表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
黒姫の魔導書  作者: てんてん
第6章 写し鏡のその奥に
121/155

第11話 めげずに、がんばる

 学院に所属している初級魔法使いであるティアは、最近日課としていることがある。それは同じ講義を受けているシアリーナに対して、とにかく話しかけることだ。


「おはよう! 今日は良い天気だね」


「……おはよう。そうね」


 そっけなくてもめげることなく。


「おはよう! 今日は寝坊しそうになっちゃた」


「……おはよう。そうなの」


 話題に乗ってくれなくても関係なく。


「おはっ……。そ、それじゃあね」


「……ええ」


 たまに別の話題を入れようとして失敗することもあるが、少なくとも嫌がられてはいないようなので会話が続かなくてもとにかく継続している。そしてこの間は遂に調合させてもらえるまでになった。結果は大失敗だったが、進むことすらできていなかったティアにとっては大きな一歩であった。


 最初はレネに頼まれたからだったが、気にして観察しているうちにわざと拒絶感を出しているわけではないと気が付いたため、今では自らの意思で行っている。ティアも同世代の友達がほしいお年頃なのだ。


 ちなみに身分差については、今更なことのため考えないことにしている。


「おはよう! ……何か良いことでもあったの?」


「おはよう。ええ、それなりに」


「そうなんだ……私にもその喜びを分けて!」


「それと課題を私に見せることと何の関連があるの……」


「分からなくて……」


「……仕方がないわね。どこ?」


 そしていつも無表情だったシアリーナが珍しく微笑んでいたためティアは思いきって飛び込み、遂に次の段階へと交流を進めることに成功したのだった。





「ぬふん。今日からは分からないところを質問しても大丈夫。師匠、私はやりました……」


 ティアはにんまりと笑いながら独り言を呟き、拳を胸の前で握りしめる。そんな怪しい挙動の人物を周囲の学院生は少し視線を向けてから眼をそらし、優しい心で見なかったことにしてあげた。


 浮かれているため周囲に注意が向いていないティアは上機嫌なまま講義室へ入り、いつも通りシアリーナへ挨拶するため元気に手をあげる。


「お……ぉ?」


 しかし、視線の先にいるシアリーナの重苦しい気配に声を詰まらせ、笑顔で手を上げたまま停止する。シアリーナはいつも通り俯いているのだが、観察を続けたティアには昨日までとは真逆であると分かる。


 その姿、まさしく『どんよりどよどよどうしましょう』であった。


 ティアは笑みを固まらせたままシアリーナの後ろに居るフィリに視線を向け、何があったのでしょうという意味を込めて首をこてんと傾げる。その様子にフィリは力なく微笑むと、レネ謹製の講義資料とシアリーナを交互に指差した。


(……ああ、ぬか喜びだったんだ)


 ティアはシアリーナがレネに思うところがあることは知っていて、魔法薬作りの見学もしていたので上機嫌の理由も何となく察していた。心の師匠であるレネが負けたのは残念に思ったが、レネのほうは特に変化が無かったため不思議に思っていたのだ。


 そしてこの急転直下である。フィリから与えられた情報は僅かだったが、初回と二回目はしっかり見ていたため、三回目もレネは負けたと思っておらず、シアリーナもようやくその理由に気が付いたのだろうと推測できた。


 そのため『さすが師匠』と喜ぶ心と、『難易度が上がったよぅ……』と嘆く心が同居したティアの表情は、泣き笑いに似て非なる、実に珍妙なものとなった。


 それでも毎日続けると決めているので己の心を奮い立たせ、左右の手足を同時に動かしてシアリーナのところへ向かい、意を決して元気に声をかけた。


「おたのもう!」


「……おはよう」


 ちなみにティアが考えていた挨拶は『おはよう。どうしたの、元気ないね』である。


 間違えたティアはその場で固まり、背中には大量の汗が噴き出している。一方シアリーナはいつものことなので気にせずに挨拶を返し、いつもより暗めの目で見つめた。


 シアリーナの気配に息を潜めていた他の者達は固唾を呑んで成り行きを見守っているため、講義室には一瞬で重苦しい静寂が満ち溢れることになった。


 その物理的な圧力すら感じそうな重圧に、もはやティアの心は破裂寸前であった。


「魔法具は便利だよね!」


 そして大失敗をして頭が混乱したティアは、とにかく頭に浮かんだことを叫び、真っ赤になりながら外へと駆け出していった。その叫びを全員が目を点にしながら聞き、シアリーナ以外は何も無かったことにしてあげ、やがて普通の状態へ戻っていった。


「……魔法具……、魔法具か。……良し」


 魔法具は得意分野である。騒動の中心にいたシアリーナはティアの奇行を気にすることなく頭に浮かんだことをノートに書き始め、逃げ出したティアは講義が始まる寸前にこそこそと戻り、隅の席にて小さくなっていたのだった。






 昼。図書館の仕事を終えて食堂に来たレネと杜人は、偶然出会ったエルセリアとセリエナと共に食事をとっていた。最近は講師教練があるので忙しく、なかなか遊ぶこともできないのでこういう時間はとても貴重なものである。


 その中で、エルセリアは笑顔で黒姫霊薬を取り出してレネに見せる。


「そういえば、これ欲しがっている人が結構いたよ。学院の購買にも卸したら?」


「そうなの? それじゃあ頼んでみようかな」


 今のところ販売はすべてリュトナにお任せしているが頼めば営業してくれるかもしれないと思い、レネはそれなりに乗り気になる。しかし、テーブルに座っている杜人はその提案に首を横に振った。


『それはまだやめたほうが良い。想像してほしい。それを手にした学院生をレネが見かける。当然レネは買ってくれてありがとうと微笑むだろう。……その結果、いつも売り切れになると断言しよう』


「最近見せつけたばかりですからね……」


 学院でのレネの評判は未だに恐怖の裏番長である。そしてつい最近、生意気な初級魔法使いを一方的にいたぶったとの噂が追加されていた。そのため杜人は大惨事になると予想し、セリエナも同意して頷く。


「……ごめん。やっぱりやめたほうが良いね」


「ぐすん。誤解なのにぃ……」


 誤解ではあるが、結果として一方的になったのは事実であり、わざとだと思わせたのはレネである。かといって否定するわけにはいかないため、レネとしては下火になるまでおとなしくするしか方法はないのである。


 嘆くレネをエルセリアがよしよしと慰め、杜人とセリエナは困ったものだと笑いあう。シャンティナは会話に加わるわけではないが、リボンは楽しげに揺れていた。


「色々大変だとは思いますが、力が必要なときは遠慮なく言ってくださいね」


「そうだね。いつでも良いからね」


「ううっ……ありがとう」


 良い感じに会話が終わり、杜人も良きかな良きかなと頷いてから立ち上がると楽しげに回転した。


『ま、レネもかなり良い感じだから大丈夫だろう。だが、もし騒ぎが大きくなって手の届かないことが起きるようならよろしく頼む』


「それもそうですね。それは安心してください」


「えへへへ」


 杜人に褒められたレネは少しだけ頬を赤らめて嬉しそうに微笑む。セリエナは会話の意味を理解しているので、何も言わずに視線をそらした。


 今現在のシアリーナの身分は伯爵家令嬢である。上位の貴族は裏側をそれなりに知っているので見て見ぬふりをするし、下に連なる貴族もそれに習って追随するが、知らずに義憤に駆られる貴族が居ないとも限らない。今のところはまだ何もないが、これからもないとは言えないのである。


 要するに、杜人は『空気を読まない貴族が居たらこっそり対処して欲しい』と頼み、エルセリアが了承したのである。もちろんその場合はエルセリアが容赦などするはずもない。実行されれば恐ろしいことになるであろう要請なのだ。


 こうして杜人は地道にレネの行く道を事前に整え、困難が少しでも低減するようにしているのである。ただでさえも辛い方法を選択しているのだから、これ以上変なことで負荷をかけるわけには行かないのだ。


 こうして見えない援護を受けながら、レネは先へと進んでいくのであった。





 数日が経ち、それなりに気力が甦ったシアリーナは今まで以上に気合いを入れ、講義後のレネの前に立った。最初会ったときは何とも思わなかった。二度目は気力に満ちていた。三度目は反発心があった。そして四度目となる今回、シアリーナは小柄なレネがとても大きく見えていた。心で言い聞かせなければ、思わず後ずさりしそうである。


 対するレネも微笑みを浮かべていたものの、シアリーナから発せられる威圧に冷や汗を掻いていた。ひとりで相対していれば、言葉を紡ぐことができたか怪しいくらいの強さである。レネも威圧すれば対抗できるが、余裕をみせなければならないため耐えるしかない。


 そんな中で杜人はシアリーナに近づいて大げさな仕草で観察を行い、腕組みをして大きく頷く。


『ふむ、足が微妙に揃っていない。それとつま先が相手に正対していないな。対抗心がなくなったわけではないが、無意識は逃げ出したいのかもしれないな』


 もちろん杜人の診断はそれっぽく聞こえるように言っているだけだ。そしてレネが呑まれないようにと普段と変わらない平気な顔で飛び回っている。実際は杜人も冷や汗を掻いているのだが、男は黙ってやせ我慢なのである。


 ちなみにレネの講義は分かりやすいという口コミが広まり、少しずつではあるが人数が増えている。その者達は不穏な気配が発せられた時点で逃げたので、今いる部外者はティアだけである。


「レネ先生は、魔法具用の術式もお作りになっていると聞きました」


「ええ、それなりには」


『そういえば魔導書を作ったことがあるんだったな』


 会話が始まったことで威圧が弱まり、レネはほっとしながら身体の力を抜く。僅かな変化だったが注目していたシアリーナは敏感に感じ取り、相手にされていないと認識して拳を握った。


「……この間の試験販売は大変勉強になりました。それで、今度は条件を変えて行いたいのですがどうでしょうか」


 そう言ってシアリーナはレネに詳細が書かれた書類を渡した。レネも静かに受け取って素早く目を通す。


「……材料と大品目を固定、内容は他者が決めて術式を作成する、ですか」


「はい。本体は職人さんに作って頂いて、こちらは用途に合う術式を考えます。将来こういったこともあるのではないかと思いまして、できるならば体験してみたいのです」


『なるほど。魔法薬のことを意識しているんだな。できるだけ同条件にして、勝利が揺るがないようにしたいということか。ま、何にしても断れないから、またリュトナさんにでも頼もうか』


 まだ勝てると思っているのか、矜持を保つために勝たなければならないと思っているのかまでは分からないが、魔法薬勝負の結果が予想通りに推移したからこその選択とは分かる。


「そうなりますと、またダイル商会に頼むことになりますがよろしいですか?」


「はい。大丈夫です」


『やはり強いな……。レネ、今回は負けられないぞ』


 俯かずに顔を上げているシアリーナを見て、今回は勝たなければならないと杜人は肌で理解した。そんな中でレネはシアリーナの瞳の奥にある悲壮感を感じ取り心が痛んだが、すべてを飲みこんで微笑み続けたのだった。





 そしてそのままダイル商会に来た一行は、リュトナに時間を取ってもらい説明を行った。何故かティアも居るのだが、誰も気にしていない。ちなみにティアは流れに身を任せていたらここに居たのである。そのため場違い感に身体を小さくして、出されたお茶をちびちびと飲んでいた。


 そして説明を聞き終えたリュトナは、珍しく困った表情をみせる。


「これは選ぶのが難しいです。あまり知らないとは思うのですが、商品として流通する前に没になったものや、世に出ても売れずに消えていった商品は山ほどあります。確かに新たな需要が生まれるのは喜ばしいことなのですが……」


 要するに、それなりに今まで考えて来ているので、そう簡単には思いつかないということである。需要を気にしなければ何とかなるが、売れる見込みのない商品を開発してもらうのは商人としての矜持が許さないのである。


 黒姫霊薬では単に材料のひとつとして実験し使えることが分かっただけで、使うと決めて商品を考えたわけではないのだ。


 レネとシアリーナもそれもそうだと納得し、双方素人丸出しだった考えに赤面している。杜人も指摘されて気が付いたため、威圧で思考が鈍くなっていたことをようやく自覚した。そのため柔軟体操をゆっくりと行ってから、代替案を考える。


『少し条件を緩和しよう。要望があっても実現できていない用途から選んでもらい、原価予算枠を決めて材料を選定する。そこからは自由ということではどうだろう』


 これなら最初から一定の需要は見込めるので予算も考えやすい。それをレネがシアリーナに確認し、了承を得てからリュトナに伝える。


「困りました。今度はたくさんあり過ぎて迷ってしまいます。……そうですね、それでは用途は『個人携帯の物入れ』としましょう。多くある要望として、荷物をたくさん運びたいというものがあります。内部空間を拡張する魔法具は存在しますが、消費魔力が大きすぎて使いにくく、需要はあっても売れにくい商品なのです。ですから、手軽に使えるようになったというだけでも確実に売れます」


『さすがだ。簡単に無茶を言ってくれる。レネ、先に返事をするなよ』


 一転してリュトナは嬉しそうに微笑むと、需要と実現性と利益を計算し、一番良いものを選んだ。手軽に使えるようになっただけとは言うが、できていないから売れないのである。そのため杜人はその商魂に苦笑していた。


「私は構いません」


「私も良いです」


 シアリーナはレネをちらりと見てから先に答え、レネも微笑みながら同意する。


 ほんの少しだけの効果だが、先に選ばせることによって勝負後の逃げ道を塞げるのである。これでレネが提案した条件だからという言い訳は使えなくなった。


「それでは、材料は天虎の毛皮としましょう。高価な材料ですが、きちんと加工を行えば真銀より丈夫でありながらしなやかな物入れが作れます。もちろん魔法具の素材としては一級品ですので心配いりません。探索者は結構乱暴に扱うので、安物で作るとすぐ穴が開いて大変なことになってしまいますから。それに天虎の毛皮で作られた製品は、一流の証のようなものなのです」


『なるほど、買う側は金持ちだから良いものなら売れるということか。その代わり、変なものなら見向きもされない。……恐ろしい、恐ろしすぎるぞ』


 一流の証であるがゆえに、興味本位で買う者は少ない。いかに需要に合ったものを作ったかが如実に現れるのである。失敗したら、それなりに持っている誇りがずたぼろになるのは確実であった。


 シアリーナはそうなのか程度で聞いているが、杜人の解説を聞いたレネはちょっぴり涙目で『リュトナさん酷い』と視線を送っている。しかし、リュトナは頑張ってくださいと言いたげに微笑みを返しただけだった。


 そのためレネは、仕方がないと小さくため息をついてから覚悟を決めた。


「それでは今度狩ってきます。その中から同じようなものを選んでください。必要経費はそこからお願いします」


 天虎が出てくるのは第五十階層からである。今のレネはちょうど帰らずの闇森を突破していたため、自ら材料を調達できる。用意されたものを使うとせっかく貯めた貯金が飛んでいってしまうのだ。


 この会話で、今回は多額の持ち出しが発生することに気が付いたシアリーナは、頼んだのは自分だから費用は出すと言おうとしたが、その前にレネが視線を向けて発言を止めた。


「いつもの狩りのついでですから大丈夫ですよ。ですから気にしないでください」


「……はい」


『貸しを押し付けるとはなかなかやるではないか。練習の成果が出たな』


 杜人は小さく拍手をしてレネを褒め、レネもほんの少しだけ嬉しげに口の端をあげる。


 シアリーナのような真面目な人には、無償の貸しが効果的なのである。返さなくても良いと分かっていても、どうしても気にしてしまうのだ。ダイルがレネによく使う手と同じである。


 今回の場合は提案者であるシアリーナが気が付かなかったことを全部レネが補完したように感じるので、対立する者としての矜持に打ち込まれる楔となる。ついでに簡単に狩ってこれるだけの実力があることも示せるので、一石二鳥な方法なのだ。


「確認いたします。手順としまして、材料は私が選定したものを使用し、一品分の予算内でお二人から指定された物入れを作成いたします。試作に関してはレネ様から提供された材料を資金にあてますので予算には含まれません。純粋に売り物として比較するため、売り値は原価から同率としましょう。他の材料と組み合わせるのは構いませんが、あくまでも天虎の毛皮を主体としたものでなければ駄目です。よろしいですね?」


 リュトナの問いかけにレネとシアリーナはそのまま頷き、大枠がようやくまとまった。そのためリュトナは最後の確認に移った。


「開発期間はどの程度見込みましょう。通常、最低でも半年はみておくのですが」


『相手に合わせよう』


 短くして力を見せつける方法もあるが、今回は油断すると大失敗する可能性が高い。かといってレネ側から長期間の提案を行うとシアリーナを調子付かせてしまう。


 そのため杜人は即座に判断を下し、レネは答えることなく出されていたお茶を飲んで時間を稼いだ。


「……一月でどうでしょうか」


「では、そうしましょう」


 考えるそぶりも見せないレネに痺れを切らしたシアリーナのほうから提案がなされたため、レネは余裕の表情で簡単に同意する。傍目では期限がいくらでも関係ないというように見えたが、内心では一月でまとまるのかとシアリーナの能力に驚いていた。


『短いが、仕方がない。今回は試作品を外注しないと駄目だから急がないとな』


 術式はともかく需要が合うものを作らなければならないため、それを決めて実現できるか試作を繰り返すのにも時間はかかる。特に今回は試作品も外部委託しなければならないので、いつもより検証する時間がかかるのである。


 勝たなければならないが、シアリーナの努力で追いつけないことを行って勝利しても、レネの心にしこりが残って覚悟が弱まってしまう。だからレネも条件を同じにしないと、心を折りに行けなくなるのだ。


 こうして条件が決まったところでシアリーナとティアは帰っていき、残ったレネは笑顔で見送ってからテーブルに突っ伏した。


「ただでさえ大変なのに……。リュトナさん酷い」


「うふふ。商人ですから」


『なんと説得力のある言葉だ』


 さめざめと泣くレネにリュトナは実に良い笑顔を見せる。杜人もその返答には苦笑するしかなかった。頼ったのはレネ達のほうであり、リュトナは無償奉仕しているわけではないのだ。


 商人は無償では動かない。無償に見えてもどこかで利益を生み出しているのである。こうしてリュトナによって難易度を上げられて、勝負は開始されたのだった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ