス――十二神器を肩に担いだ格好で登場した。


「王女殿下、この場は私に任せてくれませんか?」


 沈黙の中、悠々と歩いてきたマルスは私の前に跪いてそうのたまう。


 ……こいつは何のつもりだ?


 突然現れて忠誠を誓う真似をするなど、マルスは何がしたいのか分からない。


「亡国へ導く売国奴に制裁を加えましょう」


 私の混乱をよそにしてそう続けたマルス。


 この状況で頼りなるのはマルスしかないと判断した私は彼の芝居に乗っかることにした。


「よろしく頼む」


「はい、承りました」


 白々しいほど丁寧な所作を行ったマルス。


「素晴らしい光景を創り出して見せましょう」


 承諾してから数瞬。


 あっという間に物言わぬ躯が舞台に転がっていた。


「あ、あれがトールハンマー」

「凄まじい威力だ」

「俺達はあれに抵抗するという馬鹿げた真似をしようとしていたんだな」


 群衆が口々にマルスの携えたトールハンマーに対して恐怖した。


 それは私やイリーナも含めて例外でなく、その圧倒的な威力の前にただ硬直するしかなかった。


「王女殿下、これでよろしいでしょうか?」


 マルスの言葉で我に返った私は意を決してこう述べる。


「よいか! 私がいる! 私がいる限り王国は不滅だ!」


 何故マルスが私に跪いたのか余計な詮索はせぬ。


 とにかく、今の私の仕事は堂々とした姿でここを去ること。


 緊張感と不安に胃がきりきりと悲鳴をあげながらも私は仕事をやりきった。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ